0 0 0 0 0 4 0 1 3 8 東急 30勝46敗2分 0.395 黒尾重明
0 1 0 0 0 0 0 2 0 3 太陽 36勝44敗3分 0.450 湯浅芳彰
勝利投手 黒尾重明 10勝12敗
敗戦投手 湯浅芳彰 1勝3敗
二塁打 (東)大下、白木、清水 (太)森下2
勝利打点(東)鈴木圭一郎 1
猛打賞 (東)白木義一郎 1
鈴木圭一郎が4打点の活躍
甲子園の第2試合は黒尾重明と湯浅芳彰の先発で午後3時14分、二出川球審の右手が上がりプレイボール。
太陽は2回裏、先頭の中谷順次が左前打で出塁、伊勢川真澄の三ゴロの間に中谷は二進、荒川昇治の右前タイムリーで1点を先制する。
太陽先発の湯浅芳彰は5回まで1安打無失点の好投を見せる。
東急は6回表、先頭の苅田久徳監督の当りは三ゴロ、これをサード中谷が一塁に悪送球する間に打者走者の苅田は二塁に進み、長持栄吉の遊ゴロで苅田がスタートを切ってショート松井信勝が三塁に送球するがセーフ、野選が記録されて無死一三塁、大下弘は四球で無死満塁、五番ファースト白木義一郎が中前にタイムリーを放ち1-1の同点、鈴木圭一郎が中前に2点タイムリーを放ち3-1と勝越し、センター森下重好からの三塁送球が悪送球となる間に一走の白木まで生還して4-1とリードする。打者走者の鈴木は三塁に進んで無死三塁、ここで太陽はサードを中谷から平野徳松に交代、記録はセンター森下の悪送球であったが藤本定義監督の目にはサード中谷が捕れたと映ったか、大沢喜好の三ゴロで平野が三走鈴木を本封したのでこの交代は正解であった。
東急は8回表、先頭の大下が一塁線を破る二塁打、白木も三塁線を抜くタイムリー二塁打を放ち5-1と突き放す。
太陽は8回裏、一死後森下が左中間に二塁打、二死後伊勢川が二遊間をゴロで抜く中前タイムリー、これをセンター一言多十が後逸する間に伊勢川は二塁、三塁を回って一気にホームイン、記録はシングルヒットで打点は1だったが3-5と追い上げる。
東急は9回表、先頭の清水喜一郎が三塁線を破る二塁打、トップに返り一言はストレートの四球、苅田もストレートの四球で無死満塁、長持の二ゴロで三走清水は本封、一死満塁から大下が押出し四球を選んで6-3、二死後鈴木圭一郎が中前に2点タイムリーを放ち8-3として試合を決める。
黒尾重明は10安打2四球3三振の完投で10勝目をマークする。
鈴木圭一郎は2本の2点タイムリーを放って4打点の活躍であった。
鈴木圭一郎は、現在は熊耳武彦と併用されているが、1952年と53年は捕手として全試合全イニング出場を記録することになる。娘は有名ピアニストである。