2022年10月5日水曜日

21年 ゴールドスターvs巨人 13回戦

10月21日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 1 0 2 ゴ軍 39勝57敗1分 0.406 内藤幸三 
1 1 1 0 0 0 2 0 X 5 巨人 57勝34敗2分 0.626 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄 18勝5敗 
敗戦投手 内藤幸三 18勝24敗

二塁打 (巨)川上2、多田

勝利打点 なし

猛打賞 (ゴ)内藤幸三 3 (巨)川上哲治 6


山田潔が決勝本盗

 第26節最終日、西宮では巨人とゴールドスターとのダブルヘッダーが行われる。

 第1試合は内藤幸三と藤本英雄の先発で午後零時35分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は初回、一死後山川喜作が四球で出塁、千葉茂の中前打で一死一三塁、川上哲治の中前タイムリーで1点を先制する。

 ゴ軍は2回表、先頭の西沢道夫の当りは三ゴロ、これをサード山川がエラー、清原初男の中前打、内藤の左前打で無死満塁、大友一明の中犠飛で1-1の同点に追い付く。

 巨人は2回裏、先頭の多田文久三が右前打から二盗に成功、藤本は三振、山田潔の投ゴロで二走多田は三塁に走るが、内藤がサード清原に送球してタッチアウト、トップに返り呉新亨の右前打で山田は三塁に進んで二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて2-1と勝ち越す。

 巨人は3回裏、先頭の千葉の当りは二ゴロ、セカンド大友からの送球をファースト西沢道夫が落球、川上の左中間二塁打で無死二三塁、黒沢俊夫は三振に倒れるが、中島治康監督が左前にタイムリーを放ち3-1とする。

 巨人は7回裏、先頭の呉新亨が左前打で出塁すると、山川の二ゴロで二進、千葉の遊ゴロで三進して二死三塁、川上が右越えにタイムリー二塁打を放ち4-1、黒沢の三遊間ヒットで二死一三塁、中島がライト戦にタイムリーを放ち5-1と突き放す。

 ゴ軍は8回表、先頭の酒沢政夫の当りは三ゴロ、これをサード山川が一塁に悪送球して打者走者の酒沢は二塁に進み、坪内道則監督の遊ゴロを今度はショート山田がエラーして無死一三塁、西沢の遊ゴロ併殺の間に三走酒沢が還って2-5とするが反撃もここまで。

 藤本英雄は9安打を打たれながら10三振を奪う力投で18勝目をマークする。

 中島監督は何故昨日のグ軍戦に藤本を使わなかったのか。このまま巨人が優勝を逃すことになったら、中島監督の弱気の采配が原因であったと言える。

 巨人は勝ったとは言え内野陣が4失策。首位グ軍を追うには心許ない。
 

野球週報2024 ㊲

9月10日(土) 秋葉原の秋葉原のバッティングセンターで120㌔、130㌔、140㌔、140㌔、140㌔、スライダーの6セット。バッティングの調子が落ちてきているので速めのストレートを打ち込みました。

9月11日(日) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。なかなか調子が上がってきませんね。しばらく無理っぽい。

9月12日(月) 出勤日。

9月13日(火) 出勤日。

9月14日(水) 天王洲で品川ビッグスターズの練習。芯で捉える打球が減っている。

9月15日(木) 出勤日。

9月16日(金) 出勤日。

 

2022年10月1日土曜日

21年 阪急vsタイガース 15回戦

10月20日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 4 0 0 2 0 3 9 阪急 49勝450敗1分 0.495 今西錬太郎 野口二郎 
0 1 0 2 0 0 0 0 0 3 タ軍 55勝41敗 0.573 御園生崇男 若林忠志

勝利投手 野口二郎     12勝14敗 
敗戦投手 御園生崇男 10勝8敗

二塁打 (急)野口明 (タ)藤村
三塁打 (急)野口明 (タ)土井垣

勝利打点(急)上田藤夫 6

猛打賞 (急)野口明(4安打)6


野口二郎、27試合連続ヒット

 後楽園の第2試合は今西錬太郎と御園生崇男の先発で午後2時43分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は2回裏、先頭の藤村富美男監督が右中間に二塁打、土井垣武のライト線タイムリーで1点を先制する。

 阪急は4回表、先頭の野口二郎が四球で出塁、野口明は左前打、日比野武が送りバントを決めて一死二三塁、このチャンスに上田藤夫がライト線に逆転の2点タイムリーを放ち2-1、今西は二遊間ヒット、荒木茂の三ゴロはサード藤村がベースを踏んで二死一二塁、トップに返り山田伝の左前打で二死満塁、坂井豊司が右前に2点タイムリーを放ち4-1とリードを広げる。

 タ軍は4回裏、先頭の本堂保次が二遊間にヒット、藤村も右前打で続くが、本堂は三塁に走ってライト野口二郎からの好返球にタッチアウト、しかし土井垣が右中間にタイムリー三塁打を放ち2-4、宮崎剛も右前にタイムリーを放ち3-4と1点差、阪急ベンチはここで先発の今西を下げてライトの野口二郎をマウンドに上げて後続を抑える。

 阪急は7回表、一死後打席にはここまで無安打で第4打席を迎えた野口二郎、ここで左前打を放ち27試合連続ヒット、二死後日比野が中前打、上田は死球を受けて二死満塁、鳥居兵治に代わる代打大平茂が押出し四球を選んで5-3、荒木茂の三前タイムリー内野安打で6-3と突き放す。

 阪急は9回表、先頭の野口明が左中間深く三塁打、日比野が中前にタイムリーを放ち7-3、代走に田中幸男を起用、上田の一ゴロをファースト本堂が二塁に送球するがセーフ、野選が記録されて無死一二塁、鈍足の日比野だったらどうであったか、大平が右前にタイムリーを放ち8-3、荒木は三ゴロに倒れるが、トップに返り山田が四球を選んで一死満塁、坂井の三ゴロ併殺崩れの間に三走上田が還って9-3として試合を決める。

 リリーフの野口二郎は5回3分の2を無失点に抑えて12勝目をマーク。連続試合安打記録を「27」まで伸ばしたが、本人がこの時意識していたかは不明。野口の連続安打記録が判明するのは後年のこととなる。

野球週報2023 ㊱

9月3日(土) 大井海浜公園球場で春季リーグ最終戦。勝てば1部昇格決定の小金井との決戦でしたが課題の守備の乱れから敗戦。秋季も2部での戦いが決まりました。まあ、1部は社会人野球OBチームが多く、昇格しても全敗は目に見えていますので結果的には良かったかも。4打数1安打でセンターへのヒットは今季一番の当りでした。調子が落ちてきていますが、春季リーグ戦は7試合で25打数14安打12盗塁、打率5割6分でした。コロナで開幕が遅れ、夏の猛暑や雨天順延が重なりようやく春季リーグ戦が終了。すぐに秋季リーグ戦が始まります。

9月4日(日) 秋葉原の秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、130㌔、130㌔、130㌔、140㌔。速めのストレートを打ち込みました。

9月5日(月) 出勤日。

9月6日(火) 出勤日。

9月7日(水) 天王洲で品川ビッグスターズの練習。ロングティーは50本の打込み。

9月8日(木) 出勤日。

9月9日(金) 出勤日。


2022年9月25日日曜日

21年 グレートリングvs巨人 14回戦

10月20日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 0 2 0 0 0 4 グ軍 62勝35敗2分 0.639 別所昭 
1 0 0 1 0 0 0 1 0 3 巨人 56勝34敗2分 0.622 中尾輝三

勝利投手 別所昭     18勝11敗 
敗戦投手 中尾輝三 10勝8敗

二塁打 (グ)筒井
三塁打 (巨)黒沢
本塁打 (巨)川上哲治 9号

勝利打点(グ)堀井数男 8


グ軍、機動力の勝利

 西宮の第2試合は優勝の行方を占う大一番。別所昭と中尾輝三の先発で午後2時38分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 18日に続いて別所、藤本の先発が予想されたが巨人は中尾が先発。

 グ軍は初回、二死後田川豊が四球で出塁すると二盗に成功、山本一人監督の二ゴロをセカンド千葉茂がエラー、二死一三塁からダブルスチールを決めて1点を先制、二死二塁から堀井数男が中前に追撃のタイムリーを放ちこの回2点を先取する。

 巨人は1回裏、一死後山川喜作が中前打、センター田川が弾いて山川は二進、記録はワンヒットワンエラー、千葉の二ゴロを今度はセカンド安井亀和がエラー、一死一三塁から川上哲治の一ゴロの間に三走山川が還って1-2とする。

 グ軍は2回表、先頭の別所の当りはピッチャーを強襲するが中尾が右手を伸ばしてグラブをかすめ、バックアップのショート山田潔が一塁に送球してアウト、続く筒井敬三は左前打、しかし宮崎仁郎の二ゴロが「4-6-3」と渡ってダブルプレー。

 巨人は2回裏、先頭の中島治康監督の当りは遊ゴロ、これをショート宮崎が一塁に悪送球、多田文久三はファウルで3球粘るが別所が踏ん張って三振、中尾はスリーボールノーストライクから打って出るが二ゴロ、山田もニゴロに倒れて無得点。

 巨人は3回裏、二死後千葉が三遊間ヒットで出塁して二盗に成功、しかし川上は一邪飛に倒れて無得点。

 巨人は4回裏、先頭の黒沢俊夫が右中間に三塁打、中島の中犠飛で2-2の同点に追い付く。
 中尾は中盤良く投げてグ軍は3回から5回まで無安打。

 グ軍は6回表、一死後河西俊雄が四球を選んで出塁、田川の右前打で河西は三塁に進み一死一三塁、山本は三振に倒れて二死一三塁、田川が二盗を決めて二死二三塁、堀井が二遊間に2点タイムリーを放ち4-2とリードする。

 巨人は8回裏、一死後川上がライトスタンドにホームランを叩き込んで3-4と1点差に迫る。

 しかしここで別所が奮起、黒沢、中島を連続三振に打ち取りリードを保ち、最終回も三者凡退に抑えてグ軍が逃げ切る。

 別所昭は6安打1四球6三振の完投で18勝目をマークする。序盤は固くなった味方守備陣の拙守が見られたが良く粘って力投を続けた。

 巨人は大一番に藤本英雄を温存。翌日はゴ軍とのダブルヘッダーが組まれているが、矢張りここは藤本で勝負して、ゴ軍戦を中尾と近藤で取りに行くべきではなかったか。巨人の弱気の采配が優勝を逃す要因となった。

 グ軍は得意の機動力野球を見せて大一番に快勝、優勝に向けて邁進する。

野球週報2022 ㉟

8月27日(土) 上野恩賜公園野球場でベーネ・ピノチオとの練習試合。酷暑の中で大変でしたが、試合後は近くで開催されていたビールフェスタでチームメイトと乾杯。試合も完敗でした(笑)。

8月28日(日) 休養日。

8月29日(月) 出勤日。

8月30日(火) 出勤日。

8月31日(水) 南埠頭で品川ビッグスターズの練習。猛暑もすこし和らいできた感じ。

9月1日(木) 出勤日。

9月2日(金) 出勤日。

 

2022年9月19日月曜日

21年 ゴールドスターvsパシフィック 15回戦

10月20日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 1 0 0 0 2 1 0 0  4  ゴ軍 39勝56敗1分 0.411 江田孝 内藤幸三 西沢道夫 
5 2 0 2 1 0 0 0 X 10 パ軍 40勝54敗3分 0.426 スタルヒン

勝利投手 スタルヒン 1勝0敗 
敗戦投手 江田孝        7勝14敗

二塁打 (ゴ)西沢 (パ)藤井

勝利打点(パ)藤井勇 6

猛打賞 (ゴ)西沢道夫 3 (パ)木暮力三 7、藤井勇 4


スタルヒン、通算200勝

 西宮の第1試合は江田孝とスタルヒンの先発で午後零時35分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 スタルヒンは10月13日に復帰してから1週間ぶりの登板で戦後初先発。

 ゴ軍は初回、酒沢、大友は連続二ゴロに倒れるが、坪内監督が二遊間にヒット、西沢もレフト線にヒットを放って二死一二塁、しかし清原は三ゴロに倒れて無得点。注目のスタルヒンは体にキレがなく重たい感じ。

 スタルヒンを援護したいパ軍は初回、先頭の白石がストレートの四球で出塁、続く小暮の右前打で無死一三塁、藤井が中前にタイムリーを放ちまず1点、森下は右飛に倒れるが、辻井の左前タイムリーで2-0、伊勢川も左前にタイムリーを放ち3-0、一走辻井は三塁を陥れる好走塁、返球の隙に打者走者の伊勢川も二塁に進んで一死二三塁、松井信勝が中前に2点タイムリーを放ち一気に5点を先制する。

 援護をもらったスタルヒンは相変わらず体が重く、2回二死から江田に中前打、坂本勲に右前打を許し、トップに返り酒沢をストレートの四球で歩かせて二死満塁、大友に押出し四球を与えて1点を失う。

 パ軍は2回裏、先頭の白石が中前打、小暮の右前打で無死一三塁、藤井がセンター左後方にタイムリー二塁打を放ち6-1、森下が左前にタイムリーを放ち7-1として先発の江田をKO、二番手内藤幸三が後続を抑える。

 パ軍は4回裏、先頭の森下が左前打で出塁、辻井も三塁に内野安打、森下は三塁に進んで無死一三塁、伊勢川の中犠飛で8-1、松井はストレートの四球、二死後スタルヒンが左前に戦後初ヒットとなるタイムリーを放ち9-1とする。

 ゴ軍は5回から内藤をファーストに回し、ファーストの西沢道夫がマウンドに上がる。

 パ軍は5回裏、先頭の小暮が右前打、ライト小前博文が逸らす間に小暮は二進、藤井の二ゴロで小暮は三進、辻井の右犠飛で10-1と一方的にリードする。

 パ軍は6回の守備からファースト辻井に代わり中谷順次が入ってサード、サードの喜瀬正顕に代わってプロ入り初出場の芝田良三がファーストに入る。

 ゴ軍は6回表、先頭の早川が四球で出塁、一死後内藤の中前打で一三塁、坂本は三振に倒れるが、このスリーストライク目に一走内藤がスタートを切っておりキャッチャー伊勢川が二塁に送球すると内藤は一二塁間に挟まれ、ショート酒沢は一塁に送球、この時三走早川がホームに走り、ファースト芝田がホームに送球するが悪送球となって早川が生還、芝田のプロでな初プレーはタイムリーエラーとなって2-10、二死後酒沢が右前にタイムリーを放ち3-10とする。

 ゴ軍は7回表、先頭の西沢が左中間に二塁打、清原の右前タイムリーで4-10とする。

 スタルヒンは13安打6四球ながら何とか4失点に抑えて戦後初勝利、プロ入り通算200勝を達成した。本来であれば名球会入りとなるが、初期の名球会は金田の個人経営に近いもので、川上に入られるとうるさいので「昭和生まれ」に限定したためスタルヒンも名球会入りしていない。

 藤本定義監督としてはスタルヒンの通算200勝を完投勝利で飾らせてやろうとしたのか。投球内容の割には135球と球数が少ない投球術はさすがであるが、もう少し体を絞らないと来季以降は苦しいのではないか。

 藤井勇の勝利打点は今季7個目となるが、5月26日のグ軍戦で記録した1個は10月初めの聯盟理事会で没収試合となったため取り消され、これまで「*」付きで実況してきたが正式に1個減じてこの試合で6個目とする。

*スタルヒンの直筆サイン入りブロマイド。縦28cm、横22.5cmの大型サイズです。

2022年9月4日日曜日

野球週報2022 ㉞

8月20日(土) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、110㌔、110㌔、スライダー、130㌔。久々に打ち込みました。

8月21日(日) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。

8月22日(月) 出勤日。

8月23日(火) 出勤日。

8月24日(水) 南埠頭で品川ビッグスターズの練習。猛暑の中のバッティングピッチャーはきつかった。

8月25日(木) 出勤日。

8月26日(金) 出勤日。

 

21年 中部日本vsセネタース 15回戦

10月20日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 1 4 0 0 0 0 0 6 中部 37勝56敗3分 0.398 清水秀雄 服部受弘 久野勝美 
0 2 0 1 2 0 0 0 0 5 セ軍 42勝54敗 0.438 白木義一郎 黒尾重明

勝利投手 久野勝美       5勝6敗 
敗戦投手 白木義一郎 26勝19敗

本塁打 (中)杉浦清 7号 (セ)大下弘 19号

勝利打点(中)杉浦清 5

猛打賞 (中)金山次郎 3


杉浦清、決勝グランドスラム

 第26節4日目、後楽園の第1試合は清水秀雄と白木義一郎の先発で午後零時30分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 清水秀雄はグレートリングから中部日本に移籍して初登板。

 中部は初回、一死後金山が二盗に成功、二死後小鶴が四球から二盗、杉浦清監督も四球を選んで二死満塁、しかし笠石徳五郎はニゴロに倒れて無得点。

 中部は2回表、一死後清水が四球を選んで出塁、三村の右前打で一死一三塁、トップに返り石田政良のライト線タイムリーで1点先制、三村は三塁に向かうがライト長持からの送球にタッチアウト、金山が左前打を放ち一二塁、重盗を決めて二死二三塁、しかし古川は投ゴロに倒れて追加点はならず。

 セ軍は2回裏、先頭の白木がストレートの四球で出塁、一死後長持が左前打、根津弘司の右前打で一死満塁、清水喜一郎は浅い中飛に倒れて二死満塁、トップに返り一言多十が左前に2点タイムリーを放ち2-1と逆転する。

 中部は3回表、一死後杉浦の当りは遊ゴロ、これをショート鈴木清一がエラー、杉浦が二盗に成功、キャッチャー熊耳からの送球をショート鈴木が後ろに逸らし、杉浦は三塁に走り、バックアップのセンター一言の三塁送球が悪送球となる間に杉浦が一気にホームに還って2-2、3つのエラーで同点となった。

 中部は4回表、先頭の石田が左前打で出塁、続く金山の三前バントが内野安打となって無死一二塁、古川は中飛に倒れるが、小鶴の中前打で一死満塁、ここで杉浦監督がレフトスタンドにグランドスラムを叩き込んで6-2と大きくリードする。

 セ軍は4回裏、一死後長持がストレートの四球で出塁、ここで先発の清水秀雄はベンチに下がって服部受弘がマウンドに上がり、根津は四球で一死一二塁、清水喜一郎が左前にタイムリーを放ち3-6とする。

 セ軍は5回から白木に代わって黒尾重明がマウンドに上がり、黒尾は9回まで中部打線を1安打1四球無失点に抑え込む。

 セ軍は5回裏、一死後大下がライトスタンドに第19号本塁打を叩き込んで4-6、二死後熊耳が中前打からパスボールで二進、長持の中前タイムリーで5-6と1点差に追い上げる。

 中部は6回から三番手の久野勝美がマウンドに上がり、久野は4イニングを3安打1四球4三振無失点で切り抜け中部が逃げ切った。

 大下は9月22日以来約1か月ぶりのホームラン。19本で断然トップであるが、打たれた服部受弘も被本塁打13本でリーグトップである。球質の軽さに起因している。

 最下位の中部は杉浦清監督の決勝満塁弾で快勝。打線は強力だけにシーズン終盤の台風の目になる可能性がある。

野球週報2022 ㉝

8月13日(土) 休養日。

8月14日(日) ジムでVジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。

8月15日(月) 出勤日。

8月16日(火) 出勤日。

8月17日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。猛暑の中のバッティングピッチャーはきつかった。

8月18日(木) 出勤日。

8月19日(金) 出勤日。

 

2022年8月20日土曜日

21年 パシフィックvs巨人 15回戦

10月19日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 3 0 0 3 パ軍 39勝54敗3分 0.419 真田重蔵 
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 巨人 56勝33敗2分 0.629 近藤貞雄

勝利投手 真田重蔵 23勝22敗 
敗戦投手 近藤貞雄 20勝12敗

二塁打 (パ)伊勢川、森下

勝利打点 なし


巨人、真田を打てず一日天下

 西宮の第2試合は真田重蔵と近藤貞雄の先発で午後2時43分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 立ち上がりから両投手好投を続け、パ軍は2回二死から伊勢川がレフト線に二塁打を放っただけで4回まで無得点。

 真田は絶好調で4回までパーフェクトピッチング。2回から3回にかけて黒沢、中島、多田から3連続三振、4回も呉新亨、山川を連続三振。5回に川上を四球で歩かせるが、ここまで無安打ピッチングを続ける。

 現在首位の巨人は6回裏、西後呉新亨の当りは三ゴロ、これをサード喜瀬正顕が一塁に悪送球、山川が右前にチーム初ヒットを放ち二死一二塁、千葉の左前タイムリーで1点を先制する。

 パ軍は7回表、先頭の藤井が右前打で出塁、森下の左中間二塁打で無死二三塁、辻井の一ゴロで三走藤井がホームに突っ込み、ファースト川上が本塁送球するが悪送球、藤井に続いて二走森下も生還して2-1と逆転、野選とエラーが記録されて打者走者の辻井も二塁に進み、伊勢川がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死三塁、喜瀬に代わる代打小島利男の中犠飛で3-1とリードを広げる。

 真田は7回には先頭の黒沢に左前打を許すが後続を打ち取り、8回、9回も三者凡退に抑え、3安打1四球8三振、自責点ゼロの完投で23勝目をマークする。

 前日首位に立った巨人は真田を打てず完敗、首位の座をグ軍に譲って一日天下に終わった。川上の悪送球が致命傷となったのである。

野球週報2022 ㉜

8月6日(土) ジムで体幹、有酸素。

8月7日(日) 休養日。

8月8日(月) 休養日。

8月9日(火) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。

8月10日(水) 品川ビッグスターズの練習は酷暑のため中止。

8月11日(木) 休養日。

8月12日(金) ジムでラン&ウォーク。


2022年8月14日日曜日

21年 タイガースvs中部日本 13回戦

10月19日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 1 0 3 5 タ軍 55勝40敗 0.579 野崎泰一 藤村冨美男 渡辺誠太郎 
2 0 2 2 0 0 2 0 X 8 中部 36勝56敗3分 0.391 久野勝美

勝利投手 久野勝美      4勝6敗 
敗戦投手 藤村冨美男 12勝2敗

二塁打 (タ)金田 (中)杉浦
三塁打 (タ)呉
本塁打 (中)古川清蔵 9号

勝利打点(中)杉浦清 4

猛打賞 (タ)呉昌征 8 (中)三村勲 4


タ軍、6失策の惨敗

 後楽園の第2試合は野崎泰一と久野勝美の先発で午後2時25分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の呉昌征がいきなり右中間に三塁打、金田はストレートの四球、本堂の遊ゴロの間に呉が還って1点を先制する。

 中部は1回裏、先頭の岩本がストレートの四球で出塁、金山は三邪飛に倒れるが、岩本が二盗、古川は四球で一死一二塁、続く小鶴の打席でキャッチャー土井垣が一塁に牽制、一走古川は一二塁間に挟まれ、ファースト本堂はセカンド宮崎に送球するが古川はこれをかいくぐって二塁に走り、宮崎はショート長谷川に送球して古川はタッチアウト、この間に二走岩本は三塁に進み三塁ベースをオーバーラン、これを見た長谷川がサード藤村に送球するがこれが悪送球となる間に岩本が生還し1-1の同点、小鶴は四球を選んで二死一塁、杉浦清監督が左中間にタイムリー二塁打を放ち2-1と逆転する。タ軍は早くも先発の野崎が降板し、サード藤村がリリーフのマウンドに上がり後続を抑える。

 中部は3回裏、先頭の小鶴が四球で出塁、杉浦の遊ゴロでランナーが入れ替わり、加藤正二は四球で一二塁、二死後久野の二ゴロをセカンド本堂が後逸する間に二走杉浦が還って3-1、続く三村が左前にタイムリーを放ち4-1とする。

 中部は4回裏、先頭の金山が右前打で出塁、古川がレフトスタンドに第9号ツーランを叩き込んで6-1と大きくリードを広げる。

 タ軍は7回表、二死後呉昌征が中前打で出塁、金田のライト線タイムリー二塁打で2-6とする。

 中部は7回裏、一死後加藤の当りは遊ゴロ、ショート長谷川からの送球をファースト高山が後逸して加藤は二進、二死後久野の当りは中飛、これを名手呉昌征が落球する間に加藤が還って7-1、久野は二塁に進み、三村の右前タイムリーで8-1と突き放す。

 タ軍は9回表、一死後渡辺誠太郎に代わる代打御園生崇男が左前打で出塁、長谷川はストレートの四球、トップに返り呉の二ゴロで御園生は二封されて二死一三塁、金田の右前タイムリーで3-8、本堂の投飛を久野が落球して二死満塁、藤村の左前タイムリーで4-8、土井垣の遊ゴロをショート杉浦がエラーする間に三走金田が還って5-8、なおも二死満塁が続き宮崎に代わり代打若林が登場、しかし若林は三ゴロに倒れてゲームセット。

 久野勝美は9安打4四球2三振の完投で4勝目をマークする。

 タ軍は最終回よく追い上げはしたが6失策で惨敗。当時の日刊スポーツ紙上には「ダイナマイト打線いづこ」の活字が躍っている。

2022年8月12日金曜日

21年 グレートリングvsゴールドスター 14回戦

10月19日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 2 0 1 0 5 グ軍 61勝35敗2分 0.635 松川博爾 
0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 ゴ軍 39勝55敗1分 0.415 清原初男

勝利投手 松川博爾 8勝4敗 
敗戦投手 清原初男 1勝2敗

二塁打 (グ)山本、岡村 (ゴ)清原
本塁打 (ゴ)西沢道夫 1号

勝利打点(グ)山本一人 9

猛打賞 (グ)岡村俊昭 5、松川博爾 1


西沢道夫、打者転向後初本塁打

 西宮の第1試合は松川博爾と清原初男の先発で午後零時33分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍はレギュラーキャッチャーの辻功が欠場して坪内監督がマスクを被ることとなった。坪内は8月12日の阪急戦で8回に辻に代打が起用された関係から9回の1イニングだけマスクを被ったことはあるが、スタメンマスクは初めてのことである。

 グ軍は初回、先頭の安井が四球を選んで出塁、宮崎仁郎の当りは三ゴロ、これをサード大崎がエラー、清原が先発したためサードには久々に大崎が入っているが試合勘が戻っていないか、無死一二塁と先制のチャンスを迎えたが清原の二塁牽制に安井はタッチアウト、田川、山本は連続遊ゴロに倒れて無得点。

 ゴ軍は1回裏、先頭の酒沢が四球を選んで出塁、大友も死球を受けて無死一二塁とこちらも先制のチャンス、しかし坪内のセカンドライナーに二走酒沢が戻れずダブルプレー、西沢は三ゴロに倒れて無得点。

 グ軍は2回表、二死後安井鍵太郎の三ゴロを大崎が今度は一塁に悪送球、松川の中前打で安井は三塁に走り、センターからの送球の間に打者走者の松川も二塁を陥れる好走塁を見せて二死二三塁、筒井はストレートの四球で二死満塁、しかしトップに返り安井は遊ゴロに倒れて無得点。

 グ軍は3回表、一死後田川が四球から二盗に成功、山本が左越えにタイムリー二塁打を放ち1点を先制、堀井の遊ゴロの間に山本は三進、岡村の中前タイムリーで2-0とする。

 ゴ軍は3回裏、一死後坂本勲が左前打で出塁、トップに返り酒沢の右前打で坂本が三塁に走るが、ライト岡村からの好返球にタッチアウト。

 ゴ軍は4回裏、先頭の坪内がストレートの四球で出塁、しかし西沢の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー、しかしここから清原、早川、小前の3連打で二死満塁、しかし大崎に代わる代打内藤幸三は一邪飛に倒れて無得点。

 グ軍は6回表、先頭の岡村が右越えに二塁打、しかし安井鍵太郎の遊ゴロに岡村が飛び出してタッチアウト、松川の中前打で一死一二塁、筒井は二飛に倒れて二死一二塁、トップに返り小林悟楼の初球をキャッチャー坪内がパスボール、小林は四球で二死満塁、宮崎に代わる代打丸山二三雄が中前に2点タイムリーを放ち4-0と突き放す。

 ゴ軍は6回裏、一死後西沢が打者転向後初ホームランをレフトスタンドに叩き込んで1-4とする。

 ゴ軍は7回裏、先頭の坂本の当りは遊ゴロ、これをショート小林がエラー、トップに返り酒沢の一ゴロの間に坂本は二進、二死後坪内の左前タイムリーで2-4と追い上げる。

 グ軍は8回表、先頭の松川が三塁に内野安打、サード中村信一の悪送球が加わり松川は二進、筒井が送って一死三塁、トップに返り小林の中犠飛で5-2と突き放す。

 ゴ軍は最終回、一死後大友がストレートの四球で出塁、坪内は左前打、西沢は投飛に倒れるが、清原は死球を受けて二死満塁と最後のチャンス、しかし早川平一は三ゴロに倒れてゲームセット。

 松川博爾は11安打を許し4四球3死球の乱調であったが、相手に的を絞らせないピッチングが功を奏して完投、8勝目をマークする。打者出身らしい好打は相変わらずで、猛打賞の活躍でもあった。

 巨人に首位の座を奪われたグ軍は何とかゴ軍を振り切り、第2試合の巨人の結果を待つこととなった。

2022年8月8日月曜日

21年 セネタースvs阪急 15回戦

10月19日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 5 0 0 0 0 0 0 8 セ軍 42勝53敗 0.442 白木義一郎
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 48勝450敗1分 0.490 天保義夫 鳥居兵治 溝部武夫 大平茂

勝利投手 白木義一郎 26勝18敗 
敗戦投手 天保義夫     11勝11敗

二塁打 (セ)飯島2、白木 (急)坂井2
三塁打 (セ)鈴木

勝利打点(セ)飯島滋弥 11

猛打賞 (セ)一言多十 4、鈴木清一 7 (急)坂井豊司 5、上田藤夫 13


白木義一郎、チェンジオブペースで阪急打線を幻惑

 第26節3日目、後楽園の第1試合は白木義一郎と天保義夫の先発で午後零時30分、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、一言多十、鈴木清一が連続ヒット、飯島がレフトにタイムリー二塁打を放ち1点を先制、大下はストレートの四球で無死満塁、白木は三振に倒れるが、熊耳の左犠飛で2-0、長持の右前タイムリーで3点をリードする。

 セ軍は3回表、先頭の飯島が右中間に2打席連続二塁打、阪急ベンチはここで連投の天保を下げて鳥居兵治にスイッチ、大下は又も四球、飯島が三盗を決め、白木も四球で無死満塁、熊耳は二飛に倒れるが、長持が中前に2点タイムリーを放ち5-0、根津弘司は四球で一死満塁、清水喜一郎が押出し四球を選んで6-0、阪急ベンチは鳥居を下げて三番手の溝部武夫にスイッチ、トップに返り一言の中前タイムリーで7-0、鈴木の三ゴロの間に三走根津が還ってこの回5点、8-0と大量リードする。

 溝部はこの後8回まで無失点、しかし阪急打線の沈黙は続いた。

 阪急は6回裏、先頭の青田が三塁線にヒット、野口二郎は26試合連続ヒットとなる二遊間ヒットで続き無死一二塁、野口明の二ゴロは「4-6-3」と渡ってダブルプレー、二死三塁から上田が中前にタイムリーを放ち何とか1点を返すが反撃もここまで。

 白木義一郎は11安打5四球5三振の完投で26勝目をマークする。

 これで白木の最多勝はほぼ確定したと見てよい。当時の記事によると、白木の躍進はチェンジオブペースにあるとのこと。この日も11安打を打たれながら1失点と阪急打線を幻惑した。

 鈴木清一が2試合連続で三塁打を放ち今季10本目。18日の試合で10本目と実況したがあれは間違い(本文は訂正済み)でこの日が10本目となり、トップの金田正泰に2本差と迫った。

 飯島滋弥が11個目の勝利打点を記録してトップの多田文久三に1個差と迫ってきた。

 上田藤夫が今季13回目の猛打賞を記録して青田と並ぶ2位タイ。トップの金田正泰は17回でこちらは安泰か。

2022年8月7日日曜日

21年 阪急vs中部日本 15回戦

10月18日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 1 3 6 阪急 48勝49敗1分 0.495 天保義夫 
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 中部 35勝56敗3分 0.385 松尾幸造

勝利投手 天保義夫 11勝10敗 
敗戦投手 松尾幸造   3勝15敗

二塁打 (急)青田、上田、天保
本塁打 (急)坂井豊司 1号

勝利打点(急)坂井豊司 3


天保義夫、2安打完投勝利

 後楽園の第2試合は天保義夫と松尾幸造の先発で午後2時25分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、一死後坂井豊司の当りは二塁方向へ鋭いライナー、これをセカンド金山がナイスキャッチ。

 中部は1回裏、先頭の岩本の当りは一塁線にボテボテのゴロ、ピッチャー天保は切れると見て見送ったが白球は白線の内側で止まり内野安打、先程坂井のライナーを好捕した金山の三ゴロをサード坂井がエラー、続く古川の当りも三ゴロ、今度は坂井ががっちりと捕って二塁に送球し一走金山は二封、古川が二盗を決め、小鶴は四球を選んで一死満塁、続く杉浦監督の一塁へのライナーは抜けたかと思われたがファースト野口明がナイスキャッチ、笠石徳五郎は三振に倒れて無得点。

 阪急は3回表、先頭の荒木茂が左前打で出塁、天保の三前送りバントをサード三村が二塁に送球して一走荒木は二封、トップに返り山田伝の一ゴロでランナーが入れ替わり二死一塁、ここで第一打席で右方向にいい当たりを打った坂井が又も右打ち、打球はぐんぐん伸びてライトスタンドにツーランホームラン、坂井のプロ入り初本塁打で2点を先制する。

 中部は5回裏、先頭の藤原鉄之助が四球で出塁、続く松尾の一塁線への強烈なライナーをファースト野口明が又もナイスキャッチ、そのまま一塁ベースにタッチしてダブルプレー。

 中部は6回裏、先頭の岩本が四球から二盗に成功、金山も四球を選んで無死一二塁、古川の二ゴロで二者進塁して一死二三塁、小鶴の三ゴロをサード坂井がタイムリーエラー、三走岩本が還って1-2、小鶴には打点が記録された。一死一三塁から小鶴が二盗を決めて一死二三塁と逆転のチャンス、しかしここは天保が踏ん張って杉浦、笠石を連続三振に打ち取る。

 阪急は7回表、二死後天保の当りは三塁ファウルグラウンドへの飛球、これをサード三村がナイスキャッチ。

 阪急は8回表、二死後青田が左中間に二塁打、ここまで3打数無安打で連続試合安打記録もついに途切れたかと思われた野口二郎が左前にタイムリーを放ち3-0として25試合連続ヒット、2試合連続して最終打席で記録をつないだ。

 阪急は9回表、先頭の上田がレフト線に二塁打、坂田清春の送りバントは一飛となって失敗、荒木のレフト線タイムリーで4-1、天保が左中間をライナーで抜く二塁打を放って一死二三塁、トップに返り山田の左前タイムリーで5-1、坂井の遊ゴロの間に三走天保が還って6-1として試合を決める。

 天保義夫は2安打5四球7三振の快投を見せて11勝目をマークする。6回のピンチを連続三振で切り抜けたのが大きく、守備陣もも3つの併殺で天保の好投に応えた。

 実況でお伝えした4つの「ナイスキャッチ」はスコアカードに「好捕」と書かれている。この試合の「記録者署名」蘭は空白であるが、この年の関東の試合は広瀬謙三がスコアを付けていた。

 坂井豊司がプロ入り初本塁打で今季3個目の勝利打点を記録した。これまでの2個は何れも「決勝犠飛」なので、まだタイムリーヒットによる勝利打点が無い。

2022年8月6日土曜日

21年 巨人vsグレートリング 13回戦

10月18日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 0 1 0 0 2 5 巨人 56勝32敗2分 0.636 藤本英雄 
0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 グ軍 60勝35敗2分 0.632 別所昭

勝利投手 藤本英雄 17勝5敗 
敗戦投手 別所昭    17勝11敗

二塁打 (グ)堀井
三塁打 (巨)川上

勝利打点 なし

猛打賞 (巨)中島治康 6


首位交代

 西宮の第2試合は巨人vsグ軍の首位攻防戦。藤本英雄と別所昭の先発で午後2時8分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 グ軍はサードの河西俊雄が欠場し、二番にはショートの宮崎仁郎が入り、サードには安井鍵太郎を起用。これが試合にどのように影響するかに注目。

 別所は立ち上がりから気合の入った投球で3回まで巨人打線を無安打に抑え込む。

 一方、藤本も2回に堀井に二塁打を許しただけで無失点ピッチング。

 巨人は4回表、一死後山川喜作が中前打で出塁、千葉の二ゴロをセカンド安井亀和がエラー、川上の一ゴロで二者進塁して二死二三塁、黒沢は3球ファウルで粘って四球、二死満塁となって中島治康監督が右前に2点タイムリーを放ち2-0とリードする。

 グ軍は4回裏、一死後金田正泰を抜いて首位打者に立った田川が中前打で出塁、二死後堀井の左前打で一三塁、岡村はストレートの四球で二死満塁、しかし別所は右飛に倒れて無得点。

 巨人は6回表、一死後川上が右中間に三塁打、黒沢の二ゴロを安井亀和がタイムリーエラー、3-0とリードを広げる。

 グ軍は6回裏、一死後田川が二遊間ヒットから二盗に成功、山本監督は四球、堀井も連続四球で一死満塁、岡村が左前にタイムリーを放ち1-3と2点差、別所が左前に同点の2点タイムリーを放ち3-3と追い付く。

 首位攻防戦らしい激戦となってきた。

 巨人は8回表、二死から黒沢、中島の連打で一二塁とするが、勝負強い多田は三振に倒れて無得点。

 グ軍は8回裏、3四球で二死満塁のチャンスを作るが筒井は遊ゴロに倒れて無得点。

 巨人は9回表、先頭の藤本が左前打で出塁、古家武夫が四球を選んで無死一二塁、トップに返り呉新亨の当りはセカンドへのゴロ、二走藤本が三塁をオーバーランするのを見て安井亀和は三塁に送球、藤本は三本間に挟まれ挟殺プレーとなる。この後の展開は画像が残っている訳でもないので不明であるが、スコアカードには「4-5-2-3-1’-3」と記録されており、これだけ見ると三本間の挟殺プレーにファースト山本とピッチャー別所も加わり、最後は別所の悪送球で藤本が生還したように見える。ところが打者走者の呉新亨は一塁に残ったままである。ということは、キャッチャー筒井からファースト山本への送球は、呉新亨が一塁ベースを回りかけたのを見て一塁ベース付近にいた山本に送球し、別所は一二塁間の挟殺プレーに加わり山本への送球が悪送球となって三走藤本が生還したことになる。時間的に見てもファースト山本がホームベースカバーに入ったとは考えずらく、筒井が藤本を追い詰めるのをあきらめて打者走者の呉新亨を刺すためにファースト山本に送球したと考えるのが自然である。

 ということで、4-3と巨人1点リードとなり、一走古家は三塁に進んで無死一三塁、山川の三ゴロをサード安井鍵太郎は何故か二塁に送球して一走呉新亨が二封される間に三走古家が還って5-3とする。

 ここで安井鍵太郎は何故バックホームではなく二塁に送球したのか。三遊間寄りのゴロで体勢的に本塁送球が無理で二塁に送球したのか、試合経験の乏しさから状況を考えずに併殺を狙いにいってしまったのか。河西俊雄がサードであったら結果は違っていたかもしれない。

 藤本英雄はグ軍最終回の反撃を三者凡退に退け、6安打6四球2三振の完投で17勝目をマークする。戦前の荒れ球時代の藤本であれば「6四球」は普通であったが、安定した投球を見せるようになった戦後では「6四球」は多い。首位攻防戦ということで力が入っていたのではないか。

 河西に代わって二番に入った宮崎仁郎は4打数無安打、河西に代わってサードの守備に就いた安井鍵太郎の守りも疑問のあるところであり、矢張り河西の欠場がグ軍には痛かった。河西は翌日も欠場して20日の巨人戦で復帰するので、軽く負傷したのであろう。

 この結果、巨人はゲーム差ではグ軍に0.5ゲーム差の二位であるが、勝率でグ軍を4厘上回ることとなり、首位交代となった。

野球週報2022 ㉛

7月30日(土) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。チューブトレーニングで新手法を編み出しました。引越し先は住んでいたマンションから150mほどの賃貸住宅なのでジムまでは徒歩3分で変わりません。秋季シーズンに向けてスタート。

7月31日(日) 休養日。

8月1日(月) 出勤日。

8月2日(火) 出勤日。

8月3日(水) 品川ビッグスターズの練習は猛暑のため中止。

8月4日(木) テレワーク。

8月5日(金) 休養日。 


2022年8月3日水曜日

21年 セネタースvsタイガース 14回戦

10月18日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 1 0 1 0 0 1 0  3  セ軍 41勝53敗 0.436 黒尾重明 北川桂太郎 
2 0 3 0 0 3 0 3 X 11 タ軍 55勝39敗 0.585 若林忠志

勝利投手 若林忠志 2勝3敗 
敗戦投手 黒尾重明 9勝16敗

二塁打 (セ)鈴木 (タ)藤村、本堂
三塁打 (セ)鈴木
本塁打 (タ)若林忠志 1号

勝利打点(タ)藤村富美男 9

猛打賞 (セ)鈴木清一 6、飯島滋弥 8 (タ)土井垣武 10


若林忠志、復活の日

 後楽園の第1試合は黒尾重明と若林忠志の先発で午後零時32分、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の呉昌征が二前にドラッグバントを決めて出塁、金田はサードライナー、本堂の遊ゴロでランナーが入れ替わり本堂が二盗に成功、、藤村監督がセンター左をライナーで抜くタイムリー二塁打を放ち1点を先制、土井垣も中前にタイムリーで続きこの回2点を先制する。

 セ軍は3回表、一死後清水喜一郎が四球を選んで出塁、トップに返り一言多十は三振、鈴木清一が左中間にタイムリー二塁打を放ち1-2と1点差に追い上げる。

 タ軍は3回裏、先頭の本堂がレフト線に二塁打、藤村の左前タイムリーで3-1、土井垣の中前打で一三塁、一死後富樫淳の三ゴロをサード根津弘司がゲッツーを狙って二塁に送球するが悪送球、この間に三走藤村が還って4-1、富樫には打点が記録され、土井垣は三塁に進んで一死一三塁、若林がスクイズを決めて5-1とリードを広げる。

 セ軍は5回表、一死後根津が一塁線にヒット、清水は四球、トップに返り一言も四球を選んで一死満塁、鈴木の右犠飛で2-5、二走清水もタッチアップから三塁を狙うが、「9-2-5」と送球されてタッチアウト。

 タ軍は6回裏、先頭の富樫に代わる代打山口政信が四球で出塁、ここで若林がレフトスタンドにツーランホームラン、7-2とする。若林は戦前に3本の本塁打を打っており、これが通算4本目となる。続く長谷川善三の二ゴロをセカンド清水がエラー、セ軍ベンチはここで先発の黒尾を下げて北川桂太郎をマウンドに送り、呉の二ゴロでランナーが入れ替わり、金田の右前打で一死一三塁、本堂のレフトへのヒット性の当りを大下が好捕、しかし犠牲フライとなって8-2とする。

 セ軍は8回表、先頭の鈴木が右中間に三塁打、飯島の一二塁間タイムリーで3-8とする。

 タ軍は8回裏、先頭の長谷川が四球で出塁、トップに返り呉の二ゴロをセカンド大沢喜好がエラー、金田は四球を選んで無死満塁、本堂の左前タイムリーで9-3、藤村の左犠飛で10-3、一死一二塁から土井垣の二ゴロは「5-4-3」と転送されるがセカンド大沢の一塁送球が悪送球となって金田が生還、11-3として試合を決める。

 若林忠志は8安打4四球3三振で2勝目をマークする。スクイズを決め、本塁打も放ち、完全復活に向けて動き出した。

 鈴木清一が打った三塁打は今季9本目。現時点で金田正泰が12本でトップであるが、戦後最初の最多三塁打争いが面白くなってきた。

野球週報2022 ㉚

7月23日(土) お引越し。

7月24日(日) 引越し整理。

7月25日(月) 出勤日。

7月26日(火) 出勤日。

7月27日(水) 品川ビッグスターズの練習は休んで引越し整理。

7月28日(木) 出勤日。

7月29日(金) 17年住んで売却したマンションの引渡し日。

 

2022年7月31日日曜日

21年 パシフィックvsゴールドスター 14回戦

10月18日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 1 0 1 0 1 0 4 パ軍 38勝54敗3分 0.413 井筒研一 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ゴ軍 39勝54敗1分 0.419 内藤幸三

勝利投手 井筒研一 13勝17敗 
敗戦投手 内藤幸三 18勝23敗

二塁打 (パ)藤井、森下

勝利打点(パ)森下重好 7


井筒研一、今季6度目の完封勝利

 第26節2日目、西宮の第1試合は井筒研一と内藤幸三の先発で午後零時28分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍は初回、先頭の白石が四球で出塁、小暮が送りバントを決め、藤井がレフト線に流し打って一死一三塁、森下の遊ゴロ併殺崩れの間に三走白石が還って1点を先制する。

 パ軍は4回表、先頭の藤井が又もレフトに流し打って二塁打、森下は中飛、辻井も左飛に倒れるが、伊勢川の左前タイムリーで1点追加して2-0とする。

 パ軍は6回表、一死後小暮の当りは一ゴロ、これをファースト西沢がエラー、小暮が二盗を決め、藤井は三振に倒れるが、森下が中越えにタイムリー二塁打を放ち3-0、着々と加点する。

 パ軍は8回表、先頭の井筒が三塁線に内野安打、トップに返り白石はストレートの四球で一二塁、小暮の右前打で二走井筒は三塁ベースを蹴ってホームを狙うがライト小前博文からの好返球にタッチアウト、この間に一走白石は三塁に進んで一死一三塁、続く藤井の2球目にダブルスチールを決めて4-0とダメ押す。

 井筒研一は5安打2四球無三振で今季6度目の完封、13勝目をマークする。終盤はランナーを出しながら3つの併殺で切り抜けた。

 パ軍内野陣は「6-4-3」の併殺を3度決めた。ショート白石は目を悪くしてこのところ凡ミスも目に付くが、この日は好守で井筒を助けたのである。

 藤井勇の2本の流し打ちが効果的であった。藤井は鳥取一中時代から沢村キラーとしてならした強打者で糸を引くようなライナーの二塁打が多いが、この日は渋くレフトに打っている。好調サウスポー内藤対策が功を奏した。藤井は昭和11年から33年まで現役を続けて通算1,482安打であるが、戦争がなければ川上と最初の2,000本安打到達を争っていた可能性が高い。

 井筒研一は13勝のうち6勝が完封勝利。戦前は野手としての出場が多く、1940年には主にリリーフで登板して24試合に投げているが未勝利。戦後復活初年度に初勝利をあげて真田に次ぐ二番手投手に成長し、この年から3年連続二桁勝利をマークする。昭和25年の松竹では9勝をあげて二リーグ分裂後のセ・リーグ初代優勝に貢献することとなるが、昭和21年のパシフィックと昭和25年の松竹ではメンバーが大きく入れ替わっていく中で、真田と共にチームに残って戦後復活黎明期の主役の一人である割に知名度が低い。

2022年7月27日水曜日

野球週報2022 ㉙

7月16日(土) 1部昇格が賭かったリーグ戦第7戦は雨天中止。決戦は9月に行われます。

7月17日(日) 17年住んだマンションを売却したので今日は引越し先賃貸住宅の入居日。引越しは23日で、距離は150m程なので今日から先行して引越し準備を開始。買替え先の入居予定は来年秋なのでしばらく賃貸生活に後戻りです。

7月18日(月) 引越し準備。

7月19日(火) 有休を取って引越し準備。

7月20日(水) 午前中は天王洲アイルで品川ビッグスターズの幹部会議。午後は練習を休んで引越し準備。

7月21日(木) 出勤日。

7月22日(金) 出勤日。

 

2022年7月19日火曜日

21年 巨人vsパシフィック 14回戦

10月17日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
0 0 0 0 1 0 2 0 2  0   1  6 巨人 55勝32敗2分 0.632 中尾輝三 藤本英雄 
2 1 0 0 2 0 0 0 0  0   0  5 パ軍 37勝54敗3分 0.407 真田重蔵

勝利投手 藤本英雄 16勝5敗 
敗戦投手 真田重蔵 22勝22敗

二塁打 (巨)川上、多田 (パ)伊勢川、小暮

勝利打点(巨)藤本英雄 2

猛打賞 (巨)多田文久三(5安打)5、山田潔 1


巨人が激戦を制し首位に6厘差

 西宮の第2試合は中尾輝三と真田重蔵の先発で午後2時45分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 第1試合でグ軍が敗れただけに巨人としては絶対に落とせない試合。

 パ軍は初回、先頭の白石敏男の当りは二ゴロ、これをいきなりセカンド千葉茂がエラー、木暮力三は三遊間にヒット、藤井勇は二飛に倒れ、森下重好の三ゴロで小暮は二封、森下が二盗を決め、辻井弘は四球を選んで二死満塁、ここで伊勢川真澄が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち2-0とする。

 パ軍は2回裏、先頭の喜瀬正顕が左前打で出塁、真田は二飛に倒れるが、トップに返り白石の右前打で一二塁、小暮は左飛に倒れるが、藤井の中前タイムリーで3-0とリードを広げる。

 巨人は1回、2回と先頭が出塁、3回も一死一二塁のチャンスを作るが何れも後続なく残塁を重ねる。

 巨人は5回表、先頭の山田潔が右前打で出塁、トップに返り呉新亨は四球を選び、山川喜作の送りバントを真田がお手玉、犠打とエラーが記録されて無死満塁、千葉の遊ゴロ併殺の間に三走山田が還って1-3とする。

 パ軍は5回裏、一死後辻井が右前にヒット、伊勢川の一ゴロの間に辻井は二進、松井信勝の中前タイムリーで4-1、喜瀬の三ゴロをサード山川がエラーして二死一二塁、真田の右前タイムリーで5-1と突き放す。

 巨人は6回まで3併殺とチャンスを潰し続ける。

 巨人は7回表、先頭の山田が中前打、トップに返り呉の三ゴロでランナーが入れ替わり、呉が二盗に成功、山川は三振に倒れて二死二塁、千葉が中前にタイムリーを放ち2-5、千葉は送球の間に二塁に進み、川上哲治のレフト線タイムリー二塁打で3-5、ようやく打線がつながり2点差に追い上げる。

 巨人は9回表、一死後千葉が四球を選んで出塁、川上の右前打で一三塁、黒沢俊夫は四球を選んで一死満塁、林清一に代わる代打藤本英雄の中犠飛で4-5と1点差、多田文久三が5打席連続ヒットとなるタイムリー二塁打を中越えに放ち、土壇場で5-5の同点に追い付く。

 巨人は代打に出た藤本が9回から中尾に代わってマウンドに上がり、9回、10回と三者凡退に抑える。

 巨人は11回表、先頭の黒沢が投前に内野安打、真田の一塁送球が悪送球となって黒沢は一気に三塁に進み、藤本の右前タイムリーで6-5と勝越しに成功する。

 パ軍は11回裏、二死後小暮が中越えに二塁打、藤本は慎重に攻め、藤井はストライク1個だけで四球、森下はストレートの四球で二死満塁、ここで藤本定義監督は辻井に代えてベテラン小島利男を代打に起用、しかし小島は藤本渾身の投球の前に三振、巨人が接戦を制す。

 巨人は16安打6四球6得点で15残塁、パ軍は10安打7四球5得点で12残塁。

 第1試合に続いて延長11回となる1時間55分の激戦を制した巨人は、首位グ軍に勝率6厘差と迫った。

2022年7月18日月曜日

21年 中部日本vsタイガース 12回戦

10月17日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 中部 35勝55敗3分 0.389 久野勝美 服部受弘 
1 0 1 2 0 0 0 1 X 5 タ軍 54勝39敗 0.581 御園生崇男

勝利投手 御園生崇男 10勝7敗 
敗戦投手 久野勝美      3勝6敗

二塁打 (中)杉浦、笠石 (タ)金田、御園生
三塁打 (タ)本堂

勝利打点(タ)本堂保次 9


老練御園生が投打に活躍

 後楽園の第2試合は久野勝美と御園生崇男の先発で午後2時12分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の呉昌征がショートに内野安打、金田正泰が二前にドラッグバント、前進して捕球したセカンド金山次郎の一塁送球が悪送球となる間に呉が一気にホームインして1点を先制、金田には内野安打が記録された。

 中部は2回表、先頭の杉浦清監督がレフト線に二塁打、笠石徳五郎の遊ゴロをショート長谷川善三が好フィールディングで処理して一塁アウト、この間に二走杉浦は三進、藤原鉄之助の遊ゴロで三走杉浦がホームに突っ込み、長谷川が本塁送球するがセーフ、野選が記録されて1-1の同点、藤原が二盗を決め、久野が四球を選んで一死一二塁、三村勲の遊ゴロは「6-4-3」と転送されるが一塁セーフ、しかし三塁に進んでいた藤原がオーバーラン、ファースト本堂保次が三塁に送球してタッチアウト、「6-4-3-5」のダブルプレーが記録された。

 タ軍は3回裏、先頭の長谷川がレフト線にヒット、トップに返り呉の打席で長谷川が二盗に失敗、呉は三振に倒れて二死無走者、ここで金田がカウントツーボルツーストライクから4球ファウルで粘ってライト線に二塁打、本堂が右中間にタイムリー三塁打を放ち2-1と勝ち越す。

 タ軍は4回裏、先頭の土井垣武がピッチャー強襲ヒット、宮崎剛が三前に送りバントを決めて一死二塁、富樫淳の右前打で一死一三塁、御園生がレフト線にタイムリー二塁打を放ち3-1、レフト岩本章からの返球が悪送球となる間に三塁に進んでいた富樫も還って4-1とする。御園生の打点は「1」。

 中部は6回表、先頭の小鶴誠が左前打で出塁、一死後笠石の右中間タイムリー二塁打で2-4とするが反撃もここまで。

 タ軍は8回裏、先頭の土井垣武が三前にセーフティバントを決めて出塁するとパスボールで二進、宮崎剛の遊ゴロの間に土井垣は三進、二死後御園生の右前タイムリーで5-2とダメ押す。

 御園生崇男は7安打6四球1死球3三振の老練なピッチングで完投、10勝目をマークする。打っても2安打2打点と二刀流の活躍であった。

2022年7月16日土曜日

21年 ゴールドスターvsグレートリング 13回戦

10月17日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
1 0 0 3 0 0 0 0 0  0   1  5 ゴ軍 39勝53敗1分 0.424 江田孝 
0 0 0 2 0 0 1 0 1  0   0  4 グ軍 60勝34敗2分 0.638 丸山二三雄

勝利投手 江田孝          7勝13敗 
敗戦投手 丸山二三雄 23勝14敗

二塁打 (ゴ)大友、西沢
三塁打 (グ)丸山

勝利打点(ゴ)早川平一 1


酒沢政夫、ベテランの味

 西宮の第1試合も午後零時30分、江田孝と丸山二三雄の先発で杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 神嘗祭の休日ということで、西宮も10,984人の観客を集めた。

 ゴ軍は初回、一死後大友一明が左中間に二塁打、坪内道則監督の遊ゴロで大友は三進、西沢道夫の左前タイムリーで1点を先制する。

 ゴ軍は4回表、先頭の坪内が三塁に内野安打、西沢の左越え二塁打で無死二三塁、清原初男が中前に2点タイムリーを放ち3-0、小前博文もショートへの内野安打で無死一二塁、辻功は一邪飛、江田も一邪飛で二死一二塁、早川平一が左前にタイムリーを放ちこの回3点、4-0とリードする。

 グ軍は4回裏、一死後堀井数男が中前打で出塁、岡村俊昭も中前打を放って一死一三塁、筒井敬三が右前にタイムリーを放ち1-4、一死一三塁から丸山の三ゴロをサード清原がエラーする間に三走岡村が還って2-4とする。

 グ軍は7回裏、一死後宮崎仁郎の当りは三ゴロ、これをサード清原が又もエラー、宮崎が二盗を決め、トップに返り安井亀和が中前にタイムリーを放ち3-4と追い上げる。

 丸山二三雄は5回以降もヒットを許しながら粘りのピッチングを見せ、9回まで11安打を浴びるも5回以降は無失点。

 その丸山が9回裏、先頭打者として打席に立つと中越えに三塁打、宮崎に代わる代打別所昭は四球で無死一三塁、トップに返り安井の当りは二遊間へのゴロ、ショート酒沢政夫はバックホームを諦めて二塁ベースに入って別所は二封、この間に三走丸山が還って4-4の同点に追い付く。一塁に残った安井は3回に二盗を決めており、ここも二塁を狙って大きなリード、しかし江田の一塁牽制にタッチアウト、河西俊雄は中飛に倒れて試合は延長戦に進む。

 グ軍は10回裏、二死後堀井が中前打、岡村も中前打で続いて二死一三塁とサヨナラのチャンス、しかし筒井は遊ゴロに倒れて無得点。

 ゴ軍は11回表、先頭の辻が二遊間にヒット、江田が送って一死二塁、ここで早川が中前に決勝タイムリーを放ち5-4とする。

 江田孝は11回裏に2つの四球を与えて一打同点のピンチを迎えるが、二死一二塁から田川豊を三ゴロに打ち取り、11回を9安打5四球4三振で完投、7勝目をあげる。

 ゴ軍1点リードで迎えた9回表、無死一三塁から安井亀和の当りは二遊間へのゴロ、ショート酒沢政夫は無理せず本塁送球を諦め、二塁ベースを踏んでアウトカウントを増やす選択をした。ここで無理して本塁送球しフィルダースチョイスだったらサヨナラ負けしていたかもしれない。同点に追い付かれはしたが、このベテランらしい冷静な守備が11回の早川の決勝打を呼び込んだのである。

 一方、グ軍の安井亀和は同点に追い付いて一塁に残り、二盗を狙っていたが江田の牽制に刺される若さを見せた。

 酒沢と安井は年齢では酒沢が2歳上なだけであるが、酒沢は戦前プロで4シーズンを経験、安井も昭和18年に南海に入団したが9試合の経験だけ。安井は今季得点の新記録を作る活躍を見せてはいるが、ここは経験不足が響いた。

 グ軍は好調の前節週間MVP江田孝に当たる不運もあったが14日の中部戦に続いて下位チームに連敗、13日の巨人戦から3連敗となって二位巨人にゲーム差1分まで迫られてきた。

野球週報2022 ㉘

7月9日(土) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、カーブ、130㌔、スライダー。右中間にライナー連発でいい感じで打てています。

7月10日(日) 休養日。

7月11日(月) 出勤日。

7月12日(火) 出勤日。午後からテレワーク。

7月13日(水) 品川ビッグスターズの練習は雨天中止。

7月14日(木) テレワーク。

7月15日(金) テレワーク。

 

2022年7月13日水曜日

21年 阪急vsセネタース 14回戦

10月17日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 47勝49敗1分 0.490 今西錬太郎 
2 0 0 0 3 0 0 0 X 5 セ軍 41勝52敗 0.441 白木義一郎

勝利投手 白木義一郎 25勝18敗 
敗戦投手 今西錬太郎   6勝7敗

二塁打 (セ)鈴木、白木
三塁打 (急)鳥居、野口二郎
本塁打 (セ)飯島滋弥 11号

勝利打点(セ)鈴木清一 4


白木義一郎25勝、最多勝へ前進

 第26節初日、後楽園の第1試合は今西錬太郎と白木義一郎の先発で午後零時30分、桝球審の右手が上がりプレイボール。今節から第1試合の開始時間は零時30分と早まった。

 この日の後楽園には木曜日としては過去最高となる16,476人の観客が集まった。10月17日は神嘗祭で、昭和22年までは祝祭日であった。西宮も1万人越えである。

 4月29日の月曜日も天長節で祝祭日だったが、後楽園は7,872人、西宮は10,824人であった。半年でプロ野球人気が大きく盛り上がってきたことを証明している。

 阪急は初回、先頭の山田伝がストレートの四球で出塁すると二盗に成功、坂井豊司はランナーを進めようと右に打つがセカンドライナー、山田は戻れずダブルプレー。セカンド清水喜一郎は打撃は弱いが堅実な守備を見せる。

 セ軍は1回裏、先頭の一言多十が四球で出塁、鈴木清一が左中間を深々と破る二塁打、一言が一塁から一気に還るタイムリーとなって1点を先制、飯島滋弥の投ゴロの間に鈴木は三進、大下弘は敬遠されて一死一三塁、ここで大下が二塁にスタート、キャッチャー日比野武は二塁に送球、セカンド荒木茂が大下にタッチしてアウト、この隙に三走鈴木がホームに向かい、荒木が本塁送球するがセーフ、2-0とする。大下には盗塁失敗が記録されているので重盗片割れアウトで鈴木に本盗は記録されず、送球の間の進塁となる。

 阪急は2回表、野口明の二飛をセカンド清水が落球、記録は失策であるが凡プレーであったとは限らない。スタートが遅れて際どく捕球すると素人はファインプレーであると勘違いするが、玄人は「あれは凡プレーじゃ」と見抜く。記録は失策でも打球の追い方が良くグラブに当たってしまったために「失策」が記録されるケースもあり、同じ打球であっても守備の悪い野手であればグラブに触らないのでヒットが記録される。守備の名手清水だけに前者であった可能性もある。日比野の三ゴロでランナーが入れ替わり一死一塁、上田藤夫の鋭いピッチャー返しを白木が好捕、一走日比野が戻れずダブルプレー。白木のプレーは「雑記」欄に「好捕」と記載されている。

 阪急は3回表、先頭の今西が中前打で出塁、荒木の遊ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り山田は三振、坂井の右打ちは今度は一二塁間を破り荒木は三進、打者走者の坂井も一塁ベースを蹴って二塁を狙うがライト長持栄吉からの送球にタッチアウト。

 初回からセ軍守備陣の好守が光る。16,476人の観衆の熱気がそうさせたに違いない。

 セ軍は5回裏、先頭の根津弘司がストレートの四球で出塁、清水の遊ゴロをショート上田がエラー、トップに返り一言の二ゴロで清水が二封されて一死一三塁、鈴木の遊ゴロ併殺崩れの間に三走根津が還って3-0、飯島がレフトスタンドに第11号ツーランを叩き込んで5-0と突き放す。

 阪急は6回表、先頭の山田に代わる代打鳥居兵治が右中間に三塁打、一死後青田昇の左犠飛で1点返して1-5とするが反撃もここまで。

 白木義一郎は4安打4四球3三振の完投で25勝目をマーク、丸山二三男に2勝差、真田重蔵に3勝差として最多勝に向けて一歩前進する。

 この日の野口二郎は第1打席から投ゴロ、中飛、三ゴロで、遂に連続試合安打記録は途切れたかと思われたが、9回に回ってきた第4打席でセンター左奥に三塁打を放ち「24」に伸ばした。これも16,476人の熱気が背中を押したのであろうか。野口二郎が最終打席で記録をつないだのはこれが3度目である。

野球週報2022 ㉗

7月2日(土) 休養日。

7月3日(日) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。今回から有酸素は足の負担を軽減するためバイクでやります。

7月4日(月) 出勤日。

7月5日(火) 出勤日。

7月6日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。体の開きが直らないので当てていこうかとも思いましたが、ここに来てジタバタしても仕方がないので開き直って思い切り引っ張っていくことにしました。シートバッティングでは左中間とレフトオーバーに会心の当り。

7月7日(木) 出勤日。

7月8日(金) 出勤日。

 

2022年7月9日土曜日

21年 第24節・25節 週間MVP

週間MVP

投手部門
 ゴールドスター 江田孝 1 
 2試合連続完封。

打撃部門
 グレートリング 安井亀和 1 
 25打数9安打9得点5打点。10月10日の中部戦で逆転満塁本塁打。戦後復活初年度となる昭和21年の本塁打は大下のみが喧伝されているが、安井のグランドスラムは優勝を決定付ける一打となっただけに価値が高い。

殊勲賞
 パ軍 辻井弘 1
 19打数8安打2得点3打点。6日のセ軍戦で4安打3打点。

 巨人 多田文久三 3
 24打数6安打1得点5打点、V打2個。

 巨人 古家武夫 1
 今節デビューして今節最も重要な試合となった14日のセ軍戦で決勝打を含む走攻守での活躍。

 パ軍 佐竹一雄 1
 13日のスタルヒン復帰試合で代打サヨナラ二塁打。

 阪急 鳥居兵治 2
 7打数3安打1得点2打点。13日のタ軍戦で決勝二塁打。

敢闘賞
 グ軍 田川豊 3
 24打数11安打5得点4打点。

 セ軍 大下弘 1
 27打数10安打3得点7打点。

 巨人 呉新亨 4
 25打数9安打7得点5打点。

 中部 古川清蔵 1
 25打数7安打3得点7打点。

 巨人 黒沢俊夫 4
 22打数7安打5得点5打点。

技能賞
 巨人 山田潔 4
 11日の中部戦で好走塁。

 パ軍 伊勢川真澄 2
 10月13日のゴ軍戦で清原の二盗を刺しスタルヒンを助ける。

 ゴ軍 西沢道夫 12
 内野ゴロでV打2個。

野球週報2022 ㉖

6月25日(土) 三鷹大沢球場で春季リーグ第6戦。強敵相手に2連敗ということでこの日の対目黒戦は絶対に負けられない一戦。一番ライトで出場。1回表にいきなり3点を先行され、第1打席はユニフォームをかすめる死球から二盗、三塁に進んで四番の中犠飛で生還。第2打席は三ゴロ、ここまで相手投手は内角を突いてくる。第3打席は走者二塁で中前にタイムリー。第4打席は外角球に空振り三振。内角攻めを意識し過ぎたか、ちょっと体が開き気味となっているので練習で修正します。

6月26日(日) 休養日。

6月27日(月) 出勤日。

6月28日(火) 出勤日。

6月29日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。35度を超える猛暑のため短時間で終了。体の開きを修正しようとしたが上手くいかず。これは明らかにバッティングの調子が落ちてきている。リーグ戦6試合で21打数13安打ではあるが、最終戦の小金井戦は絶対に落とせない試合なので、セーフティバントで行きます。

6月30日(木) 出勤日。

7月1日(金) 出勤日。

 

2022年7月6日水曜日

21年 巨人vsセネタース 13回戦

10月14日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 2 1 0 0 2 1 0 7 巨人 54勝32敗2分 0.628 近藤貞雄 中尾輝三 
0 0 0 1 0 2 2 1 0 6 セ軍 40勝52敗 0.435 白木義一郎

勝利投手 近藤貞雄    20勝11敗 
敗戦投手 白木義一郎 24勝18敗 
セーブ     中尾輝三 2

二塁打 (巨)黒沢、古家 (セ)大下、長持

勝利打点(巨)古家武夫 1

猛打賞 (巨)呉新亨 6、山川喜作 6 (セ)長持栄吉 2


近藤20勝、巨人はグ軍に1分7厘差

 第25節最終戦、後楽園の第2試合は近藤貞雄と白木義一郎の先発で午後3時33分、沢球審の右手が上がりプレイボール。第1試合が1時間56分と長引いたため、普段より遅い試合開始となった。

 巨人としては第1試合でグ軍が負けているだけに落とせない試合。

 セ軍は初回、先頭の鈴木清一が中前打で出塁、一死後飯島滋弥が四球を選び、大下弘の一ゴロで飯島が二封されて二死一三塁、ここでダブルスチールを敢行するが、キャッチャー多田文久三からの送球を受けたセカンド古家武夫がホームに送球して三走鈴木はタッチアウト。

 巨人は2回表、一死後黒沢俊夫が左中間に二塁打、多田の左前打で一死一三塁、古家の中犠飛で1点を先制する。初回のダブルスチールを阻止した二人で先取点をもぎ取った。

 巨人は3回表、一死後呉新亨が二遊間に内野安打、山川喜作の中前打で呉は三塁に進み、送球の間に打者走者の山川も二塁を陥れて一死二三塁、中島治康は三振に倒れるが、川上哲治が右前に2点タイムリーを放ち3-0とする。

 巨人は4回表、一死後古家が左中間に二塁打、二死後山田潔が右前にタイムリーを放ち4-0、着々と加点する。

 セ軍は4回裏、一死後大下が中前打で出塁、白木も左前打で続き、熊耳武彦は四球を選んで一死満塁、長持栄吉の遊ゴロ併殺崩れの間に三走大下が還って1-4とする。

 セ軍は6回裏、先頭の飯島が三塁に内野安打、続く大下が右中間を深々と破り飯島が還って2-4、大下は二塁ベースを蹴って三塁に向かうが、センター呉新亨からの送球を中継したセカンド古家が三塁に送球して大下はタッチアウト。古家の攻守に亘る活躍が目立つ。白木、熊耳が連続四球で一死一二塁、長持が右前にタイムリーを放ち3-4、一走熊耳は三塁に進み、打者走者の長持も二塁を狙うがライト中島が二塁に送球してタッチアウト、この隙に三塁達していた熊耳が本塁に突入するが、二塁ベースカバーのショート山田からの本塁送球にタッチアウト。

 巨人は7回表、一死後呉新亨が中前打で出塁、山川のライト線ヒットで一死一三塁、中島に代わり千葉茂が代打で登場、山川が二盗を決めて一死二三塁、千葉の右犠飛で5-3、川上は四球、黒沢の左前タイムリーで6-3と再び3点差。

 千葉の犠飛は今季10本目で断トツトップ。

 セ軍は7回裏、先頭の根津弘司が四球で出塁、清水喜一郎の初球もボール、巨人ベンチはここで中島の後にライトに入っていた千葉をセカンドに回し、この日活躍が目立ったセカンド古家に代わって林清一が入ってライト、清水はピッチャー強襲ヒットで無死一二塁、トップに返り鈴木が四球を選んで無死満塁、しかし一言多十のファーストライナーに一走スズキは戻れずダブルプレー、二死二三塁となって飯島が中前に2点タイムリーを放ち5-6と再び1点差、更に大下、白木が連続四球で二死満塁、しかし熊耳は三振に倒れて三者残塁。

 巨人は8回表、先頭の林が左前打で出塁、近藤も中前打、山田が送りバントを決めて一死二三塁、トップに返り呉新亨の右前タイムリーで7-5とする。

 セ軍は8回裏、先頭の長持がライト線に二塁打、根津の二ゴロが進塁打となって一死三塁、清水は投ゴロに倒れるが、トップに返り鈴木が四球を選んで二死一三塁、一言が中前にタイムリーを放ち6-7と又も1点差、巨人ベンチはここで160球を投げた先発の近藤に代えて中尾輝三をリリーフに送り、飯島は中飛に倒れて1点差止まり。

 中尾はセ軍の最終回の反撃を三者凡退に抑えて巨人が逃げ切る。

 セ軍もよく粘ったがあと1本が出ず惜敗。

 近藤貞雄は中尾のリリーフを仰いだが160球の力投で20勝目をマークする。

 巨人はこれで首位グ軍に2.5ゲーム差。勝率にして1分7厘差と迫り、首位戦線は混沌としてきた。

2022年7月2日土曜日

記録の神様

 「記録」の面から殿堂入りしたのは直木松太郎、広瀬謙三、山内以九士の三氏。これに続くのが千葉功、宇佐美徹也。この五氏を「記録の神様」と呼ぶことに異論を挟む者はいない。

 野球殿堂博物館より山内以九士氏のお孫さんが山内氏の伝記を書くについて、資料が少ないので協力してもらえないかとの依頼があったのは2年以上前のことです。それから室靖治氏とお会いして、以降、主にLINEで何度もやり取りさせていただきました。

 以前ここでも紹介したグラブを投げ上げてキャッチしたらエンタイトル三塁打になることや、今でも行われている長崎でのプロ野球公式戦のルーツを突き止めたことや、山内氏の地元松江で職業野球の帯同試合(オープン戦)が行われた経緯を解明したことなど、「資料提供」という形で協力させていただきながら勉強になったことが多かったのもいい思い出です。

 「ナイツ」も絶賛する「山内以九士と野球の青春」。御一読をお薦めいたします。


 

2022年6月29日水曜日

21年 ゴールドスターvs阪急 14回戦

10月14日 (月) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 1 1 0 3 ゴ軍 38勝53敗1分 0.418 江田孝 
2 0 1 0 0 1 0 0 X 4 阪急 47勝48敗1分 0.495 今西錬太郎

勝利投手 今西錬太郎 6勝6敗 
敗戦投手 江田孝        6勝13敗

二塁打 (ゴ)坪内 (急)野口明

勝利打点(急)野口明 3

猛打賞 (ゴ)坪内道則 10


今西錬太郎、10奪三振の力投

 西宮の第2試合は江田孝と今西錬太郎の先発で第1試合終了の午前11時20分から3時間7分後の午後2時37分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 この日も進駐軍の行事が割り込んできたようだ。

 阪急は初回、一死後坂井豊司が右前打で出塁、青田昇の三ゴロをサード清原初男が二塁に送球するがセカンド中村信一が落球、野口二郎の右前打で一死満塁、野口明が右中間にタイムリー二塁打を放ち2点を先制する。

 阪急は3回裏、一死後青田が中前打から二盗に成功、二死後野口明の二遊間タイムリーで1点を追加、3-0とする。ここまで野口明が全打点。

 阪急先発の今西は快調なピッチング。初回、二死後坪内道則監督に左前打を許すが二盗をキャッチャー日比野武が刺し、4回は、一死後酒沢政夫に中前打を許し、続く坪内にも右前に運ばれるがライト野口二郎が強肩を生かして酒沢を二封する「ライトゴロ」、味方の好守にも助けられた。

 ゴ軍は6回表、先頭の早川平一が左前にヒット、ここからトップに返り中村、酒沢は連続一飛で二死一塁、坪内が左中間にタイムリー二塁打を放ち1-3と追い上げる。

 阪急は6回裏、先頭の野口二郎が四球で出塁、一死後日比野の右前打で一三塁、上田藤夫の三ゴロ併殺崩れの間に三走野口二郎が還って4-1と突き放す。

 ゴ軍は7回表、清原、大友一明が連続二遊間内野安打、今西の二塁牽制悪送球で無死一三塁、辻功は三振に倒れるが、江田が中前にタイムリーを放ち2-4と追い上げる。

 ゴ軍は8回表、一死後坪内が二塁に内野安打、セカンド荒木茂の一塁悪送球が加わって一死二塁、西沢道夫が中前にタイムリーを放ち3-4と1点差、清原の遊撃内野安打で一死一二塁、ここでダブルスチールを試みるが日比野が三塁で二走西沢を刺して二死二塁、大友は三振に倒れて1点差止まり。

 今西錬太郎は最終回のゴ軍の反撃を三者三振に切って捨てる力投を見せ、10安打1四球10三振の完投で6勝目をあげる。

 8月29日から連続試合安打を続ける野口二郎は「23」まで伸ばしてきた。同時期に、9月6日から連続安打を続けていた小鶴誠の連続試合安打記録は「17」で途切れている。野口二郎はどこまで続けるのであろうか。