2010年8月27日金曜日

12年秋 ジャイアンツvs金鯱 3回戦

9月9日 (木) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
0 0 0 0 0 0 1 0 0  2  3  ジャイアンツ   5勝3敗  0.625  前川八郎 スタルヒン
0 0 0 0 1 0 0 0 0  0  1  金鯱               5勝3敗  0.625  中山正嘉 古谷倉之助


勝利投手 スタルヒン    2勝1敗
敗戦投手 古谷倉之助 3勝1敗


二塁打 (ジ)筒井 (金)瀬井


ジャイアンツ、接戦を制して同率三位に浮上


 金鯱は5回、この回先頭の黒澤俊夫が四球で出塁、一死後瀬井清が左翼線に二塁打を放って一死二三塁、相原輝夫の一ゴロで三走黒澤が突っ込みファースト永澤富士雄がバックホームするも間に合わず野選となって金鯱が1点を先制。

 金鯱先発の中山正嘉は6回まで2安打無得点と春季リー部戦終盤にタイガースを2試合連続2安打完封して以来の出来。しかしジャイアンツは7回、一死後前川八郎、山本栄一郎が連続四球で一死一二塁、トップに返り白石敏男が中前に同点タイムリーを放って1-1とする。

 ジャイアンツは7回裏、一死後前川が瀬井に四球を与えたところでスタルヒンにスイッチ、相原のサードライナーに瀬井が飛び出しゲッツーで切り抜ける。金鯱も9回表、中山が永澤とスタルヒンにヒットを許すと古谷倉之助にスイッチ、古谷が後続を断つ。9回裏金鯱の攻撃、二死ながら黒澤、小林茂太が連続四球を選ぶが瀬井が左飛に倒れて延長へ。

 延長に入ってジャイアンツは10回表、この回先頭の筒井修が左翼線に二塁打、水原茂の投前送りバントを古谷が三塁に送球するが間に合わず犠打野選となって無死一三塁、中島治康の遊ゴロは6-4と渡りワンアウト、ここで三走筒井がスタートを切るとセカンド江口行男はホームに送球、しかしこれが悪送球となって2-1と1点リードして中島も二塁に進む。更にワイルドピッチで中島は三塁に進み、伊藤健太郎の左犠飛で1点追加して3-1とする。

 スタルヒンは10回裏の金鯱の攻撃を三者凡退に抑えて、結局無安打のリリーフで2勝目をあげる。久々にジャイアンツらしい戦いで金鯱に並び同率三位に浮上。

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