2010年8月6日金曜日

12年春 セネタースvs金鯱 8回戦

7月15日 (木) 洲崎


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 1 0 0 1 1 5 セネタース 30勝25敗     0.545 野口明
0 0 0 0 2 0 2 0 0 4 金鯱           25勝30敗1分  0.455 鈴木鶴雄-中山正嘉-古谷倉之助


勝利投手 野口明    19勝7敗
敗戦投手 古谷倉之助 15勝13敗


二塁打 (セ)綿貫2
三塁打 (金)鈴木


セネタース、脚の勝利


 セネタースは3回、二死から中村信一が中前打で出塁、北浦三男の詰まった当たりが中前に落ちる間に中村信は長駆ホームに生還して1点を先制、センター島秀之助の弱肩を見越した積極果敢な走塁であった。1987年日本シリーズ第六戦、三遊間安打で出塁した西武ライオンズ辻発彦は秋山幸二のショート右を抜けてセンターに達する打球を見て躊躇することなく一塁からホームを陥れたが、この時もセンタークロマティの緩慢なプレイをあらかじめ予測していたのである。打者走者の北浦もセンターからの返球の間に二塁に進み、続く苅田久徳の左前打でホームに還り2-0、苅田もバックホームの隙を突いて二塁に達するが後続は無し。

 セネタースは5回、伊藤次郎左翼線安打、野口明の送りバントはセカンドアウトのタイミングであったがピッチャー鈴木鶴雄が悪送球、中村信が送って一死二三塁とし、北浦が左前にタイムリーを放って3-0とする。

 金鯱は5回裏、一死後相原輝夫が四球で出塁、鈴木鶴雄が右翼線に三塁打を放って1-3、島が三遊間を破り2-3と追い上げる。金鯱は6回から中山正嘉を投入。
 金鯱は7回、中山の遊ゴロをショート中村信が一塁に悪送球して無死二塁、続く濃人の遊ゴロを又も中村信がファンブルする間に中山が還って3-3の同点。送球の間に濃人は二塁に進み小林利蔵の中前打で4-3と逆転に成功。セネタースはショートを中村信から今岡謙次郎に交代。

 セネタースは8回、この回先頭の苅田が中前打で出塁、尾茂田叶が送って一死二塁、ここで苅田が三盗、キャッチャー相原からの送球をサード瀬井清がファンブルする一瞬のすきを突いて苅田がホームに滑り込んで4-4の同点。

 セネタースは9回、先頭の伊藤次郎が遊失に生きるが野口明の投前送りバントは二封となり一死一塁、今岡の投ゴロをファースト小林利が落球する間に野口は三塁に走り一死一三塁、ここで今岡が二盗を試みるとキャッチャー相原の送球が悪送球となる間に野口が還って5-4と逆転に成功。金鯱は最終回、一死後古谷倉之助が投ゴロエラーに生きるが濃人の投ゴロが1-4-3と渡ってゲームセット。

 セネタースは走りまくって点数を重ね守っては3併殺とセネタースらしさを凝縮したような試合運びで快勝。野口明は8安打3四球3三振の完投で19勝目をあげる。

 このカードは4勝4敗のドロー。セネタース野口明が2完封を含む4勝。金鯱は二度のサヨナラ勝ち、6月25日の5回戦は延長12回サヨナラ、6月27日の7回戦は1対6から9回裏に6点とって逆転サヨナラ。1点差が4ゲーム、2点差が2ゲームと激戦続きであった。

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