2022年5月28日土曜日

21年 中部日本vs巨人 12回戦

10月11日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 2 0 3 中部 33勝54敗3分 0.379 松尾幸造 
0 0 2 0 0 0 3 0 X 5 巨人 52勝32敗2分 0.619 中尾輝三

勝利投手 中尾輝三 10勝7敗 
敗戦投手 松尾幸造 3勝14敗

二塁打 (中)小鶴 (巨)中尾、多田

勝利打点(巨)呉新亨 2


山田潔の好走塁で巨人快勝

 後楽園の第2試合は松尾幸造と中尾輝三の左腕剛球荒れ球と似た者同士の先発で午後3時30分、桝球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は3回裏、先頭の中尾が左中間に二塁打、山田潔は四球を選んで無死一二塁、トップに返り呉新亨が左前にタイムリーを放ち1点を先制、山川喜作の左飛で二走山田がタッチアップから三塁を陥れる好走塁を見せて一死一三塁、黒沢俊夫の遊ゴロ併殺崩れの間に三走山田が還って2-0とする。

 6回まで2安打の中部は7回表、先頭の小鶴誠が三遊間に内野安打、ショート山田の一塁悪送球が加わり小鶴は二進、更にワイルドピッチで三進、一死後加藤正二の右犠飛で1点返して1-2とする。

 巨人は7回裏、先頭の内堀保が2球ファウルで粘って四球、中尾の三前バントが内野安打、山田の三前バントも内野安打となって無死満塁、トップに返り呉新亨のレフト線2点タイムリーで4-1、バックホームの間に山田は三塁を陥れ、打者走者の呉は二塁を狙うが「7-2-5-4」と転送されてタッチアウト、一死三塁から山川の遊飛で三走山田がタッチアップからホームインする好走塁を見せて5-1と突き放す。

 公認野球規則9.08によると、「犠牲フライ」は「外野手もしくは外野まで回り込んだ内野手がこれを捕球後、走者が本塁に達した場合」に記録される。山川の遊飛をショート杉浦清監督がどの位置で捕球したかは定かではない。外野まで回り込んでの捕球であれば「遊犠飛」が記録されるが、外野まで達しておらず体勢が悪かったのを見て山田がホームに走ったのであれば「犠飛」ではなく単なる「遊飛」が記録される。

 2021年11月10日、CSファイナルステージのヤクルトvs巨人戦で、一死一三塁の三塁走者であったヤクルトの塩見は、村上が遊飛を打ち上げた際に、捕球したショート坂本の体勢が悪いと見てタッチアップからスタートしてホームインした。この時の坂本は「外野の方まで回り込んだ」と判断されなかったため、村上には「犠飛」ではなく「遊飛」が記録されたのである。

  中部は8回表、一死後岩本章が四球で出塁、金山次郎も四球を選んで一死一二塁、古川清蔵の右前タイムリーで2-5、金山は三塁に進み、送球の際に打者走者の古川も二塁を陥れて一死二三塁、二走古川のリードが大きくキャッチャー内堀は二塁に送球、これを見て三走金山がホームを狙うがショート山田からの返球にタッチアウト、この間に古川は三塁に進み盗塁が記録された。重盗失敗の片割れには盗塁は記録されないが、古川の三塁進塁は単独の盗塁と判断されたのである。送球の間の進塁ではないかとの疑念も残るが、スコアカードに残された記録は「盗塁」である。二死三塁となって小鶴がライト線にタイムリー二塁打を放ち3-5とするが反撃もここまで。

 中尾輝三は7安打3四球5三振の完投で10勝目をマークする。

 この日の巨人は千葉茂と中島治康が欠場。オーダーは一番から呉新亨-山川喜作-黒沢俊夫-川上哲治-多田文久三-古家武夫-内堀保-中尾輝三-山田潔。ライトに多田が入り、セカンドは古家であった。この珍しいオーダーは巨人球団史上この日だけのものである。

 山田潔は3回と7回に実況のとおり好走塁を見せ、5回には二盗を決めた。山田の好走塁がこの試合のハイライトであった。

野球週報2022 ㉑

5月21日(土) 世田谷総合公園球場で春季リーグ第3戦、千代田ドリームスとの対戦、一番レフトで出場。第1打席はスライダーにタイミングを外されかけたが左前にライナーのヒットから二盗。第2打席はセンターを意識してワンバウンドでピッチャーの頭上を越えるゴロ、このコースはヒットになるので全力疾走して内野安打から二盗、二番が上手く右に転がして三進、三番のタイムリーで得点。第3打席は四球から二盗、二番のタイムリーで得点。第4打席は二死一二塁から中前に低いライナーのタイムリー、練習通りの会心の一打でした。3打数3安打3盗塁2得点1打点1四球。試合は9対3で快勝。今季公式戦は3試合で11打数8安打8盗塁です。

5月22日(日) 休養日。

5月23日(月) 出勤日。帰宅後ミズノの木製バット750gで50本素振り。

5月24日(火) 出勤日。

5月25日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。第2エースと対決したシートバッティングではレフトに鋭いライナーを連発。

5月26日(木) 出勤日。

5月27日(金) 出勤日。

 

2022年5月22日日曜日

21年 グレートリングvsセネタース 13回戦

10月11日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 1 2 0 0 0 0 0 6 グ軍 60勝31敗2分 0.659 別所昭
5 0 0 0 0 0 0 0 0 5 セ軍 40勝50敗 0.444 一言多十 黒尾重明

勝利投手 別所昭   17勝9敗 
敗戦投手 黒尾重明 9勝14敗

二塁打 (グ)田川、安井2 (セ)鈴木、熊耳

勝利打点 なし

猛打賞 (グ)安井亀和 9


グ軍、上位打線の活躍で首位固め

 第25節2日目、西宮で予定されていた2試合は雨天中止。後楽園の第1試合は別所昭と一言多十の先発で午後1時8分、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 グ軍は初回、先頭の安井亀和が左前打で出塁、河西俊雄はストレートの四球で無死一二塁、田川豊が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち2-0、山本一人監督がレフト線にタイムリーで続き3点を先制する。

 セ軍は1回裏、先頭の鈴木清一が四球で出塁、長持栄吉の右前打は当りが良すぎてライト田川からの一塁送球にライトゴロかと思われたがファースト堀井数男が落球、タイミングがアウトだったためヒットは記録されず、飯島滋弥は四球を選んで無死満塁、大下弘が中前に2点タイムリーを放ち2-3、無死一二塁から熊耳武彦の投前送りバントを別所が三塁に送球するがセーフ、野選が記録されて再度無死満塁、一言が右前に同点タイムリーを放ち3-3、清水喜一郎の三ゴロで三走大下は本封、一死満塁から根津弘司が右前に勝越しの2点タイムリーを放ち5-3と逆転に成功する。

 グ軍は3回表、先頭の河西が四球で出塁、田川のライト線ヒットで河西は三進、打者走者の田川は二塁を狙うがライト長持からの送球にタッチアウト、セ軍はここで先発の一言から黒尾重明にスイッチ、山本の三遊間タイムリーで1点返して4-5とする。

 グ軍は4回表、二死後安井が右中間に二塁打、河西の三遊間ヒットで二死一三塁、河西が二盗を決め、田川が四球を選んで二死満塁、山本の当りは遊ゴロで万事休すと思われたが、ショート鈴木からの二塁送球をベースカバーに入ったセカンド清水が落球する間に二者生還して6-5と逆転する。

 別所昭は7安打7四球と乱調であったが2回以降セ軍を無得点に抑え込み17勝目をマークする。 

 セ軍は珍しい「スミ五」を守り切れず悔しい敗戦となった。

 セ軍にとっては手痛い清水のタイムリーエラーであった。

 実況のとおりグ軍自慢の一番から三番の上位打線が活躍。トップ安井は2得点、二番河西は3得点、三番田川は1得点と、ホームを踏んだのはこの3人だけであった。

野球週報2022 ⑳

5月14日(土) マスコット代わりに使っている950gのジュン・イシイで素振り50本、愛用のビヨンドマックスレガシー730gで50本。素振りは手首によくないので基本的にはやりませんが、久しぶりに振り込みました。

5月15日(日) 公式戦足立区長杯は天候不順のため中止。ということで、ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素のフルコース。

5月16日(月) 出勤日。

5月17日(火) 出勤日。

5月18日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。エースと対決したシートバッティングではレフト頭上をライナーで超える会心の一撃。

5月19日(木) 出勤日。

5月20日(金) 出勤日。 


2022年5月18日水曜日

21年 巨人vsセネタース 12回戦

10月10日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 2 1 0 0 0 0 4 巨人 51勝32敗2分 0.614 近藤貞雄 
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 セ軍 40勝49敗 0.449 白木義一郎

勝利投手 近藤貞雄     19勝11敗 
敗戦投手 白木義一郎 24勝17敗

二塁打 (セ)飯島
三塁打 (巨)山田、山川
本塁打 (巨)黒沢俊夫 2号 (セ)熊耳武彦

勝利打点 (巨)中島治康 4


近藤貞雄、完投で19勝目

 後楽園の第2試合は近藤貞雄と白木義一郎の先発で午後3時5分、桝球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は好調千葉茂が欠場してセカンドにはプロ入り初出場となる立命館大出身の古家武夫が入る。

 セ軍は初回、一死後一言多十が右前打、飯島滋弥はストレートの四球で一死一二塁、しかし期待の大下は一ゴロ、二死二三塁とするが白木は遊飛に倒れて無得点。

 セ軍は2回裏、一死後長持栄吉が左前打で出塁、しかし根津弘司の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。古家はプロ入り初プレーを無難にこなした。

 この試合は一塁塁審池田豊、三塁塁審島秀之介でスタートしたが、池田にアクシデントがあり、3回から島が一塁塁審に回り、三塁塁審は沢東洋男に交代した。

 巨人は3回表、先頭の近藤の当りは遊ゴロ、これをショート鈴木清一がエラー、山田潔はセカンドライナーに倒れ、トップに返り呉新亨は二ゴロ、これもセカンド大沢喜好がエラーして一死一二塁、山川喜作は三振に倒れるが、欠場した千葉に代わって三番に入った中島治康が中前に先制タイムリーを放ち1-0とする。

 巨人は4回表、先頭の黒沢俊夫がライトスタンドに第3号ホームランを叩き込んで2-0、一死後古家が中前にプロ入り初ヒット、近藤の投ゴロでランナーが入れ替わり、山田の右越えタイムリー三塁打で3-0とリードを広げる。

 巨人は5回表、先頭の山川が中越えに三塁打、中島の右犠飛で4-0とする。

 セ軍は5回裏、先頭の熊耳武彦がレフトスタンドにホームランを叩き込んで1点を返す。
 近藤、白木共に速球にスピードはないが投球間隔はスピーディで締まった試合となった。
 近藤貞雄は6安打2四球無三振で完投、19勝目をあげる。

 この日の後楽園は2試合で4本塁打。これで今季合計173本となり、約1割は18本の大下が打っている。その大下は9月22日以来本塁打が出ていないが、時代は明らかに本塁打時代に突入した。

 翌日の「日刊スポーツ」一面トップは当然「安井の満塁本塁打」である。

2022年5月15日日曜日

21年 パシフィックvsゴールドスター 12回戦

10月10日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 パ軍 36勝52敗3分 0.409 真田重蔵 
1 0 0 1 0 0 0 0 X 2 ゴ軍 38勝51敗1分 0.427 江田孝 

勝利投手 江田孝       6勝12敗 
敗戦投手 真田重蔵 21勝20敗

勝利打点(ゴ)西沢道夫 5

猛打賞 (ゴ)坪内道則 9


江田孝、2試合連続完封

 本日の西宮は1試合制の上に下位チーム同士のパ軍vsゴ軍戦ということで観客は975人。木曜とはいえ後楽園は9,006人なので不入り甚だしい。このカードがそこまで不人気かというと、実情はちょっと違う。

 開幕前の予想では、復員者を揃え接収されなかった西宮球場で練習を積んできた阪急が優勝候補と言われていたが、ここにきて復員者も増えてきて、各球団の力差はなくなってきた。各チームの直近10試合の成績は

グ軍 6勝3敗1分
ゴ軍 6勝4敗
セ軍 6勝4敗
パ軍 5勝4敗1分
巨人 5勝5敗
中部 4勝5敗1分
阪急 4勝5敗1分
タ軍 4勝6敗

であり、首位グ軍は相変わらず調子がいいが、上位は下位チームが占めており、下位球団に足元を掬われたチームが優勝争いから脱落する状況となっている。実際、タ軍はゴ軍に4連敗したことにより優勝戦線から脱落した。

 ということで、西宮の試合は真田重蔵と江田孝の先発で午後2時5分、今季4度目の関西出張が続く国友球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は初回、一死後酒沢政夫が四球で出塁、坪内道則監督の右前打で一死一三塁、西沢道夫の遊ゴロの間に三走酒沢が還って1点を先制する。

 ゴ軍は4回裏、先頭の坪内が左前打で出塁、西沢も左前打で続き、清原初男も四球を選んで無死満塁、大友一明の中犠飛で2-0とする。

 好調江田孝はこの日も快調なピッチングを見せ、4安打2四球1死球無三振で2試合連続完封、6勝目をマークする。

 ゴ軍はこれで直近11試合を7勝4敗と、全球団で最もチーム状態がいい。西沢と清原の加入が効いている。首位を争うグ軍と巨人も、共にゴ軍戦を3試合ずつ残しているだけに、ゴ軍を最もマークする必要がある。

2022年5月14日土曜日

野球週報2022 ⑲

5月7日(土) 休養日。

5月8日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、スライダー、130㌔、カーブ。

5月9日(月) 出勤日。

5月10日(火) 出勤日。

5月11日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。レフト方向に鋭い当たり連発でした。

5月12日(木) 出勤日。

5月13日(金) 休養日。

 

21年 中部日本vsグレートリング 13回戦

10月10日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 1 1 1 0 0 5 中部 33勝53敗3分 0.384 久野勝美 
0 1 0 1 0 0 4 0 X 6 グ軍 59勝31敗2分 0.656 丸山二三雄

勝利投手 丸山二三雄 23勝13敗 
敗戦投手 久野勝美       2勝5敗

二塁打 (中)杉浦、藤原 (グ)河西
三塁打 (中)金山 (グ)山本
本塁打 (中)金山次郎 2号 (グ)安井亀和 3号

勝利打点(グ)安井亀和 7


釣り銭なし

 第25節初日、後楽園の第1試合は久野勝美と丸山二三男の先発で午後1時5分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は初回、先頭の岩本章が四球で出塁、続く金山次郎の当りはレフトポールを直撃するツーランとなって2点を先制する。

 グ軍は1回裏、先頭の安井亀和が左前打から二盗に成功、しかし河西俊雄のショートライナーに安井は戻れずダブルプレー。

 グ軍は4回裏、先頭の河西が四球で出塁、田川豊の送りバントが捕邪飛となって失敗すると河西が二盗に成功、二死後堀井数男の中前タイムリーで2-2の同点に追い付く。

 中部は5回表、先頭の岩本が左前打から二盗に成功、金山の二ゴロをセカンド安井が一塁に悪送球する間に岩本が還って3-2と勝ち越す。

 中部は6回表、先頭の杉浦清監督が右中間に二塁打、一死後藤原鉄之助がレフト線にタイムリー二塁打を放ち4-2とする。

 グ軍は6回裏、一死後河西が左中間に二塁打、田川は四球、山本一人監督も四球を選んで一死満塁、しかし堀井の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 中部は7回表、一死後金山が左中間に三塁打、古川清蔵の三ゴロの間に三走金山が還って着々と加点、5-2と突き放す。

 グ軍は7回裏、先頭の岡村俊昭が中前打で出塁、一死後丸山は四球、宮崎仁郎も内野安打で一死満塁、ここでトップに返り安井がレフトスタンドに逆転グランドスラムを叩き込んで6-5とする。

 丸山二三男は8安打2四球6三振の完投で23勝目をあげ、白木義一郎に1勝差と迫る。

 「釣り銭なし」は昭和31年3月25日に樋笠一夫が放った代打逆転サヨナラ満塁本塁打で山内以九士が名付けたものですが、安井の逆転満塁弾も「釣り銭なし」の貴重な一打であった。伏線となったのは初回の走塁ミスと5回のタイムリーエラー。安井にとって汚名挽回の起死回生の一発になったのである。

2022年5月6日金曜日

野球週報2022 ⑱

4月30日(土) 春季リーグ第3戦は前日の豪雨のためグラウンドコンディション不良で中止。ということで、ジムでランと有酸素。一時血圧が上がり気味だったのがようやく元の120台に戻ってきました。

5月1日(日) 休養日。

5月2日(月) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、スライダー、130㌔、スライダー、130㌔、スライダーの打込み。二前へのプッシュバントも忘れずに。

5月3日(火) 休養日。

5月4日(水) 本日の天王洲アイルでの品川ビッグスターズの練習は1時から3時までの短縮バージョン。ということで、午前中は秋葉原のバッティングセンターで110㌔、スライダー、130㌔、110㌔。練習ではレフトに鋭いライナーが飛びました。

5月5日(木) ジムでトレーニング。ワイヤーが故障中だったのでインナー以外のフルコース。

5月6日(金) 休養日。

 

2022年5月5日木曜日

21年 グレートリングvs阪急 15回戦

10月6日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 2 0 0 4 2 0 10 グ軍 58勝31敗2分 0.652 丸山二三雄
1 0 0 0 1 0 0 0 5  7  阪急 45勝48敗1分 0.484 野口二郎 鳥居兵治

勝利投手 丸山二三雄 22勝13敗 
敗戦投手 野口二郎    10勝14敗

二塁打 (グ)丸山 (急)青田、今西
三塁打 (急)坂井

勝利打点(グ)河西俊雄 3

猛打賞 (グ)安井亀和 8、田川豊 5、堀井数男 5 (急)青田昇 13、今西錬太郎 1


阪急、最終回の粘りも虚し

 西宮の第2試合は丸山二三男と野口二郎の先発で午後3時15分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 この日の西宮は15,431人の観衆を集めた。後楽園と合わせて4万人が球場に足を運んだのである。経済白書が「もはや戦後ではない」と豪語するのは昭和31年のこととなるが、グラウンドは既に「もはや戦後ではない」。

 大観衆の熱気に押されたのか、積極的な打ち合いとなった。

 グ軍は初回、先頭の安井亀和が左前打から二盗に成功、河西俊雄は左飛に倒れるが、田川豊の右前タイムリーで1点を先制する。

 阪急は1回裏、先頭の山田伝が四球で出塁、坂井豊司の右前打で無死一二塁、青田昇の遊ゴロは「6-4-3」と転送されるが一塁はセーフ、山田の三塁オーバーランを見てファースト山本一人監督が三塁に送球するが悪送球となって山田が生還、1-1の同点とする。

 グ軍は3回表、先頭の安井がライト線に三塁打、河西の中前タイムリーで2-1と勝ち越す。

 グ軍は4回表、先頭の丸山がライト線に二塁打、宮崎仁郎が送って一死三塁、トップに返り安井が四球を選んで一死一三塁、河西の打席でキャッチャー坂田清春からのピッチャー返球が逸れる間に三走丸山が還って3-1、珍しい形のキャッチャー送球エラー、安井は二塁に進み、河西も四球を選んで一死一二塁、ここでダブルスチールを決めて一死二三塁、田川の二ゴロの間に三走安井が還って4-1とする。

 グ軍らしいがめつい点の取り方を見せた。

 グ軍は5回表、先頭の堀井数男が中前打、阪急ベンチはここで先発の野口二郎をライトに回し、リリーフに鳥居兵治が登板、岡村俊昭の三前送りバントをファースト森田定雄が落球、犠打とエラーが記録されて無死一二塁、筒井敬三の三ゴロをサード坂井がベースを踏んで一塁に送球、「5C-3」のゲッツーで二死二塁、丸山は三振に倒れて無得点。

 阪急は5回裏、先頭の青田が内野安打で出塁、一死後森田が左前打、上田藤夫の左前タイムリーで2-4と追い上げる。

 グ軍は7回表、先頭の田川が右前打、山本一も左前打、堀井の中前タイムリーで5-2、山本は三塁に進み、岡村は一邪飛に倒れるが、堀井が二盗を決めて一死二三塁、筒井が中前に2点タイムリーを放ち7-2、更に丸山が左前打、宮崎は一飛に倒れるが、トップに返り安井が右前タイムリー、この回6本の単打を集めて4点をあげ8-2と大きくリードする。

 グ軍は8回表、先頭の田川が右前打で出塁、山本は左飛に倒れるが、堀井の左前打で田川は三進、送球の間に打者走者の堀井も二塁に進んで一死二三塁、岡村の中前2点タイムリーで10-2と突き放す。

 グ軍の圧勝かと思われた最終回阪急の攻撃、先頭の坂井が左中間に三塁打、青田の一ゴロの間に坂井が生還してまず1点、野口二郎が5打席目で左前に初ヒットを放って21試合連続安打、森田はツーストライクナッシングから粘って四球を選び、上田も四球で一死満塁、日比野武は浅い右飛に倒れて二死満塁、鳥居の左前タイムリーで2点目、九番セカンド今西錬太郎が右中間に走者一掃の二塁打を放ち3点追加、この回5点を返す粘りを見せたが、最後は山田が一ゴロに倒れてゲームセット。

 丸山二三男は最終回に打ち込まれたが、14安打5四球1三振で完投、22勝目をマークする。

 グ軍は18安打でこのカード最終戦となった両軍32安打の打ち合いを制した。阪急最終回の粘りに15,431人の観衆も満足したのではないか。

2022年5月4日水曜日

21年 タイガースvs巨人 14回戦

10月6日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 1 1 1 0 0 4 タ軍 52勝38敗 0.578 若林忠志 
0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 巨人 50勝32敗2分 0.610 藤本英雄

勝利投手 若林忠志   1勝2敗 
敗戦投手 藤本英雄 14勝5敗

二塁打 (タ)宮崎、金田 (巨)千葉
本塁打 (タ)金田正泰 1号

勝利打点(タ)金田正泰 7

猛打賞 (巨)千葉茂 6


若林、戦後初勝利

 後楽園の第2試合は25,132人の大観衆が見守る中、若林忠志と藤本英雄の先発で午後3時丁度、島球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、一死後金田正泰が珍しくライトスタンドにホームランを打ち込んで1点を先制する。

 巨人は2回表、先頭の黒沢俊夫がストレートの四球で出塁、しかし中島治康は初球に手を出して右飛、多田文久三も初球を右飛、藤本は四球を選んで二死一二塁とするが、山田潔は投ゴロに倒れて無得点。

 タ軍は5回表、先頭の長谷川善三が四球を選んで出塁、トップに返り呉昌征の三塁線バントが内野安打、この間に長谷川が三塁を陥れる好走塁を見せて一三塁、金田の左犠飛で2-0とする。

 タ軍は6回表、一死後土井垣が中前打で出塁、宮崎剛のレフト線二塁打で一死二三塁、山口政信の三ゴロの間に三走土井垣が還って3-0とする。

 巨人は6回裏、一死後千葉が中前打で出塁、川上のライト線ヒットで一三塁、黒沢のライト線タイムリーで1-3、一走川上は三塁に走り、ライト山口からの送球の間に打者走者の黒沢は二塁に進んで一死二三塁、しかし中島は初球を打って投ゴロ、三走川上は動けず二死二三塁、多田に対して若林はくさい所を突くもストレートの四球で二死満塁、藤本は左飛に倒れて追加点はならず。

 巨人はここで一気に畳みかけたかったところ。ここが勝負の分かれ目となった。

 タ軍は7回表、先頭の長谷川が中前打で出塁すると二盗に成功、一死後金田がレフト線にタイムリー二塁打を放ち4-1と突き放す。

 巨人は7回裏、一死後呉新亨の二ゴロをセカンド宮崎が大きく弾いて呉は二塁に進み、山川の右前タイムリーで2-4とする。続く千葉の右前打で一死一二塁、タ軍ベンチはここでライトを山口から富樫淳に交代して若林に一息入れさせ、川上は左飛、黒沢が四球を選んで二死満塁、しかし中島はワンボールからの2球目を打って右飛に倒れこの回1点止まり。

 若林忠志は7安打5四球3三振で完投、戦後復帰後初勝利を飾る。

 巨人は後手後手に回ってタ軍に追い付けず。チャンスで悉く凡退した中島治康の不振が痛かった。

 積極的に打っていくこと自体は否定されるべきことではなく、むしろその姿勢が評価されるのであるが、時と場合による。若林は急遽の復帰による練習不足からコントロールがイマイチであることから、この試合に限ってはじっくりと攻めるべきであったと考えられる。中島の第1打席は黒沢がストレートの四球で歩いた直後の初球を打ち上げて右飛であった。四球の後の初球はストライクを取りに来るので狙っていくことが鉄則ではあるが、現在の若林のコントロールであればここは寧ろ見ていく場面であった。第3打席は2点差に追い上げてなお一死二三塁の場面で、ここも初球に手を出して投ゴロと反撃ムードに水を差した。中島の早打ちが若林を助けたのである。

 現在首位打者の金田正泰が今季第1号ホームランを放った。この日の金田は5打数2安打、二塁打1本、本塁打1本で、凡退した3打席は左飛、左飛、右飛であった。得意の単打と三塁打を残しただけだったので、珍しく本塁打を打ったこの日は史上初のサイクルヒットのチャンスを逃したと言える。

 巨人では千葉茂が孤軍奮闘の2試合連続猛打賞。初回のレフト線二塁打は前日から3打席連続二塁打の記録となった。

2022年5月3日火曜日

21年 パシフィックvsセネタース 13回戦

10月6日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 4 2 0 0 1 1 1 11 パ軍 36勝51敗3分 0.414 湯浅芳彰 井筒研一 
0 0 2 1 0 1 0 0 0  4  セ軍 40勝48敗 0.455 黒尾重明 一言多十

勝利投手 井筒研一 12勝17敗 
敗戦投手 黒尾重明   9勝13敗

二塁打 (パ)白石、小島、井筒
三塁打 (パ)森下、辻井

勝利打点(パ)辻井弘 1

猛打賞 (パ)白石敏男(4安打)4、辻井弘(4安打)2


パ軍、18安打で快勝

 西宮の第1試合は湯浅芳彰と黒尾重明の先発で午後1時10分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍は2回表、一死後森下重好が右中間に三塁打、続く辻井弘も右中間にタイムリー三塁打を放ち1点を先制、伊勢川真澄の遊ゴロをショート鈴木清一がエラ-する間に三走辻井が還って2-0とする。

 パ軍は3回表、先頭の白石敏男が左中間にヒット、一死後小島利男の左前打で一二塁、藤井勇の中前タイムリーで3-0、二死後辻井の右前タイムリーで4-0、二死一三塁となって一走辻井がスタート、キャッチャー熊耳武彦の二塁送球はアウトのタイミングであったが悪送球となって三走藤井が生還し5-0、二死二塁から伊勢川真澄の左飛をレフト大下が落球する間に二走辻井が還って6-0とする。セ軍はここで先発の黒尾から一言多十にスイッチ、喜瀬正顕は二ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 熊耳は1回、2回と盗塁を刺していたが3回の悪送球は痛かった。

 大下は9月に7本の本塁打を放ったが、22日以降はヒットは出ているがホームランはゼロ。このところ私生活でも悩み多き日々を送っていることは辺見じゅん著「虹の生涯」に詳しい。この辺りが守備にも影響したか。

 セ軍は3回裏、先頭の根津弘司が三塁に内野安打、大沢喜好の遊ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り鈴木は四球、一言多十は捕邪飛に倒れるが、飯島はストレートの四球で二死満塁、ここで大下が右前に2点タイムリーを放ち2-6と追い上げる。

 パ軍は4回表、一死後白石が左中間に二塁打、木暮力三は四球、小島が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち8-2と突き放す。

 セ軍は4回裏、先頭の長持栄吉がライト線にヒット、宮下義雄が左前打、根津の二ゴロの間に二者進塁、大沢の中前タイムリーで3-8と粘りを見せる。

 パ軍は5回から先発の湯浅に代えて井筒研一をマウンドに送る。

 セ軍は6回裏、一死後宮下が右前打で出塁、根津の一ゴロでランナーが入れ替わり、ワイルドピッチで根津は二進、大沢の中前タイムリーで4-8と追い上げる。

 パ軍は7回表、先頭の藤井が四球で出塁、一死後辻井が右前打、二死後喜瀬が中前にタイムリーを放ち9-4と突き放す。

 パ軍は8回表、一死後松井信勝が四球で出塁、藤井の右前打で一三塁、森下は三振に倒れるが、辻井がこの日3本目のタイムリーを中前に放ち10-4とリードを広げる。

 パ軍は9回表、一死後井筒が左中間に二塁打、トップに返り白石の右前打で一三塁、小暮は三振に倒れるが、松井の左前タイムリーで11-4とする。

 結果からみるとパ軍の圧勝に見えるが、試合展開を見るとセ軍にもチャンスがあったことが分かる。7回、8回、9回と小刻みに加点したのが大きかった。辻井の3本のタイムリーが効いたが、上位下位万遍なく打った結果であった。

2022年5月1日日曜日

21年 中部日本vsゴールドスター 14回戦

10月6日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 0 0 0 1 0 1  0  2 中部 33勝52敗3分 0.388 森井茂 久野勝美 
0 0 0 0 0 2 0 0 1X 3 ゴ軍 37勝51敗1分 0.420 内藤幸三

勝利投手 内藤幸三 18勝21敗 
敗戦投手 久野勝美   2勝4敗

二塁打 (中)杉浦、古川2 (ゴ)大友、辻

勝利打点(ゴ)中村信一 4


内藤幸三、円熟のピッチング

 第24節最終日、後楽園の第1試合は森井茂と内藤幸三の両ベテラン投手の先発で午後1時丁度、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 日曜日のこの日、後楽園は25,132人の観衆を集めて新記録を樹立した。あまりの多さに驚いたのか、翌日の「日刊スポーツ」には「3万5千入場の新記録」の見出しが躍っている。

 中部先発の森井茂はスローボールが冴えてゴ軍打線を4回まで無安打無失点に抑える。

 ゴ軍先発の内藤幸三は高目を突くシュートと低目へのインドロが冴えて5回まで強打の中部打線を1安打無失点に抑える。

 ゴ軍は5回裏、一死後内藤が二遊間にチーム初ヒット、大友一明の右中間への二塁打で一死二三塁、辻功の三ゴロで三走内藤がホームを突くがサード三村からの送球にタッチアウト、小前博文が四球を選んで二死満塁とするが、トップに返り中村信一は遊ゴロに倒れて無得点。

 中部は6回表、一死後金山が右前打で出塁、古川の左中間へのタイムリー二塁打で1点を先制する。

 ゴ軍は6回裏、先頭の酒沢が右前打から二盗に成功、坪内道則監督は四球、西沢の左前タイムリーで1-1の同点、清原の左前タイムリーで2-1と逆転に成功する。

 中部は8回表、一死後岩本が中前打で出塁、二死後岩本が二盗に成功、古川のレフト線タイムリー二塁打で2-2の同点に追い付く。

 中部は6回途中から森井に代わって久野勝美がリリーフ登板。

 ゴ軍は9回裏、先頭の辻が左中間に二塁打、小前の送りバントに久野が尻もちをついて倒れ、犠打とエラーが記録されて無死一三塁、トップに返り中村信一がセンターにサヨナラ犠飛を打ち上げてゴ軍がうっちゃる。

 内藤幸三は6安打1四球3三振の完投で18勝目をマークする。翌日の「日刊スポーツ」は「よく投げた内藤」と大見出しで報じている。昭和11年のプロ野球初年度は剛速球で沢村を上回る奪三振を記録して初代最多奪三振投手となった内藤は、10年経った戦後初年度は技巧派に転じてキャリアで最高の状態にある。

 このところいい所で打っている辻功がこの日も最終回の先頭打者で二塁打を放ってサヨナラのホームを踏み、影の殊勲者となった。

 2万5千の大観衆に燃えた両軍ナインは好守を連発した。スコアカードには、7回は中村信一の三ゴロを三村が好守、坪内の遊ゴロをファースト小鶴が好捕、8回は三村の左飛を早川平一が好捕、9回は杉浦清の三ゴロを清原が好守と書かれている。

2022年4月30日土曜日

21年 タイガースvs中部日本 11回戦

10月5日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 1 0 0 2 0 1 7 タ軍 51勝38敗 0.573 藤村富美男
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 中部 33勝51敗3分 0.393 久野勝美 松尾幸造

藤村富美男 12勝1敗 
久野勝美      2勝3敗

二塁打 (タ)本堂、呉昌征
三塁打 (中)松尾
本塁打 (タ)藤村富美男 4号

勝利打点(タ)本堂保次 8

猛打賞 (タ)呉昌征 7、土井垣武(4安打)8 


藤村富美男、完投で12勝目

 後楽園の第2試合は藤村富美男監督と久野勝美の先発で午後3時3分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、一死後金田の四球と土井垣の中前打で一二塁、キャッチャー藤原の二塁牽制悪送球で一死二三塁のチャンスを作るが、本堂は遊飛、藤村は一ゴロに倒れて無得点。

 中部は初回、こちらも一死後金山、古川の連打で一二塁とするが、小鶴と杉浦清監督が連続三振で無得点。

 タ軍は2回表、一死後宮崎剛が一塁線にバントするとファースト小鶴がエラー、山口政信の中前打で一死一二塁、しかし長谷川善三の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 中部は2回裏、加藤、藤原が連続四球で無死一二塁、しかし久野の一塁線送りバントをファースト渡辺誠太郎が三塁に送球して二走加藤は三封、続く三村の投ゴロも藤村がサード本堂に送球して二走藤原は三封、トップに返り岩本章は三振に倒れて無得点。

 タ軍は3回表、先頭の呉昌征が右前打で出塁、金田の二ゴロで呉は二進、土井垣の三遊間ヒットで一三塁とするが土井垣が盗塁失敗で二死三塁、本堂が右中間に先制のタイムリー二塁打を放ち1-0、続く藤村がレフトスタンドに第4号ツーランを叩き込んで3-0とリードする。

 中部は3回裏、先頭の金山が四球で出塁するが、古川の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 中部は4回から先発の久野に代えて松尾幸造をマウンドに送る。

 タ軍は4回表、先頭の宮崎の当りは三ゴロ、これをサード三村がエラー、一死後長谷川は四球、トップに返り呉の投ゴロを松尾がエラーして一死満塁、金田の一ゴロの間に三走宮崎が還って4-0とする。

 中部は4回裏、一死後加藤が左前打で出塁するが、藤原のセカンドライナーに加藤が戻れずダブルプレー。

 中部は5回裏、先頭の松尾が中越えに三塁打、三村は四球を選んで一三塁、トップに返り岩本の遊ゴロで三村が二封される間に三走松尾が還って1-4とする。

 タ軍は7回表、先頭の呉がレフト線に二塁打、金田の投ゴロを又も松尾がエラー、土井垣の右前タイムリーで5-1、金田は三塁に進み、一死後藤村の左犠飛で6-1と突き放す。

 タ軍は9回表、先頭の呉が左前打で出塁、一死後土井垣の中前打で呉は三進、本堂の遊ゴロの間に呉が還って7-1とする。

 藤村富美男監督は9安打5四球7三振で完投、12勝目をマークする。藤村は投手としても通算34勝をあげるが、シーズン二桁勝利はこの年だけである。

 中部守備陣は5失策。松尾幸造は代わった直後の三村のエラーでリズムに乗れず自らも2失策、鬱憤を晴らすかのように打っては2打数2安打三塁打1本であった。

野球週報2022 ⑰

4月23日(土) 春季リーグ第2戦に一番ライトで出場。相手の三鷹は1部常連の強豪でピッチャーは190cm近い剛球投手。還暦の距離だとえらい近く見えます。第1打席はツーストライクからの3球目をセンター前にクリーンヒットから二盗、しかし後続が倒れて無得点。第2打席は内角低めの難しい球を引っ張って三塁右を鋭く抜くヒットから二盗、無死満塁となって四番がセンター右をライナーで抜く走者一掃三塁打、さらに加点してビッグイニング。第3打席は前の打者が二塁打を放ち無死二塁、ここで練習を続けてきた二前へのプッシュバントを決めて内野安打から3個目の盗塁を決め、この回もビッグイニングに持っていきました。9対2のリードから5点を返されて2点差まで詰め寄られた第3打席は練習を重ねてきた一死一三塁でのエンドラン、一塁に転がして1打点、10対7と突き放して勝負を決めました。5打数3安打2得点1打点3盗塁。バッティングの調子もいいが、練習通りにプッシュバントと走者三塁からのエンドランを決めたのが良かった。試合後は同僚と調布でビール。

4月24日(日) 休養日。

4月25日(月) 出勤日。

4月26日(火) 出勤日。

4月27日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。シートバッティングでは久々に右中間への鋭い当たりが飛びました。

4月28日(木) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、スライダー、130㌔、スライダー。高く構えて叩く昨年の感覚が蘇ってきて右中間への鋭いライナー連発。

4月29日(金) 休養日。

 

2022年4月28日木曜日

21年 セネタースvs阪急 13回戦

10月5日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 0 4 0 0 0 1 7 セ軍 40勝47敗 0.460 白木義一郎
0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 阪急 45勝47敗1分 0.489 天保義夫 今西錬太郎

勝利投手 白木義一郎 24勝16敗 
敗戦投手 天保義夫    10勝10敗

二塁打 (セ)長持、鈴木 飯島 

勝利打点(セ)大下弘 8


白木、ハーラー独走の24勝目

 西宮の第2試合は白木義一郎と天保義夫の先発で午後2時53分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、二死後飯島が中前打で出塁すると二盗に成功、大下のライト線タイムリーで1点を先制する。

 阪急は2回裏、先頭の野口二郎が右前打で出塁、野口はこれで20試合連続安打を記録、野口明の三ゴロをサード根津弘司がエラー、坂井豊司の三塁内野安打で無死満塁、しかし日比野、荒木茂が連続三振で二死満塁、天保の打席で熊耳がパスボールを犯して1-1の同点とする。

 セ軍は3回表、先頭の大沢喜好の打球は一ゴロ、これをファースト野口明がエラー、二死後飯島がストレートの四球を選んで一二塁、大下が又もライト線にタイムリーを放ち2-1とリードする。

 セ軍は5回表、先頭の大沢が四球で出塁、トップに返り鈴木清一は二前にプッシュバント、犠打となって一死二塁、一言多十が右前打から二盗を決めて一死二三塁、飯島の左犠飛で3-1、キャッチャー日比野の二塁牽制が悪送球となって二死三塁、大下は四球から二盗を決めて二死二三塁、白木の右前タイムリーで4-1、熊耳の中前タイムリーで5-1、阪急ベンチはここで先発の天保から今西錬太郎にスイッチ、長持の右中間タイムリー二塁打でこの回4点、6-1と大きくリードする。

 セ軍は9回表、先頭の鈴木の当りは遊ゴロ、これをショート上田が一塁に悪送球、一言の投ゴロでランナーが入れ替わり、飯島が右中間にタイムリー二塁打を放ち7-1と突き放す。

 白木義一郎は5安打1四球3三振、自責点ゼロの完投で24勝目をマーク、最多勝に向けてばく進する。

 強打の飯島と大下が盗塁を決めた。

 飯島は今季9個目の盗塁でこの年は11個まで伸ばす。キャリアで2度のシーズン二桁盗塁を記録することとなる。

 大下は今季15個目の盗塁。大下はルーキーシーズンから5年連続シーズン二桁盗塁を記録することとなる。足の速いホームランバッターという点で大谷と共通する。

 この勝利でセ軍は四位阪急に2.5ゲーム差と迫り、Aクラス入りが見えてきた。

2022年4月24日日曜日

21年 巨人vsゴールドスター 12回戦

10月5日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 1 0 0 1 4 5 12 巨人 50勝31敗2分 0.617 近藤貞雄
0 0 0 0 0 0 2 0 0  2  ゴ軍 36勝51敗1分 0.414 清原初男 内藤幸三

勝利投手 近藤貞雄 18勝11敗 
敗戦投手 清原初男   1勝1敗

二塁打 (巨)千葉3、呉新亨、川上
三塁打 (巨)呉新亨
本塁打 (巨)黒沢俊 2号

勝利打点(巨)多田文久三 11

猛打賞 (巨)千葉茂 5


2得点のゴ軍が残塁ゼロ

 後楽園の第1試合は近藤貞雄と清原初男の先発で午後1時12分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は2回表、先頭の川上が左前打で出塁、一死後中島の三ゴロの間に川上は二進、多田文久三の左前タイムリーで1点を先制する。

 巨人は4回表、先頭の川上がストレートの四球で出塁、黒沢はライト線ヒット、中島の遊ゴロで黒沢が二封されて一死一三塁、多田の中犠飛で2-0とする。

 巨人は7回表、黒沢がライトスタンドに第2号ホームランを叩き込んで3-0とする。

 巨人先発の近藤は小気味の良いピッチングで4回までパーフェクトピッチング。5回、先頭の西沢に初ヒットとなる左前打を打たれるが、清原の三ゴロをサード山川喜作が巧みに処理して「5-4-3」のゲッツー。6回も先頭の小前博文に左前打を許すが、一死後坂本勲を三ゴロ併殺に打ち取りここまで18人で終える。

 しかし7回に入ると近藤が突如としてコントロールを乱し、中村信一、酒沢政夫が連続四球で無死一二塁、坪内の三ゴロをサード山川がエラーする間に二走中村が還って1-3、なおも続く無死一三塁から西沢の今季初犠飛となる左犠飛で2-3、しかし清原は三ゴロ併殺に倒れて1点差止まり。

 巨人は8回表、先頭の山田潔がストレートの四球で出塁、ゴ軍ベンチはここで先発の清原をサードに回してリリーフに内藤幸三を投入、しかしこれが大誤算となった。呉新亨がレフト線に二塁打を放って無死二三塁、山川は三振に倒れるが、千葉が右中間に2点タイムリー二塁打を放ち5-2、川上も右中間にタイムリー二塁打を放ち6-2、中島の中前タイムリーでこの回4点、7-2と突き放す。

 巨人は9回表、8回に続いて先頭の山田が四球で出塁、トップに返り呉新亨も四球、山川の中前タイムリーで8-2、千葉のレフト線2点タイムリー二塁打で10-2、ゴ軍はここで清原をマウンドに戻し、中島のレフト線タイムリーで11-2、多田の中前タイムリーで12-2とする。

 近藤は8回を三者凡退に抑え、9回も先頭の早川平一の難しい捕邪飛を多田が好捕、中村は三飛、酒沢も右飛に打ち取りこの回も三者凡退。

 2得点のゴ軍は「残塁ゼロ」の珍しい記録を作った。

 近藤貞雄は2安打2四球1三振、自責点ゼロの完投で18勝目をマークする。

 この時点で二位巨人は首位グ軍に3.5ゲーム差。但し、引分け数が同じで負け数も同じ、勝ち数が7つ少ないだけなので自力で何とかなる範囲内。

 三位タ軍は巨人から3.5ゲーム差であるが勝ち数が同じで負け数が7つ多いので厳しい。

野球週報2022 ⑯

4月16日(土) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。

4月17日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、スライダー、130㌔、130㌔。リーグ戦は2部に昇格して相手は力のある投手ばかりなので強く打ち返す練習。

4月18日(月) 風邪。

4月19日(火) 出勤日。

4月20日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。シートバッティングは2枚エースを相手にレベルの高い練習ができました。

4月21日(木) 出勤日。

4月22日(金) 出勤日。

 

21年 パシフィックvsグレートリング 15回戦

10月5日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 1 0 0 0 0 0 2 パ軍 *35勝51敗3分 0.407 真田重蔵 井筒研一 
0 0 0 2 5 0 0 0 X 7 グ軍 *57勝31敗2分 0.648 別所昭

勝利投手 別所昭      16勝9敗 
敗戦投手 真田重蔵 21*勝19敗

二塁打 (グ)岡村

勝利打点(グ)山本一人 8


パ軍とグ軍の勝敗を修正

 第24節3日目、西宮の第1試合は真田重蔵と別所昭の先発で午後1時丁度、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍vsグ軍のカードはこの試合が今季最終戦。昨晩没収試合の裁決があったのは、同カード最終戦までに決着を付けたかったからか。

 パ軍は初回、一死後松井信勝が四球で出塁、小島利男の内野安打で一二塁、藤井勇の右前タイムリーで1点を先制する。

 パ軍は4回表、藤井、森下が連続四球、伊勢川の左前打で無死満塁、辻井弘の二ゴロで三走藤井は本封、真田の三遊間タイムリーで2-0とする。

 グ軍は4回裏、先頭の山本一人監督が左前打で出塁、堀井の二ゴロをセカンド小島がエラー、山本は三塁に進んで一三塁、岡村の二ゴロも小島が連続エラー、三走山本が還って1-2、岡村には打点が付き、別所の左前タイムリーで2-2の同点に追い付く。

 グ軍は5回裏、先頭の安井が四球で出塁、河西が中前打、田川の三塁内野安打で無死満塁、山本が押し出し四球を選んで3-2と逆転、堀井は三振に倒れて一死満塁、岡村が右中間に走者一掃のタイムリー二塁打を放ち3点追加、6-2として真田をKO、代わった井筒研一から別所が左前打、筒井敬三は三振に倒れて二死一三塁、宮崎仁郎の右前タイムリーで7-2と突き放す。

 6回以降は両軍無安打でグ軍が逃げ切る。

 別所昭は5安打3四球3三振の完投で16勝目をマークする。

 真田重蔵の勝敗は没収試合の勝利投手が取り消されて21勝19敗となった。

 パ軍の勝敗は第23節終了時点の36勝49敗3分から没収試合の修正を経て35勝51敗3分となった。

 グ軍の勝敗は第23節終了時点の55勝32敗2分から没収試合の修正を経て57勝31敗2分となった。

2022年4月18日月曜日

没収試合

 昭和21年5月20日の「パ軍vsセ軍 4回戦」、5月23日の「グ軍vsパ軍 2回戦」、5月24日の「パ軍vs阪急 4回戦」、5月26日の「パ軍vsグ軍 3回戦」の4試合に、パ軍藤本定義監督は選手登録が不明確な状態であった藤井勇と白石敏男を強行出場させた。

 この問題については解決が長引いてきたが、昭和21年10月4日に没収試合とされることが決定したのである。この年創刊された「日刊スポーツ」の10月4日付け紙面は、「本野球聯盟の裁決」のタイトルで、「本四日後楽園、西宮両球場においてこの事件に関する聯盟の裁決を正式に発表することになった」と伝えている。

 昭和21年10月1日付け「日刊スポーツ」には、9月30日時点でのグ軍の成績は「89試合 55勝32敗2分 勝率0.632」と掲載されている。この数字は当ブログが実況した数字と符合しているのでご確認いただきたい。

 グ軍は第24節を2勝0敗で終了するが、「日刊スポーツ」は10月8日付け紙面で第24節終了時点のグ軍の成績を「91試合 58勝31敗2分 勝率0.651」と、第23節終了時点よりも勝利数を3個多く、敗戦数を1個少なく伝えているのである。

 これは、5月26日の「パ軍vsグ軍 3回戦」が実際は「7対4でパ軍の勝利」であったものが、没収試合により「9対0でグ軍の勝利」に訂正されたため、シーズン終盤のこの時点においてグ軍とパ軍の勝敗が修正されたことによるものである。

 これらの経緯は、後付けの資料や月刊誌では正確に伝えられておらず、「実況中継」である当ブログの読者のみがこの時系列を知る唯一の証言者となるのである。

 なお、「白石・藤井事件」と共に、「スタルヒン事件」も徐々に判明してくる。この時の聯盟理事会では、「スタルヒンの登録問題等にも制裁金1万円」が決定した。

 当ブログは、今後も後付け資料などに頼ることなく、当時の原資料に基づいて実況中継を継続していく。

 

21年 タイガースvsゴールドスター 14回戦

10月4日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 タ軍 50勝38敗 0.568 野崎泰一 若林忠志 
1 0 0 0 0 0 1 1 X 3 ゴ軍 36勝50敗1分 0.419 江田孝

勝利投手 江田孝     5勝12敗 
敗戦投手 野崎泰一 6勝11敗

二塁打 (タ)長谷川、本堂 (ゴ)清原

勝利打点(ゴ)西沢道夫 4

猛打賞 (ゴ)清原初男 1


ゴ軍、タ軍に4連勝

 第24節2日目、後楽園の第1試合は野崎泰一と江田孝の先発で午後1時丁度、桝球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は初回、一死後酒沢がレフト線にヒット、坪内道則監督の左前打で酒沢は三塁に進んで一死一三塁、西沢の遊ゴロの間に三走酒沢が還って1点を先制する。

 1点を追うタ軍は5回から野崎を下げて若林をマウンドに上げる。

 ゴ軍は7回裏、先頭の清原が中前打で出塁、小前博文の投前送りバントは若林が二塁に送球して清原は二封、辻功の一ゴロで小前も二封、しかし江田が左前打でつなぎ、坂本勲に代わる代打内藤幸三が四球を選んで二死満塁、トップに返り中村信一が押し出し四球を選んで2-0とする。

 ゴ軍は8回裏、先頭の坪内が中前打、タ軍の送球に乱れがあり坪内は二進、記録はファースト本堂のエラー、一死後清原の右前タイムリーで3-0とする。

 江田孝は5安打4四球4三振で今季2度目の完封、5勝目をマークする。

 これでゴ軍はタ軍に4連勝。この日も猛打賞を記録した清原初男の加入で勢いが付いている。

 優勝争いから脱落して覇気のないタ軍は3回以外は毎回走者を出しながら、3度の併殺と1度の牽制死で自らチャンスの芽をつぶした。

 第2試合の中部vs巨人戦は3回に雨が激しくなりノーゲームとなった。古川清蔵が放った8号本塁打は「幻」となった。以前はノーゲームのスコアカードも残されていたがこの試合のスコアは残されていない。古川の「幻の本塁打」は「日刊スポーツ」の記事が根拠となる。

 西宮も2試合が予定されていたと考えられるが、気象庁のデータによると4日の神戸の降水量は23.5ミリということで、中止になったようだ。

2022年4月17日日曜日

7月4日の黒沢の本塁打について

 2020年4月13日付け「21年 巨人vs阪急 7回戦」において、黒沢俊夫の放った本塁打について「「雑記」欄や「日本野球年鑑」に記載はないが、スコアカードからはランニングホームランであったと強く推認できる。」とお伝えした。

 公式記録における昭和21年の黒沢の本塁打は7月4日の第1号(ランニングホームラン)、10月5日の第2号、10月10日の第3号の3本である。

 昭和21年7月12日付け「日刊スポーツ」では「本塁打王は誰か」の特集記事を掲載しており、「ここまで41本の本塁打が打たれており、巨人では林清光と山川喜作の2本だけ」と伝えている。

 事実は、ここまで42本の本塁打で巨人は林、山川、黒沢俊夫の3本であるが「日刊スポーツ」の記事では黒沢の本塁打が抜け落ちている。

 これは、「日刊スポーツ」編集部のミスというよりは、「日刊スポーツ」の記者は黒沢のランニングホームランをワンヒットワンエラーと記録したことに起因する可能性がある。

 昭和11年の沢村栄治の1回目のノーヒットノーランも、某新聞社は公式記録ではエラーと記録されたプレーを内野安打と記録して「1安打ピッチング」と伝えたことがある。

 昭和11年の段階ではまだ「公式記録」の概念が薄く、スコアは各新聞社の記者が独自に記録していた。昭和21年には「公式記録」の概念は定着していたと考えられるが、公式記録員山内以九士が復帰するのは昭和22年からのことであり、戦後の混乱期ならではの事象であろうか。

 当ブログが所有する「日刊スポーツ」は昭和21年7月8日以降のもので、7月4日の「巨人vs阪急 7回戦」を伝えたと考えられる7月5日付け記事は確認できない。

 なお、昭和21年10月25日付け「日刊スポーツ」は終盤戦での本塁打特集記事を掲載し、ここでは黒沢の本塁打が「3本」と公式記録どおりに修正されている。 


2022年4月16日土曜日

21年 セネタースvsパシフィック 12回戦

10月3日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 セ軍   39勝47敗 0.453 白木義一郎 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 パ軍 *36勝49敗3分 0.424 真田重蔵

勝利投手 白木義一郎 23勝16敗 
敗戦投手 真田重蔵   22*勝18敗

二塁打 (セ)熊耳

勝利打点(セ)熊耳武彦 3


火の出るような投げ合い

 第24節は雨に祟られて10試合だけの変則開催となるが、戦後復活初年度の優勝争いに重要なトピックとなる。

 初日は東西で1試合ずつの予定であったが後楽園で予定されていた巨人s中部戦は雨で中止、西宮の試合は22勝で並び最多勝争いを繰り広げる真田重蔵と白木義一郎の先発で午後2時丁度、関西への長期出張が続く国友球審の右手が上がりプレイボール。

 元々1試合制だったので観客は1,142人と少ない。

 序盤から真田と白木の投げ合いが続いた。セ軍は1回から4回まで1安打ずつを放つが無得点。

 パ軍は1回、2回と先頭打者がヒットで出るが後続なく、3回、4回は三者凡退。

 セ軍は5回表、二死後清水喜一郎が死球を受けて出塁するが、トップに返り鈴木清一は遊ゴロに倒れて無得点。

 パ軍は5回裏、又も先頭の辻井弘が中前打で出塁するが後続が倒れて無得点。

 パ軍は6回裏、二死後小島利男が遊失から二盗に成功、しかし期待の藤井は右飛に倒れて無得点。

 セ軍は7回表、先頭の白木が三遊間に内野安打、ショート白石の一塁悪送球が加わり無死二塁、ここで熊耳が右中間にタイムリー二塁打を放ち均衡が破れて1点をリードする。

 白木義一郎は8回、9回を三者凡退に抑え、4安打1四球5三振で真田との火の出るような投げ合いを制して今季4度目の完封、23勝目をマークしてハーラー単独トップに躍り出る。

野球週報2022 ⑮

4月9日(土) 2部に昇格した2022年春季リーグ初戦は対グランパ清瀬戦に一番ライトで出場。相手投手は還暦球界では上位に属する投手ですが、先々週の東京23クラブとの練習試合で還暦球界No1投手と対戦していたので何とか対応できました。第1打席はスリーボールツーストライクからのスライダーにタイミングを外されて遊飛。第2打席はツーストライクナッシングと追い込まれ、ここから際どいコースを3球連続ファウル。6球目の外角低めスライダーを引っ掛けずにミートしてセンター前にクリーンヒット。第3打席もセンター右へのヒットで3打数2安打2盗塁。還暦野球は7回制なのでランナーが少ない試合では一番でも3打席ということがある。試合は2対1で勝って幸先良いスタート。

4月10日(日) 休養日。

4月11日(月) 出勤日。

4月12日(火) 出勤日。

4月13日(水) 南埠頭で品川ビッグスターズの練習。先週は30本に抑えたロングティーは50本フルスウィング。フリーは通常5本2回ですが集中力を高めるために3本3回。第2エースの切れのいいカーブに手こずりましたがセンターとライトにいい感じで打ててます。

4月14日(木) 有休。

4月15日(金) 有休。 


2022年4月10日日曜日

野球週報2022 ⑭

4月2日(土) 秋葉原のバッティングセンターで120㌔、130㌔、カーブ、130㌔、110㌔。来週から春季リーグ戦が始まるので最終調整。このところちょっとバットが寝ているのに気づいたのでバットを立てて構える練習。センターにいい感じで打てています。

4月3日(日) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。

4月4日(月) 出勤日。

4月5日(火) 出勤日。

4月6日(水) 天王洲アイルCで品川ビッグスターズの練習。体を起こしてバットを立てて構える昨秋のいい時の状態が戻ってきました。試合形式のシートバッティングでは左右にライナーを連発。9日の初戦に向けて視界良し。

4月7日(木) 出勤日。

4月8日(金) 出勤日。

 

21年 9月 月間MVP

月間MVP

投手部門

 パシフィック 真田重蔵 1

 真田重蔵は8勝3敗、防御率2.52、WHIP1.17、奪三振率4.29。

 白木義一郎も8勝3敗だが防御率4.25と内容は良くない。

 奪三振率は真田が4.29、白木は2.94で、剛球で押す真田と技巧派白木の投球内容が数字に表れている。

 服部受弘はリリーフを中心に7勝1敗であったが防御率は3.96と良くない。球質が軽いため打たれるときは結構打たれる。


打撃部門

 セネタース 飯島滋弥 1

 飯島滋弥は66打数29安打、打率4割3分9厘、15得点18打点、6本塁打。

 小鶴誠は88打数30安打、打率3割4分1厘、14得点19打点、4本塁打。

 杉浦清は89打数28安打、打率3割1分5厘、20得点19打点、4本塁打。

 大下弘は67打数22安打、打率3割2分8厘、14得点17打点、7本塁打。

 坪内道則は69打数28安打、打率4割6厘、14得点9打点、0本塁打。

 セネタースは試合数が少なく中部日本は試合数が多いので比較は難しいが、バッティング内容で飯島が選出された。


2022年4月3日日曜日

21年 第23節 週間MVP

週間MVP 

投手部門 
 パ軍 真田重蔵 2
 3勝1敗。2節連続受賞。

打撃部門
 パ軍 伊勢川真澄 1
 17打数9安打1得点6打点、並列の殊勲打2個。

殊勲賞
 パ軍 藤井勇 2
 29日の中部戦で11回裏サヨナラ本塁打。

 中部 岩本章 3
 30日のパ軍戦第2試合で決勝本塁打。

 ゴ軍 辻功 1
 30日のタ軍戦ダブルヘッダーで勝利打点と並列の殊勲打。

 ゴ軍 西沢道夫 1
 21打数5安打3得点2打点、勝利打点2個。

敢闘賞
 中部 古川清蔵 1
 23打数7安打8得点9打点。

 阪急 野口二郎 2
 14打数7安打3得点5打点。現在19試合連続安打継続中。

 中部 小鶴誠 1
 22打数8安打3得点1打点。現在17試合連続安打継続中。

 ゴ軍 清原初男 1
 19打数7安打3打点。投げても28日のタ軍戦で完投勝利。

技能賞
 中部 岩本章 2
 26日のパ軍戦で一三塁で三走の場面、一塁牽制の隙を突いて本盗を決める。

 グ軍 山本一人 1
 9月29日のタ軍戦一死二塁で一ゴロを三塁送球して二走長谷川善三を刺す。

21年 中部日本vsパシフィック 13回戦

9月30日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 2 1 0 3 中部 33勝50敗3分 0.398 近藤貞雄 
0 0 0 0 1 1 0 0 0 2 パ軍 36勝48敗3分 0.429 真田重蔵

勝利投手 服部受弘   13勝7敗 
敗戦投手 真田重蔵 22*勝17敗

二塁打 (中)古川
三塁打 (パ)真田
本塁打 (中)岩本章 6号

勝利打点(中)岩本章 3


岩本の決勝本塁打で逆転

 第23節の最終戦、後楽園の第2試合は服部受弘と真田重蔵の先発で午後2時55分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 ダブルヘッダー第1試合で大敗を喫したパ軍はエース真田で必勝態勢。

 真田は序盤から好調で、3回までパーフェクトピッチング。4回一死後、金山に四球を与えて二盗を許すが、古川は三振、小鶴も遊ゴロに抑える。5回も一死後藤原に四球を許すが、笠石徳五郎を「6-4-3」の併殺に打ち取り味方の援護を待つ。

 パ軍は5回裏、一死後辻井弘が四球から二盗に成功、キャッチャー藤原の悪送球が加わり辻井は三進、伊勢川の中犠飛で待望の1点を先制する。

 中部は6回表、先頭の服部がチーム初ヒットとなる中前打で出塁、三村が送って一死二塁、トップに返り岩本の当りは三遊間を抜けるかに見えたがショート白石が逆シングルで好捕、二走服部は二三塁間に挟まれて「6-5-4-1」でタッチアウト、反撃のチャンスを逸す。

 パ軍6回裏、先頭の真田が右中間に三塁打、トップに返り白石の中犠飛で2-0とリードを広げる。

 中部は7回表、先頭の古川が右中間へのゴロのヒットで二塁を陥れる二塁打、小鶴は左前打、杉浦清監督は四球で無死満塁、ここで藤原が中前に同点の2点タイムリーを放ち2-2と追い付く。笠石の代打大沢清の一ゴロで藤原が二封されて一死一三塁、服部の投前スクイズを真田が本塁送球して三走杉浦はタッチアウト、伊勢川はそのまま一塁に送球してアウト、タッチプレーによる「1-2-3」の併殺が完成する。

 中部は8回表、先頭の岩本がレフトスタンドに第3号決勝ホームラン、3-2と逆転する。

 パ軍は最終回、森下がセンター左へのヒットで出塁、しかし辻井の一ゴロをファースト小鶴が二塁送球、小鶴が一塁ベースに戻って杉浦からの転送を受けて「3-6-3」のゲッツーで試合終了。

 服部受弘は4安打3四球3三振の完投で13勝目をあげる。

 第1試合を圧勝した中部は接戦となった第2試合にも連勝した。

 岩本の決勝本塁打で今季の本塁打総数は166本となったが、最下位中部は38本塁打で8球団トップである。グ軍は18本、巨人は18本、タ軍は19本、阪急は13本、パ軍は18本、ゴ軍は6本。

 セ軍は36本であるが、半分の18本は大下が打っているので他は他球団並み。

 中部は小鶴が8本、古川が7本、岩本が6本、杉浦が6本、加藤が5本の強力打線。他で5本以上は大下の18本は例外として、飯島が9本、川上が8本、本堂が5本だけであり、如何に中部打線が万遍なく長距離砲を揃えているかが分かる。

2022年4月2日土曜日

21年 ゴールドスターvsタイガース 13回戦

9月30日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 4 0 0 1 0 0 0 0 6 ゴ軍 35勝50敗1分 0.412 内藤幸三 
0 2 0 0 0 1 0 0 0 3 タ軍 50勝37敗 0.575 野崎泰一

勝利投手 内藤幸三 17勝21敗 
敗戦投手 野崎泰一   6勝10敗

二塁打 (ゴ)西沢 (タ)野崎、富樫

勝利打点(ゴ)西沢道夫 3

猛打賞 (ゴ)坪内道則 8 (タ)富樫淳 3


内藤幸三、タ軍の死命を制する

 西宮の第2試合は内藤幸三と野崎泰一の先発で午後2時30分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は優勝争いに踏み止まるためにはどうしても負けられない一戦。

 ゴ軍は初回、先頭の中村信一の当りは二ゴロ、これをセカンド本堂がエラー、続く酒沢の二塁への小フライを本堂が捕球、一走中村が飛び出しており本堂からファースト渡辺誠太郎に送球されてダブルプレー。続く坪内が三塁に内野安打から二盗に成功、西沢の左前タイムリーで1点を先制、清原初男は中飛に倒れて初回の攻撃を終了する。

 本堂は早くも失策、刺殺、補殺、併殺を各1個記録した。

 ゴ軍は2回表、先頭の内藤が三塁に内野安打、小前博文の左前打で無死一二塁、ここで第1試合の殊勲者辻功が右前にタイムリーを放ち2-0、早川平一が四球を選んで無死満塁、トップに返り中村の遊ゴロをショート長谷川善三はゲッツー狙いで二塁に送球、一走早川は二封、セカンド本堂は一塁に転送するがセーフ、この間に三走小前が還って3-0、ファースト渡辺は三塁をオーバーランした辻を刺そうと三塁に送球するが悪送球となって辻が生還し4-0、打者走者の中村は一気に三塁に進んで一死三塁、酒沢の左犠飛で5-0とする。

 タ軍は2回裏、先頭の藤村冨美男監督の当りは三ゴロ、これをサード清原がエラー、富樫の左前打で無死一二塁、渡辺は遊飛、山口政信の二ゴロで富樫が二封されて二死一三塁、野崎が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち2-5と追い上げる。

 ゴ軍は5回表、先頭の坪内が左前打で出塁、西沢のレフト線二塁打で無死二三塁、清原の左犠飛で6-2と突き放す。

 タ軍は6回裏、一死後藤村の当りは三ゴロ、これをサード清原が一塁に悪送球して藤村は二進、富樫の中越えタイムリー二塁打で3-6と追い上げる。

 タ軍は8回裏、一死後藤村が三遊間にヒット、富樫が四球を選んで一二塁、渡辺の遊ゴロをショート酒沢が失して一死満塁と首位戦線に踏み止まる最後のチャンス、そして山口に代えて代打御園生崇男を起用、しかし御園生の当りは投ゴロ、内藤は本塁に送球、辻はホームベースを踏んで一塁に転送、「1-2-3」のダブルプレーが完成して万事休す。

 昨日の完投から2連投となった内藤幸三は8安打3四球3三振の完投で17勝目をマーク、内野陣のエラーに足を引っ張られそうになったが粘り強いピッチングであった。

 タ軍はゴ軍とのダブルヘッダーに連敗して完全に優勝戦線から脱落した。内藤の左腕がタ軍の死命を制したのである。

野球週報2022 ⑬

3月26日(土) 谷中公園球場で東京23クラブとの練習試合。相手投手は還暦球界No1ピッチャーで、この好投手を擁して1部まで上がってきた強豪。力のあるストレートと切れ味鋭いスライダーに手が出ず4打数無安打1三振。チームも昨年からの9連勝でストップ。

3月27日(日) 秋葉原のバッティングセンターで打ち込もうと思ったら改装で休業。ということで、後楽園のバッティングセンターにGO。120㌔のストレートを3セット、力を抜くスウィングを取り戻しました。このところ東京23クラブのピッチャーを意識し過ぎて力が入っていたのを再確認。

3月28日(月) 出勤日。

3月29日(火) 出勤日。

3月30日(水) 天王洲アイルCで品川ビッグスターズの練習。試合形式のシートバッティングでは右打ちに徹して二ゴロと右前打。

3月31日(木) 出勤日。

4月1日(金) 出勤日。


2022年3月27日日曜日

21年 パシフィックvs中部日本 12回戦

9月30日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 1 0 1 0 0  2  パ軍 36勝47敗3分 0.434 湯浅芳彰 藤村隆男 
3 3 2 3 1 1 3 0 X 16 中部 32勝50敗3分 0.390 久野勝美

勝利投手 久野勝美 2勝2敗 
敗戦投手 湯浅芳彰 3勝12敗

二塁打 (中)岩本2、古川、三村
本塁打 (パ)佐竹一雄 1号 (中)古川清蔵 7号、杉浦清 5号、6号

勝利打点 (中)古川清蔵 4

猛打賞 (中)岩本章 7、小鶴誠 5、杉浦清 3、久野勝美 1


“強竜打線”爆発、古川と杉浦が5打点

 後楽園の第1試合は湯浅芳彰と久野勝美の先発で午後1時5分、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 序盤から中部打線が爆発した。

 中部は初回、先頭の岩本が左中間二塁打で口火を切ると、金山は四球、古川が右中間に2点タイムリー二塁打、中継の乱れがあって古川は三進、一死後杉浦清監督の右犠飛で3点を先制する。

 中部は2回裏、一死後三村が右越えに二塁打、トップに返り岩本のレフト線ヒットで一死一三塁、金山の遊ゴロ併殺崩れの間に三走三村が還って4-0、古川がレフトスタンドに第7号ツーランを叩き込んで6-0とする。

 中部は3回裏、先頭の杉浦がレフト線ヒットから二盗に成功、加藤正二は四球、藤原は三振に倒れるが、久野の中前タイムリーで7-0、センター富松のエラーもあって一死二三塁、三村の中犠飛で8-0とする。

 中部は4回裏、先頭の小鶴がレフト線にヒット、杉浦がレフトスタンドに第5号ツーランを叩き込んで10-0、加藤が中前打、一死後久野が右中間にヒット、ライト藤井からの返球を捕球したセカンド小島利男が三塁に悪送球、加藤は三塁に進み、更にホームに走ると、こぼれた白球を拾ったショート白石がバックホームするが悪送球となる間に加藤が生還して11-0とする。

 パ軍は5回表、先頭の伊勢川がストレートの四球で出塁、平野徳松の遊ゴロをショート杉浦が二塁ベースカバーのセカンド金山に送球するが落球、湯浅に代わる代打小暮の右前打で無死満塁、トップに返り白石の中前タイムリーで1点返すが、富松は投飛、小島の三ゴロが「5-4-3」と渡ってスリーアウトチェンジ。

 中部は5回裏、一死後古川が四球で出塁、小鶴の中前打で一二塁、杉浦の中前タイムリーで12-1とする。

 中部は6回裏、先頭の久野が猛打賞となる3本目のヒットを右前に放って出塁、三村のレフトへの当りは森下が好捕、トップに返り岩本はストレートの四球で一死一二塁、金山が三塁線にセーフティバントを決めて一死満塁、古川が5打点目となる犠飛をレフトに打ち上げて13-1とする。

 パ軍は7回表、5回の守備から伊勢川に代わってマスクを被る佐竹一雄がレフトポール際にプロ入り初ホームラン、2-13とする。

 中部は7回裏、先頭の杉浦がレフトスタンドにこの日2本目の本塁打を放ち古川に続いて5打点、チームも7イニング連続得点、加藤が右前打、一死後久野は四球、三村の投ゴロで二走加藤が三封されて二死一二塁、トップに返り岩本が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち16-2とする。

 毎回得点を狙う中部は8回裏、一死後小鶴が中前打で出塁、しかし杉浦は三球三振、加藤も三球三振に倒れてこの試合初の無得点。

 久野勝美は6安打3四球無三振の完投で2勝目をマークする。

 最下位中部の強力打線は毎回得点こそ逃したものの7イニング連続得点を記録。この昭和21年9月以降の中部打線が「強竜打線」の元祖となる。

 佐竹一雄は戦時中はゼロ戦の整備に従事していたが、レンチをバットに持ち替えてプロ入り初本塁打を放った。この後、太陽・大陽・松竹-国鉄で10年以上キャッチャーとして活躍することになる。金田とバッテリーを組んだ経験は大きな財産となり、引退後はバッテリーコーチから球団取締役も務めることとなる。

野球週報2022 ⑫

3月19日(土) ジムでランと有酸素。このところ持久力が落ちてきているので今日は強めにやりました。

3月20日(日) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。

3月21日(月) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、スライダー、130㌔、スライダー、130㌔、スライダー。26日(土)は1部の優勝候補東京23クラブと練習試合。エースのピッチングはYouTubeにアップされているので対策を練っています。追い込んでから決めにくる外角ストレートと内角シュートは打てそうにないのでカウントを取りにくるスライダーを狙う予定です。品川が強豪ピノチオに勝ったのを聞いて他チームとの練習試合をキャンセルして向こうから練習試合を申し込んできたようなので、エースが投げてくると思われます。

3月22日(火) 出勤日。

3月23日(水) 天王洲アイルAで品川ビッグスターズの練習。試合形式のシートバッティングでは外角スライダーを右中間に二塁打、内角シュートを三遊間にタイムリー、順調に調整が進んでいる。

3月24日(木) 出勤日。

3月25日(金) 出勤日。

 

2022年3月21日月曜日

21年 タイガースvsゴールドスター 12回戦

9月30日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 タ軍 50勝36敗 0.581 呉昌征 
0 1 0 1 0 0 0 0 X 2 ゴ軍 34勝50敗1分 0.405 江田孝

勝利投手 江田孝   4勝12敗 
敗戦投手 呉昌征 14勝6敗

二塁打 (ゴ)酒沢

勝利打点 (ゴ)辻功 3


辻功が好守に活躍

 第23節最終日は東西でダブルヘッダーが行われる。

 西宮の第1試合は呉昌征と江田孝の先発で午後1時丁度、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の金田が中前打で出塁、しかし今季初めて二番に起用された長谷川善三の二ゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。本堂が四球を選ぶが、藤村富美男監督は遊ゴロに倒れて無得点。

 タ軍は2回表、二死後富樫が四球で出塁、塚本も中前打で続いて一二塁、しかし呉は二ゴロに倒れて無得点。

 タ軍は序盤のチャンスを生かせないかった。

 ゴ軍は2回裏、先頭の西沢が左前打で出塁、清原初男が四球を選んで無死一二塁、小前博文が送りバントを決めて一死二三塁、ここで辻功が左前に先制タイムリーを放ち1点をリードする。

 ゴ軍は4回裏、先頭の西沢の当りは遊ゴロ、これをファースト本堂が落球、清原が中前打を放って無死一二塁、小前が送りバントを決めて一死二三塁と2回と同じ展開、辻が3球ファウルで粘って四球を選び一死満塁、江田が押出し四球を選んで2-0とする。

 タ軍は3回表、二死後本堂が左前打で出塁すると二塁にスタート、しかしこの盗塁をキャッチャー辻が刺して無得点。

 リズムを崩したタ軍は4回から7回まで三者凡退が続く。

 タ軍は8回表、先頭の富樫に代わる代打渡辺誠太郎が中前打で出塁、塚本が送って一死二塁、呉が左前にタイムリーを放ち1-2、バックホームの間に打者走者の呉は二塁に進み、トップに返り金田の遊ゴロの間に呉は三進、しかし長谷川は三ゴロに倒れて同点はならず。

 タ軍は最終回、一死後藤村が右前打で出塁、ここで藤村が二塁にスタート、しかしこの盗塁も辻が刺して二死無走者、土井垣は中飛に倒れてゴ軍が逃げ切る。

 江田孝は6安打2四球2三振の完投で4勝目をあげる。ここまで大きく負け越しているが、戦後初年度ペナントレースを左右する重要な試合で力を見せた。江田は翌22年には二桁勝利、昭和25年は松竹で23勝をあげてセ・リーグ初代優勝に貢献する。現役引退後は近鉄、西鉄-太平洋-クラウンライターでピッチングコーチを務め、近鉄では鈴木、神部、清、佐々木の強力投手陣を作り上げ、西鉄では若き日の東尾を指導するが、島原キャンプ中に無念の死を遂げることとなる。

 辻功は決勝打と守備でも2個の盗塁を刺す活躍。打率は低いが度々意外な活躍を見せてきている。捕手では後に山倉が「意外性の男」と呼ばれることとなるが、捕手としての「元祖・意外性の男」は辻功である。なお、当ブログが認定するプロ野球史上「元祖・意外性の男」が家村相太郎であることは実況でお伝えしたきたとおり。

 ゴ軍は西沢、清原、小前と9月に加入してきた3人がチャンスを作りタ軍を破った。タ軍はこの敗戦で首位争いから脱落していくのである。