4 1 0 0 1 0 1 0 0 7 南海 40勝35敗3分 0.533 松川博爾 中谷信夫
0 1 0 2 0 1 0 1 0 5 東急 27勝44敗2分 0.380 黒尾重明
勝利投手 中谷信夫 10勝10敗
敗戦投手 黒尾重明 8勝11敗
二塁打 (南)堀井 (東)苅田
三塁打 (南)朝井
勝利打点(南)堀井数男 6
猛打賞 (南)安井亀和 5、堀井数男 6
南海、点の取り合いを制す
後楽園の第2試合は松川博爾と黒尾重明の先発で午後3時4分、国友球審の右手が上がりプレイボール。
南海は初回、先頭の安井亀和が中前打で出塁、河西俊雄が一塁線に送りバントを決めて一死二塁、田川豊の二ゴロが進塁打となって二死三塁、山本一人監督が四球から二盗を決めて二死二三塁、堀井数男のピッチャー強襲ヒットが2点タイムリーとなって2-0、飯田徳治の左前打で二死一二塁、朝井昇がライト線に2点タイムリー三塁打を放ちこの回一挙4点を先制する。
南海は2回表、先頭の筒井敬三が左前打で出塁、トップに返り安井の中前打で無死一二塁、河西の三ゴロをサード飯島滋弥がエラーする間に二走筒井が還って5-0とする。
東急は2回裏、先頭の大下が四球で出塁、ファーストでスタメン出場の白木義一郎も四球を選び、連続三振で二死一二塁となって、清水喜一郎の中前タイムリーで1点返して1-5とする。
東急は4回裏、一死後白木、鈴木圭一郎が連続四球、黒尾の二遊間内野安打の間に二走白木がホームイン、セカンド安井の二塁送球の隙を突いて三塁に進んでいた鈴木圭一郎もホームに還る好走塁を見せて2点を返し3-5と詰め寄る。黒尾には1打点が記録された。南海ベンチはここで先発の松川から中谷信夫にスイッチ、二死後熊耳武彦の遊ゴロをショート朝井が一塁に悪送球して二死一三塁、ここでダブルスチールを敢行するが、キャッチャー鈴木圭一郎からの二塁送球をショート朝井が本塁に返球して三走黒尾はタッチアウトで本盗塁失敗。
ここでダブルスチールが決まっていたら試合の展開は変わっていたかもしれない。
南海は5回表、先頭の河西が四球を選んで出塁、田川のバントヒットで無死一二塁、ここでダブルスチールを仕掛けると、キャッチャー鈴木圭一郎は三塁ではなく二塁に送球して一走田川はタッチアウト、二走河西は三塁に進んだが重盗の片割れアウトの場合は盗塁は記録されない。一死三塁から山本の遊ゴロの間に三走河西が還って6-3と突き放す。
東急は6回裏、一死後白木が左前打で出塁、鈴木圭一郎の遊ゴロをショート朝井がエラーして一死一三塁、黒尾の二ゴロ併殺崩れの間に三走白木が還って4-6と追い上げる。
南海は7回表、先頭の安井が左前打で出塁、河西も左前打を放って無死一二塁、田川の送りバントはピッチャー黒尾が三塁に送球して二走安井は三封、ワイルドピッチで一死二三塁、山本の浅い右飛で三走河西はスタートを切っていなかったが、ライト長持栄吉からの返球が悪送球となる間に河西が還って7-4と再度突き放す。
東急は8回裏、先頭の苅田久徳監督がレフト線に二塁打、二死後白木の二遊間タイムリーで5-7と再度追い上げるが反撃もここまで。
東急は偶数回の全てで得点。お互い点を取りあってシーソーゲームのような展開であったが、終始南海がリードを保った。
第16~18節の12試合で50打数22安打、猛打賞3回で3節合算の週間MVPに輝いた絶好調の堀井数男がこの日も猛打賞と勝利打点の活躍を見せた。今節もここまで3試合で11打数6安打と勢いが止まらない。