2010年8月25日水曜日

12年秋 名古屋vsジャイアンツ 2回戦

9月8日 (水) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 2 0 2 0 1 0 0   6 名古屋            2勝4敗1分  0.333 森井茂 田中実 木下博喜
0 0 0 0 5 0 1 6 X 12 ジャイアンツ    4勝3敗       0.571 澤村栄治 青柴憲一


勝利投手 青柴憲一 2勝0敗
敗戦投手 木下博喜 1勝2敗


二塁打 (名)遠藤、石田
三塁打 (名)大沢、石田
本塁打 (ジ)中島 1号


ジャイアンツ、終盤に大逆転


 名古屋は初回、澤村栄治の立ち上がりを攻めてトップの石丸藤吉が左前打を放ちレフト伊藤健太郎のエラーで二塁に進む。石田政良の送りバントが内野安打となり送球エラーも重なり無死二三塁、桝嘉一三振、大沢清四球後、遠藤忠二郎の中犠飛で1点を先制する。
 名古屋は3回、先頭の石丸が内野安打で出塁、石田が送って大沢清の右中間三塁打で2-0、遠藤が左中間二塁打で続き3-0とする。更に5回、一死後石田が左中間に三塁打、桝のスクイズを澤村が一塁に大悪投して桝は三塁へ、大沢清の右犠飛で5-0とする。ジャイアンツ6回から澤村に代えて青柴憲一をリリーフに送る。名古屋が得点した1、3、5回はいずれも打順はトップの石丸からと言う巡り合わせ。

 ジャイアンツは5回裏、この回先頭の澤村に代わる代打津田四郎主将が三失で二塁に進み、前川八郎左前打で無死一三塁、白石敏男の中前タイムリーで1-5。筒井修が四球を選び一満塁。ここでピッチャーは先発森井茂から田中実に交代、水原茂押出し四球、中島晴康の中前打で二者が還り3-5。更に伊藤は四球で続き、山本栄一郎の三ゴロの隙に還って4-5、永澤の右犠飛で水原が還り5-5の同点。

 名古屋は7回、石田の二塁打などで1点をあげるとジャイアンツはその裏、中島治康が左中間スタンドに同点ホームランを放つ。

 ジャイアンツは8回、前川四球、筒井左前打、ワイルドピッチ、水原左前打、中島四球、伊藤左前打、平山菊治左前打、永澤押出し四球、青柴左前打等で6点をあげて試合を決める。好リリーフの青柴憲一が今季2勝目をあげる。

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