2022年7月31日日曜日

21年 パシフィックvsゴールドスター 14回戦

10月18日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 1 0 1 0 1 0 4 パ軍 38勝54敗3分 0.413 井筒研一 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ゴ軍 39勝54敗1分 0.419 内藤幸三

勝利投手 井筒研一 13勝17敗 
敗戦投手 内藤幸三 18勝23敗

二塁打 (パ)藤井、森下

勝利打点(パ)森下重好 7


井筒研一、今季6度目の完封勝利

 第26節2日目、西宮の第1試合は井筒研一と内藤幸三の先発で午後零時28分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍は初回、先頭の白石が四球で出塁、小暮が送りバントを決め、藤井がレフト線に流し打って一死一三塁、森下の遊ゴロ併殺崩れの間に三走白石が還って1点を先制する。

 パ軍は4回表、先頭の藤井が又もレフトに流し打って二塁打、森下は中飛、辻井も左飛に倒れるが、伊勢川の左前タイムリーで1点追加して2-0とする。

 パ軍は6回表、一死後小暮の当りは一ゴロ、これをファースト西沢がエラー、小暮が二盗を決め、藤井は三振に倒れるが、森下が中越えにタイムリー二塁打を放ち3-0、着々と加点する。

 パ軍は8回表、先頭の井筒が三塁線に内野安打、トップに返り白石はストレートの四球で一二塁、小暮の右前打で二走井筒は三塁ベースを蹴ってホームを狙うがライト小前博文からの好返球にタッチアウト、この間に一走白石は三塁に進んで一死一三塁、続く藤井の2球目にダブルスチールを決めて4-0とダメ押す。

 井筒研一は5安打2四球無三振で今季6度目の完封、13勝目をマークする。終盤はランナーを出しながら3つの併殺で切り抜けた。

 パ軍内野陣は「6-4-3」の併殺を3度決めた。ショート白石は目を悪くしてこのところ凡ミスも目に付くが、この日は好守で井筒を助けたのである。

 藤井勇の2本の流し打ちが効果的であった。藤井は鳥取一中時代から沢村キラーとしてならした強打者で糸を引くようなライナーの二塁打が多いが、この日は渋くレフトに打っている。好調サウスポー内藤対策が功を奏した。藤井は昭和11年から33年まで現役を続けて通算1,482安打であるが、戦争がなければ川上と最初の2,000本安打到達を争っていた可能性が高い。

 井筒研一は13勝のうち6勝が完封勝利。戦前は野手としての出場が多く、1940年には主にリリーフで登板して24試合に投げているが未勝利。戦後復活初年度に初勝利をあげて真田に次ぐ二番手投手に成長し、この年から3年連続二桁勝利をマークする。昭和25年の松竹では9勝をあげて二リーグ分裂後のセ・リーグ初代優勝に貢献することとなるが、昭和21年のパシフィックと昭和25年の松竹ではメンバーが大きく入れ替わっていく中で、真田と共にチームに残って戦後復活黎明期の主役の一人である割に知名度が低い。

2022年7月27日水曜日

野球週報2022 ㉙

7月16日(土) 1部昇格が賭かったリーグ戦第7戦は雨天中止。決戦は9月に行われます。

7月17日(日) 17年住んだマンションを売却したので今日は引越し先賃貸住宅の入居日。引越しは23日で、距離は150m程なので今日から先行して引越し準備を開始。買替え先の入居予定は来年秋なのでしばらく賃貸生活に後戻りです。

7月18日(月) 引越し準備。

7月19日(火) 有休を取って引越し準備。

7月20日(水) 午前中は天王洲アイルで品川ビッグスターズの幹部会議。午後は練習を休んで引越し準備。

7月21日(木) 出勤日。

7月22日(金) 出勤日。

 

2022年7月19日火曜日

21年 巨人vsパシフィック 14回戦

10月17日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
0 0 0 0 1 0 2 0 2  0   1  6 巨人 55勝32敗2分 0.632 中尾輝三 藤本英雄 
2 1 0 0 2 0 0 0 0  0   0  5 パ軍 37勝54敗3分 0.407 真田重蔵

勝利投手 藤本英雄 16勝5敗 
敗戦投手 真田重蔵 22勝22敗

二塁打 (巨)川上、多田 (パ)伊勢川、小暮

勝利打点(巨)藤本英雄 2

猛打賞 (巨)多田文久三(5安打)5、山田潔 1


巨人が激戦を制し首位に6厘差

 西宮の第2試合は中尾輝三と真田重蔵の先発で午後2時45分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。

 第1試合でグ軍が敗れただけに巨人としては絶対に落とせない試合。

 パ軍は初回、先頭の白石敏男の当りは二ゴロ、これをいきなりセカンド千葉茂がエラー、木暮力三は三遊間にヒット、藤井勇は二飛に倒れ、森下重好の三ゴロで小暮は二封、森下が二盗を決め、辻井弘は四球を選んで二死満塁、ここで伊勢川真澄が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち2-0とする。

 パ軍は2回裏、先頭の喜瀬正顕が左前打で出塁、真田は二飛に倒れるが、トップに返り白石の右前打で一二塁、小暮は左飛に倒れるが、藤井の中前タイムリーで3-0とリードを広げる。

 巨人は1回、2回と先頭が出塁、3回も一死一二塁のチャンスを作るが何れも後続なく残塁を重ねる。

 巨人は5回表、先頭の山田潔が右前打で出塁、トップに返り呉新亨は四球を選び、山川喜作の送りバントを真田がお手玉、犠打とエラーが記録されて無死満塁、千葉の遊ゴロ併殺の間に三走山田が還って1-3とする。

 パ軍は5回裏、一死後辻井が右前にヒット、伊勢川の一ゴロの間に辻井は二進、松井信勝の中前タイムリーで4-1、喜瀬の三ゴロをサード山川がエラーして二死一二塁、真田の右前タイムリーで5-1と突き放す。

 巨人は6回まで3併殺とチャンスを潰し続ける。

 巨人は7回表、先頭の山田が中前打、トップに返り呉の三ゴロでランナーが入れ替わり、呉が二盗に成功、山川は三振に倒れて二死二塁、千葉が中前にタイムリーを放ち2-5、千葉は送球の間に二塁に進み、川上哲治のレフト線タイムリー二塁打で3-5、ようやく打線がつながり2点差に追い上げる。

 巨人は9回表、一死後千葉が四球を選んで出塁、川上の右前打で一三塁、黒沢俊夫は四球を選んで一死満塁、林清一に代わる代打藤本英雄の中犠飛で4-5と1点差、多田文久三が5打席連続ヒットとなるタイムリー二塁打を中越えに放ち、土壇場で5-5の同点に追い付く。

 巨人は代打に出た藤本が9回から中尾に代わってマウンドに上がり、9回、10回と三者凡退に抑える。

 巨人は11回表、先頭の黒沢が投前に内野安打、真田の一塁送球が悪送球となって黒沢は一気に三塁に進み、藤本の右前タイムリーで6-5と勝越しに成功する。

 パ軍は11回裏、二死後小暮が中越えに二塁打、藤本は慎重に攻め、藤井はストライク1個だけで四球、森下はストレートの四球で二死満塁、ここで藤本定義監督は辻井に代えてベテラン小島利男を代打に起用、しかし小島は藤本渾身の投球の前に三振、巨人が接戦を制す。

 巨人は16安打6四球6得点で15残塁、パ軍は10安打7四球5得点で12残塁。

 第1試合に続いて延長11回となる1時間55分の激戦を制した巨人は、首位グ軍に勝率6厘差と迫った。

2022年7月18日月曜日

21年 中部日本vsタイガース 12回戦

10月17日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 1 0 0 0 2 中部 35勝55敗3分 0.389 久野勝美 服部受弘 
1 0 1 2 0 0 0 1 X 5 タ軍 54勝39敗 0.581 御園生崇男

勝利投手 御園生崇男 10勝7敗 
敗戦投手 久野勝美      3勝6敗

二塁打 (中)杉浦、笠石 (タ)金田、御園生
三塁打 (タ)本堂

勝利打点(タ)本堂保次 9


老練御園生が投打に活躍

 後楽園の第2試合は久野勝美と御園生崇男の先発で午後2時12分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の呉昌征がショートに内野安打、金田正泰が二前にドラッグバント、前進して捕球したセカンド金山次郎の一塁送球が悪送球となる間に呉が一気にホームインして1点を先制、金田には内野安打が記録された。

 中部は2回表、先頭の杉浦清監督がレフト線に二塁打、笠石徳五郎の遊ゴロをショート長谷川善三が好フィールディングで処理して一塁アウト、この間に二走杉浦は三進、藤原鉄之助の遊ゴロで三走杉浦がホームに突っ込み、長谷川が本塁送球するがセーフ、野選が記録されて1-1の同点、藤原が二盗を決め、久野が四球を選んで一死一二塁、三村勲の遊ゴロは「6-4-3」と転送されるが一塁セーフ、しかし三塁に進んでいた藤原がオーバーラン、ファースト本堂保次が三塁に送球してタッチアウト、「6-4-3-5」のダブルプレーが記録された。

 タ軍は3回裏、先頭の長谷川がレフト線にヒット、トップに返り呉の打席で長谷川が二盗に失敗、呉は三振に倒れて二死無走者、ここで金田がカウントツーボルツーストライクから4球ファウルで粘ってライト線に二塁打、本堂が右中間にタイムリー三塁打を放ち2-1と勝ち越す。

 タ軍は4回裏、先頭の土井垣武がピッチャー強襲ヒット、宮崎剛が三前に送りバントを決めて一死二塁、富樫淳の右前打で一死一三塁、御園生がレフト線にタイムリー二塁打を放ち3-1、レフト岩本章からの返球が悪送球となる間に三塁に進んでいた富樫も還って4-1とする。御園生の打点は「1」。

 中部は6回表、先頭の小鶴誠が左前打で出塁、一死後笠石の右中間タイムリー二塁打で2-4とするが反撃もここまで。

 タ軍は8回裏、先頭の土井垣武が三前にセーフティバントを決めて出塁するとパスボールで二進、宮崎剛の遊ゴロの間に土井垣は三進、二死後御園生の右前タイムリーで5-2とダメ押す。

 御園生崇男は7安打6四球1死球3三振の老練なピッチングで完投、10勝目をマークする。打っても2安打2打点と二刀流の活躍であった。

2022年7月16日土曜日

21年 ゴールドスターvsグレートリング 13回戦

10月17日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
1 0 0 3 0 0 0 0 0  0   1  5 ゴ軍 39勝53敗1分 0.424 江田孝 
0 0 0 2 0 0 1 0 1  0   0  4 グ軍 60勝34敗2分 0.638 丸山二三雄

勝利投手 江田孝          7勝13敗 
敗戦投手 丸山二三雄 23勝14敗

二塁打 (ゴ)大友、西沢
三塁打 (グ)丸山

勝利打点(ゴ)早川平一 1


酒沢政夫、ベテランの味

 西宮の第1試合も午後零時30分、江田孝と丸山二三雄の先発で杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 神嘗祭の休日ということで、西宮も10,984人の観客を集めた。

 ゴ軍は初回、一死後大友一明が左中間に二塁打、坪内道則監督の遊ゴロで大友は三進、西沢道夫の左前タイムリーで1点を先制する。

 ゴ軍は4回表、先頭の坪内が三塁に内野安打、西沢の左越え二塁打で無死二三塁、清原初男が中前に2点タイムリーを放ち3-0、小前博文もショートへの内野安打で無死一二塁、辻功は一邪飛、江田も一邪飛で二死一二塁、早川平一が左前にタイムリーを放ちこの回3点、4-0とリードする。

 グ軍は4回裏、一死後堀井数男が中前打で出塁、岡村俊昭も中前打を放って一死一三塁、筒井敬三が右前にタイムリーを放ち1-4、一死一三塁から丸山の三ゴロをサード清原がエラーする間に三走岡村が還って2-4とする。

 グ軍は7回裏、一死後宮崎仁郎の当りは三ゴロ、これをサード清原が又もエラー、宮崎が二盗を決め、トップに返り安井亀和が中前にタイムリーを放ち3-4と追い上げる。

 丸山二三雄は5回以降もヒットを許しながら粘りのピッチングを見せ、9回まで11安打を浴びるも5回以降は無失点。

 その丸山が9回裏、先頭打者として打席に立つと中越えに三塁打、宮崎に代わる代打別所昭は四球で無死一三塁、トップに返り安井の当りは二遊間へのゴロ、ショート酒沢政夫はバックホームを諦めて二塁ベースに入って別所は二封、この間に三走丸山が還って4-4の同点に追い付く。一塁に残った安井は3回に二盗を決めており、ここも二塁を狙って大きなリード、しかし江田の一塁牽制にタッチアウト、河西俊雄は中飛に倒れて試合は延長戦に進む。

 グ軍は10回裏、二死後堀井が中前打、岡村も中前打で続いて二死一三塁とサヨナラのチャンス、しかし筒井は遊ゴロに倒れて無得点。

 ゴ軍は11回表、先頭の辻が二遊間にヒット、江田が送って一死二塁、ここで早川が中前に決勝タイムリーを放ち5-4とする。

 江田孝は11回裏に2つの四球を与えて一打同点のピンチを迎えるが、二死一二塁から田川豊を三ゴロに打ち取り、11回を9安打5四球4三振で完投、7勝目をあげる。

 ゴ軍1点リードで迎えた9回表、無死一三塁から安井亀和の当りは二遊間へのゴロ、ショート酒沢政夫は無理せず本塁送球を諦め、二塁ベースを踏んでアウトカウントを増やす選択をした。ここで無理して本塁送球しフィルダースチョイスだったらサヨナラ負けしていたかもしれない。同点に追い付かれはしたが、このベテランらしい冷静な守備が11回の早川の決勝打を呼び込んだのである。

 一方、グ軍の安井亀和は同点に追い付いて一塁に残り、二盗を狙っていたが江田の牽制に刺される若さを見せた。

 酒沢と安井は年齢では酒沢が2歳上なだけであるが、酒沢は戦前プロで4シーズンを経験、安井も昭和18年に南海に入団したが9試合の経験だけ。安井は今季得点の新記録を作る活躍を見せてはいるが、ここは経験不足が響いた。

 グ軍は好調の前節週間MVP江田孝に当たる不運もあったが14日の中部戦に続いて下位チームに連敗、13日の巨人戦から3連敗となって二位巨人にゲーム差1分まで迫られてきた。

野球週報2022 ㉘

7月9日(土) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、カーブ、130㌔、スライダー。右中間にライナー連発でいい感じで打てています。

7月10日(日) 休養日。

7月11日(月) 出勤日。

7月12日(火) 出勤日。午後からテレワーク。

7月13日(水) 品川ビッグスターズの練習は雨天中止。

7月14日(木) テレワーク。

7月15日(金) テレワーク。

 

2022年7月13日水曜日

21年 阪急vsセネタース 14回戦

10月17日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 47勝49敗1分 0.490 今西錬太郎 
2 0 0 0 3 0 0 0 X 5 セ軍 41勝52敗 0.441 白木義一郎

勝利投手 白木義一郎 25勝18敗 
敗戦投手 今西錬太郎   6勝7敗

二塁打 (セ)鈴木、白木
三塁打 (急)鳥居、野口二郎
本塁打 (セ)飯島滋弥 11号

勝利打点(セ)鈴木清一 4


白木義一郎25勝、最多勝へ前進

 第26節初日、後楽園の第1試合は今西錬太郎と白木義一郎の先発で午後零時30分、桝球審の右手が上がりプレイボール。今節から第1試合の開始時間は零時30分と早まった。

 この日の後楽園には木曜日としては過去最高となる16,476人の観客が集まった。10月17日は神嘗祭で、昭和22年までは祝祭日であった。西宮も1万人越えである。

 4月29日の月曜日も天長節で祝祭日だったが、後楽園は7,872人、西宮は10,824人であった。半年でプロ野球人気が大きく盛り上がってきたことを証明している。

 阪急は初回、先頭の山田伝がストレートの四球で出塁すると二盗に成功、坂井豊司はランナーを進めようと右に打つがセカンドライナー、山田は戻れずダブルプレー。セカンド清水喜一郎は打撃は弱いが堅実な守備を見せる。

 セ軍は1回裏、先頭の一言多十が四球で出塁、鈴木清一が左中間を深々と破る二塁打、一言が一塁から一気に還るタイムリーとなって1点を先制、飯島滋弥の投ゴロの間に鈴木は三進、大下弘は敬遠されて一死一三塁、ここで大下が二塁にスタート、キャッチャー日比野武は二塁に送球、セカンド荒木茂が大下にタッチしてアウト、この隙に三走鈴木がホームに向かい、荒木が本塁送球するがセーフ、2-0とする。大下には盗塁失敗が記録されているので重盗片割れアウトで鈴木に本盗は記録されず、送球の間の進塁となる。

 阪急は2回表、野口明の二飛をセカンド清水が落球、記録は失策であるが凡プレーであったとは限らない。スタートが遅れて際どく捕球すると素人はファインプレーであると勘違いするが、玄人は「あれは凡プレーじゃ」と見抜く。記録は失策でも打球の追い方が良くグラブに当たってしまったために「失策」が記録されるケースもあり、同じ打球であっても守備の悪い野手であればグラブに触らないのでヒットが記録される。守備の名手清水だけに前者であった可能性もある。日比野の三ゴロでランナーが入れ替わり一死一塁、上田藤夫の鋭いピッチャー返しを白木が好捕、一走日比野が戻れずダブルプレー。白木のプレーは「雑記」欄に「好捕」と記載されている。

 阪急は3回表、先頭の今西が中前打で出塁、荒木の遊ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り山田は三振、坂井の右打ちは今度は一二塁間を破り荒木は三進、打者走者の坂井も一塁ベースを蹴って二塁を狙うがライト長持栄吉からの送球にタッチアウト。

 初回からセ軍守備陣の好守が光る。16,476人の観衆の熱気がそうさせたに違いない。

 セ軍は5回裏、先頭の根津弘司がストレートの四球で出塁、清水の遊ゴロをショート上田がエラー、トップに返り一言の二ゴロで清水が二封されて一死一三塁、鈴木の遊ゴロ併殺崩れの間に三走根津が還って3-0、飯島がレフトスタンドに第11号ツーランを叩き込んで5-0と突き放す。

 阪急は6回表、先頭の山田に代わる代打鳥居兵治が右中間に三塁打、一死後青田昇の左犠飛で1点返して1-5とするが反撃もここまで。

 白木義一郎は4安打4四球3三振の完投で25勝目をマーク、丸山二三男に2勝差、真田重蔵に3勝差として最多勝に向けて一歩前進する。

 この日の野口二郎は第1打席から投ゴロ、中飛、三ゴロで、遂に連続試合安打記録は途切れたかと思われたが、9回に回ってきた第4打席でセンター左奥に三塁打を放ち「24」に伸ばした。これも16,476人の熱気が背中を押したのであろうか。野口二郎が最終打席で記録をつないだのはこれが3度目である。

野球週報2022 ㉗

7月2日(土) 休養日。

7月3日(日) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。今回から有酸素は足の負担を軽減するためバイクでやります。

7月4日(月) 出勤日。

7月5日(火) 出勤日。

7月6日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。体の開きが直らないので当てていこうかとも思いましたが、ここに来てジタバタしても仕方がないので開き直って思い切り引っ張っていくことにしました。シートバッティングでは左中間とレフトオーバーに会心の当り。

7月7日(木) 出勤日。

7月8日(金) 出勤日。

 

2022年7月9日土曜日

21年 第24節・25節 週間MVP

週間MVP

投手部門
 ゴールドスター 江田孝 1 
 2試合連続完封。

打撃部門
 グレートリング 安井亀和 1 
 25打数9安打9得点5打点。10月10日の中部戦で逆転満塁本塁打。戦後復活初年度となる昭和21年の本塁打は大下のみが喧伝されているが、安井のグランドスラムは優勝を決定付ける一打となっただけに価値が高い。

殊勲賞
 パ軍 辻井弘 1
 19打数8安打2得点3打点。6日のセ軍戦で4安打3打点。

 巨人 多田文久三 3
 24打数6安打1得点5打点、V打2個。

 巨人 古家武夫 1
 今節デビューして今節最も重要な試合となった14日のセ軍戦で決勝打を含む走攻守での活躍。

 パ軍 佐竹一雄 1
 13日のスタルヒン復帰試合で代打サヨナラ二塁打。

 阪急 鳥居兵治 2
 7打数3安打1得点2打点。13日のタ軍戦で決勝二塁打。

敢闘賞
 グ軍 田川豊 3
 24打数11安打5得点4打点。

 セ軍 大下弘 1
 27打数10安打3得点7打点。

 巨人 呉新亨 4
 25打数9安打7得点5打点。

 中部 古川清蔵 1
 25打数7安打3得点7打点。

 巨人 黒沢俊夫 4
 22打数7安打5得点5打点。

技能賞
 巨人 山田潔 4
 11日の中部戦で好走塁。

 パ軍 伊勢川真澄 2
 10月13日のゴ軍戦で清原の二盗を刺しスタルヒンを助ける。

 ゴ軍 西沢道夫 12
 内野ゴロでV打2個。

野球週報2022 ㉖

6月25日(土) 三鷹大沢球場で春季リーグ第6戦。強敵相手に2連敗ということでこの日の対目黒戦は絶対に負けられない一戦。一番ライトで出場。1回表にいきなり3点を先行され、第1打席はユニフォームをかすめる死球から二盗、三塁に進んで四番の中犠飛で生還。第2打席は三ゴロ、ここまで相手投手は内角を突いてくる。第3打席は走者二塁で中前にタイムリー。第4打席は外角球に空振り三振。内角攻めを意識し過ぎたか、ちょっと体が開き気味となっているので練習で修正します。

6月26日(日) 休養日。

6月27日(月) 出勤日。

6月28日(火) 出勤日。

6月29日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。35度を超える猛暑のため短時間で終了。体の開きを修正しようとしたが上手くいかず。これは明らかにバッティングの調子が落ちてきている。リーグ戦6試合で21打数13安打ではあるが、最終戦の小金井戦は絶対に落とせない試合なので、セーフティバントで行きます。

6月30日(木) 出勤日。

7月1日(金) 出勤日。

 

2022年7月6日水曜日

21年 巨人vsセネタース 13回戦

10月14日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 2 1 0 0 2 1 0 7 巨人 54勝32敗2分 0.628 近藤貞雄 中尾輝三 
0 0 0 1 0 2 2 1 0 6 セ軍 40勝52敗 0.435 白木義一郎

勝利投手 近藤貞雄    20勝11敗 
敗戦投手 白木義一郎 24勝18敗 
セーブ     中尾輝三 2

二塁打 (巨)黒沢、古家 (セ)大下、長持

勝利打点(巨)古家武夫 1

猛打賞 (巨)呉新亨 6、山川喜作 6 (セ)長持栄吉 2


近藤20勝、巨人はグ軍に1分7厘差

 第25節最終戦、後楽園の第2試合は近藤貞雄と白木義一郎の先発で午後3時33分、沢球審の右手が上がりプレイボール。第1試合が1時間56分と長引いたため、普段より遅い試合開始となった。

 巨人としては第1試合でグ軍が負けているだけに落とせない試合。

 セ軍は初回、先頭の鈴木清一が中前打で出塁、一死後飯島滋弥が四球を選び、大下弘の一ゴロで飯島が二封されて二死一三塁、ここでダブルスチールを敢行するが、キャッチャー多田文久三からの送球を受けたセカンド古家武夫がホームに送球して三走鈴木はタッチアウト。

 巨人は2回表、一死後黒沢俊夫が左中間に二塁打、多田の左前打で一死一三塁、古家の中犠飛で1点を先制する。初回のダブルスチールを阻止した二人で先取点をもぎ取った。

 巨人は3回表、一死後呉新亨が二遊間に内野安打、山川喜作の中前打で呉は三塁に進み、送球の間に打者走者の山川も二塁を陥れて一死二三塁、中島治康は三振に倒れるが、川上哲治が右前に2点タイムリーを放ち3-0とする。

 巨人は4回表、一死後古家が左中間に二塁打、二死後山田潔が右前にタイムリーを放ち4-0、着々と加点する。

 セ軍は4回裏、一死後大下が中前打で出塁、白木も左前打で続き、熊耳武彦は四球を選んで一死満塁、長持栄吉の遊ゴロ併殺崩れの間に三走大下が還って1-4とする。

 セ軍は6回裏、先頭の飯島が三塁に内野安打、続く大下が右中間を深々と破り飯島が還って2-4、大下は二塁ベースを蹴って三塁に向かうが、センター呉新亨からの送球を中継したセカンド古家が三塁に送球して大下はタッチアウト。古家の攻守に亘る活躍が目立つ。白木、熊耳が連続四球で一死一二塁、長持が右前にタイムリーを放ち3-4、一走熊耳は三塁に進み、打者走者の長持も二塁を狙うがライト中島が二塁に送球してタッチアウト、この隙に三塁達していた熊耳が本塁に突入するが、二塁ベースカバーのショート山田からの本塁送球にタッチアウト。

 巨人は7回表、一死後呉新亨が中前打で出塁、山川のライト線ヒットで一死一三塁、中島に代わり千葉茂が代打で登場、山川が二盗を決めて一死二三塁、千葉の右犠飛で5-3、川上は四球、黒沢の左前タイムリーで6-3と再び3点差。

 千葉の犠飛は今季10本目で断トツトップ。

 セ軍は7回裏、先頭の根津弘司が四球で出塁、清水喜一郎の初球もボール、巨人ベンチはここで中島の後にライトに入っていた千葉をセカンドに回し、この日活躍が目立ったセカンド古家に代わって林清一が入ってライト、清水はピッチャー強襲ヒットで無死一二塁、トップに返り鈴木が四球を選んで無死満塁、しかし一言多十のファーストライナーに一走スズキは戻れずダブルプレー、二死二三塁となって飯島が中前に2点タイムリーを放ち5-6と再び1点差、更に大下、白木が連続四球で二死満塁、しかし熊耳は三振に倒れて三者残塁。

 巨人は8回表、先頭の林が左前打で出塁、近藤も中前打、山田が送りバントを決めて一死二三塁、トップに返り呉新亨の右前タイムリーで7-5とする。

 セ軍は8回裏、先頭の長持がライト線に二塁打、根津の二ゴロが進塁打となって一死三塁、清水は投ゴロに倒れるが、トップに返り鈴木が四球を選んで二死一三塁、一言が中前にタイムリーを放ち6-7と又も1点差、巨人ベンチはここで160球を投げた先発の近藤に代えて中尾輝三をリリーフに送り、飯島は中飛に倒れて1点差止まり。

 中尾はセ軍の最終回の反撃を三者凡退に抑えて巨人が逃げ切る。

 セ軍もよく粘ったがあと1本が出ず惜敗。

 近藤貞雄は中尾のリリーフを仰いだが160球の力投で20勝目をマークする。

 巨人はこれで首位グ軍に2.5ゲーム差。勝率にして1分7厘差と迫り、首位戦線は混沌としてきた。

2022年7月2日土曜日

記録の神様

 「記録」の面から殿堂入りしたのは直木松太郎、広瀬謙三、山内以九士の三氏。これに続くのが千葉功、宇佐美徹也。この五氏を「記録の神様」と呼ぶことに異論を挟む者はいない。

 野球殿堂博物館より山内以九士氏のお孫さんが山内氏の伝記を書くについて、資料が少ないので協力してもらえないかとの依頼があったのは2年以上前のことです。それから室靖治氏とお会いして、以降、主にLINEで何度もやり取りさせていただきました。

 以前ここでも紹介したグラブを投げ上げてキャッチしたらエンタイトル三塁打になることや、今でも行われている長崎でのプロ野球公式戦のルーツを突き止めたことや、山内氏の地元松江で職業野球の帯同試合(オープン戦)が行われた経緯を解明したことなど、「資料提供」という形で協力させていただきながら勉強になったことが多かったのもいい思い出です。

 「ナイツ」も絶賛する「山内以九士と野球の青春」。御一読をお薦めいたします。