2022年8月20日土曜日

21年 パシフィックvs巨人 15回戦

10月19日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 3 0 0 3 パ軍 39勝54敗3分 0.419 真田重蔵 
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 巨人 56勝33敗2分 0.629 近藤貞雄

勝利投手 真田重蔵 23勝22敗 
敗戦投手 近藤貞雄 20勝12敗

二塁打 (パ)伊勢川、森下

勝利打点 なし


巨人、真田を打てず一日天下

 西宮の第2試合は真田重蔵と近藤貞雄の先発で午後2時43分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 立ち上がりから両投手好投を続け、パ軍は2回二死から伊勢川がレフト線に二塁打を放っただけで4回まで無得点。

 真田は絶好調で4回までパーフェクトピッチング。2回から3回にかけて黒沢、中島、多田から3連続三振、4回も呉新亨、山川を連続三振。5回に川上を四球で歩かせるが、ここまで無安打ピッチングを続ける。

 現在首位の巨人は6回裏、西後呉新亨の当りは三ゴロ、これをサード喜瀬正顕が一塁に悪送球、山川が右前にチーム初ヒットを放ち二死一二塁、千葉の左前タイムリーで1点を先制する。

 パ軍は7回表、先頭の藤井が右前打で出塁、森下の左中間二塁打で無死二三塁、辻井の一ゴロで三走藤井がホームに突っ込み、ファースト川上が本塁送球するが悪送球、藤井に続いて二走森下も生還して2-1と逆転、野選とエラーが記録されて打者走者の辻井も二塁に進み、伊勢川がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死三塁、喜瀬に代わる代打小島利男の中犠飛で3-1とリードを広げる。

 真田は7回には先頭の黒沢に左前打を許すが後続を打ち取り、8回、9回も三者凡退に抑え、3安打1四球8三振、自責点ゼロの完投で23勝目をマークする。

 前日首位に立った巨人は真田を打てず完敗、首位の座をグ軍に譲って一日天下に終わった。川上の悪送球が致命傷となったのである。

野球週報2022 ㉜

8月6日(土) ジムで体幹、有酸素。

8月7日(日) 休養日。

8月8日(月) 休養日。

8月9日(火) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。

8月10日(水) 品川ビッグスターズの練習は酷暑のため中止。

8月11日(木) 休養日。

8月12日(金) ジムでラン&ウォーク。


2022年8月14日日曜日

21年 タイガースvs中部日本 13回戦

10月19日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 1 0 3 5 タ軍 55勝40敗 0.579 野崎泰一 藤村冨美男 渡辺誠太郎 
2 0 2 2 0 0 2 0 X 8 中部 36勝56敗3分 0.391 久野勝美

勝利投手 久野勝美      4勝6敗 
敗戦投手 藤村冨美男 12勝2敗

二塁打 (タ)金田 (中)杉浦
三塁打 (タ)呉
本塁打 (中)古川清蔵 9号

勝利打点(中)杉浦清 4

猛打賞 (タ)呉昌征 8 (中)三村勲 4


タ軍、6失策の惨敗

 後楽園の第2試合は野崎泰一と久野勝美の先発で午後2時25分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の呉昌征がいきなり右中間に三塁打、金田はストレートの四球、本堂の遊ゴロの間に呉が還って1点を先制する。

 中部は1回裏、先頭の岩本がストレートの四球で出塁、金山は三邪飛に倒れるが、岩本が二盗、古川は四球で一死一二塁、続く小鶴の打席でキャッチャー土井垣が一塁に牽制、一走古川は一二塁間に挟まれ、ファースト本堂はセカンド宮崎に送球するが古川はこれをかいくぐって二塁に走り、宮崎はショート長谷川に送球して古川はタッチアウト、この間に二走岩本は三塁に進み三塁ベースをオーバーラン、これを見た長谷川がサード藤村に送球するがこれが悪送球となる間に岩本が生還し1-1の同点、小鶴は四球を選んで二死一塁、杉浦清監督が左中間にタイムリー二塁打を放ち2-1と逆転する。タ軍は早くも先発の野崎が降板し、サード藤村がリリーフのマウンドに上がり後続を抑える。

 中部は3回裏、先頭の小鶴が四球で出塁、杉浦の遊ゴロでランナーが入れ替わり、加藤正二は四球で一二塁、二死後久野の二ゴロをセカンド本堂が後逸する間に二走杉浦が還って3-1、続く三村が左前にタイムリーを放ち4-1とする。

 中部は4回裏、先頭の金山が右前打で出塁、古川がレフトスタンドに第9号ツーランを叩き込んで6-1と大きくリードを広げる。

 タ軍は7回表、二死後呉昌征が中前打で出塁、金田のライト線タイムリー二塁打で2-6とする。

 中部は7回裏、一死後加藤の当りは遊ゴロ、ショート長谷川からの送球をファースト高山が後逸して加藤は二進、二死後久野の当りは中飛、これを名手呉昌征が落球する間に加藤が還って7-1、久野は二塁に進み、三村の右前タイムリーで8-1と突き放す。

 タ軍は9回表、一死後渡辺誠太郎に代わる代打御園生崇男が左前打で出塁、長谷川はストレートの四球、トップに返り呉の二ゴロで御園生は二封されて二死一三塁、金田の右前タイムリーで3-8、本堂の投飛を久野が落球して二死満塁、藤村の左前タイムリーで4-8、土井垣の遊ゴロをショート杉浦がエラーする間に三走金田が還って5-8、なおも二死満塁が続き宮崎に代わり代打若林が登場、しかし若林は三ゴロに倒れてゲームセット。

 久野勝美は9安打4四球2三振の完投で4勝目をマークする。

 タ軍は最終回よく追い上げはしたが6失策で惨敗。当時の日刊スポーツ紙上には「ダイナマイト打線いづこ」の活字が躍っている。

2022年8月12日金曜日

21年 グレートリングvsゴールドスター 14回戦

10月19日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 2 0 1 0 5 グ軍 61勝35敗2分 0.635 松川博爾 
0 0 0 0 0 1 1 0 0 2 ゴ軍 39勝55敗1分 0.415 清原初男

勝利投手 松川博爾 8勝4敗 
敗戦投手 清原初男 1勝2敗

二塁打 (グ)山本、岡村 (ゴ)清原
本塁打 (ゴ)西沢道夫 1号

勝利打点(グ)山本一人 9

猛打賞 (グ)岡村俊昭 5、松川博爾 1


西沢道夫、打者転向後初本塁打

 西宮の第1試合は松川博爾と清原初男の先発で午後零時33分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍はレギュラーキャッチャーの辻功が欠場して坪内監督がマスクを被ることとなった。坪内は8月12日の阪急戦で8回に辻に代打が起用された関係から9回の1イニングだけマスクを被ったことはあるが、スタメンマスクは初めてのことである。

 グ軍は初回、先頭の安井が四球を選んで出塁、宮崎仁郎の当りは三ゴロ、これをサード大崎がエラー、清原が先発したためサードには久々に大崎が入っているが試合勘が戻っていないか、無死一二塁と先制のチャンスを迎えたが清原の二塁牽制に安井はタッチアウト、田川、山本は連続遊ゴロに倒れて無得点。

 ゴ軍は1回裏、先頭の酒沢が四球を選んで出塁、大友も死球を受けて無死一二塁とこちらも先制のチャンス、しかし坪内のセカンドライナーに二走酒沢が戻れずダブルプレー、西沢は三ゴロに倒れて無得点。

 グ軍は2回表、二死後安井鍵太郎の三ゴロを大崎が今度は一塁に悪送球、松川の中前打で安井は三塁に走り、センターからの送球の間に打者走者の松川も二塁を陥れる好走塁を見せて二死二三塁、筒井はストレートの四球で二死満塁、しかしトップに返り安井は遊ゴロに倒れて無得点。

 グ軍は3回表、一死後田川が四球から二盗に成功、山本が左越えにタイムリー二塁打を放ち1点を先制、堀井の遊ゴロの間に山本は三進、岡村の中前タイムリーで2-0とする。

 ゴ軍は3回裏、一死後坂本勲が左前打で出塁、トップに返り酒沢の右前打で坂本が三塁に走るが、ライト岡村からの好返球にタッチアウト。

 ゴ軍は4回裏、先頭の坪内がストレートの四球で出塁、しかし西沢の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー、しかしここから清原、早川、小前の3連打で二死満塁、しかし大崎に代わる代打内藤幸三は一邪飛に倒れて無得点。

 グ軍は6回表、先頭の岡村が右越えに二塁打、しかし安井鍵太郎の遊ゴロに岡村が飛び出してタッチアウト、松川の中前打で一死一二塁、筒井は二飛に倒れて二死一二塁、トップに返り小林悟楼の初球をキャッチャー坪内がパスボール、小林は四球で二死満塁、宮崎に代わる代打丸山二三雄が中前に2点タイムリーを放ち4-0と突き放す。

 ゴ軍は6回裏、一死後西沢が打者転向後初ホームランをレフトスタンドに叩き込んで1-4とする。

 ゴ軍は7回裏、先頭の坂本の当りは遊ゴロ、これをショート小林がエラー、トップに返り酒沢の一ゴロの間に坂本は二進、二死後坪内の左前タイムリーで2-4と追い上げる。

 グ軍は8回表、先頭の松川が三塁に内野安打、サード中村信一の悪送球が加わり松川は二進、筒井が送って一死三塁、トップに返り小林の中犠飛で5-2と突き放す。

 ゴ軍は最終回、一死後大友がストレートの四球で出塁、坪内は左前打、西沢は投飛に倒れるが、清原は死球を受けて二死満塁と最後のチャンス、しかし早川平一は三ゴロに倒れてゲームセット。

 松川博爾は11安打を許し4四球3死球の乱調であったが、相手に的を絞らせないピッチングが功を奏して完投、8勝目をマークする。打者出身らしい好打は相変わらずで、猛打賞の活躍でもあった。

 巨人に首位の座を奪われたグ軍は何とかゴ軍を振り切り、第2試合の巨人の結果を待つこととなった。

2022年8月8日月曜日

21年 セネタースvs阪急 15回戦

10月19日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 5 0 0 0 0 0 0 8 セ軍 42勝53敗 0.442 白木義一郎
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪急 48勝450敗1分 0.490 天保義夫 鳥居兵治 溝部武夫 大平茂

勝利投手 白木義一郎 26勝18敗 
敗戦投手 天保義夫     11勝11敗

二塁打 (セ)飯島2、白木 (急)坂井2
三塁打 (セ)鈴木

勝利打点(セ)飯島滋弥 11

猛打賞 (セ)一言多十 4、鈴木清一 7 (急)坂井豊司 5、上田藤夫 13


白木義一郎、チェンジオブペースで阪急打線を幻惑

 第26節3日目、後楽園の第1試合は白木義一郎と天保義夫の先発で午後零時30分、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、一言多十、鈴木清一が連続ヒット、飯島がレフトにタイムリー二塁打を放ち1点を先制、大下はストレートの四球で無死満塁、白木は三振に倒れるが、熊耳の左犠飛で2-0、長持の右前タイムリーで3点をリードする。

 セ軍は3回表、先頭の飯島が右中間に2打席連続二塁打、阪急ベンチはここで連投の天保を下げて鳥居兵治にスイッチ、大下は又も四球、飯島が三盗を決め、白木も四球で無死満塁、熊耳は二飛に倒れるが、長持が中前に2点タイムリーを放ち5-0、根津弘司は四球で一死満塁、清水喜一郎が押出し四球を選んで6-0、阪急ベンチは鳥居を下げて三番手の溝部武夫にスイッチ、トップに返り一言の中前タイムリーで7-0、鈴木の三ゴロの間に三走根津が還ってこの回5点、8-0と大量リードする。

 溝部はこの後8回まで無失点、しかし阪急打線の沈黙は続いた。

 阪急は6回裏、先頭の青田が三塁線にヒット、野口二郎は26試合連続ヒットとなる二遊間ヒットで続き無死一二塁、野口明の二ゴロは「4-6-3」と渡ってダブルプレー、二死三塁から上田が中前にタイムリーを放ち何とか1点を返すが反撃もここまで。

 白木義一郎は11安打5四球5三振の完投で26勝目をマークする。

 これで白木の最多勝はほぼ確定したと見てよい。当時の記事によると、白木の躍進はチェンジオブペースにあるとのこと。この日も11安打を打たれながら1失点と阪急打線を幻惑した。

 鈴木清一が2試合連続で三塁打を放ち今季10本目。18日の試合で10本目と実況したがあれは間違い(本文は訂正済み)でこの日が10本目となり、トップの金田正泰に2本差と迫った。

 飯島滋弥が11個目の勝利打点を記録してトップの多田文久三に1個差と迫ってきた。

 上田藤夫が今季13回目の猛打賞を記録して青田と並ぶ2位タイ。トップの金田正泰は17回でこちらは安泰か。

2022年8月7日日曜日

21年 阪急vs中部日本 15回戦

10月18日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 1 3 6 阪急 48勝49敗1分 0.495 天保義夫 
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 中部 35勝56敗3分 0.385 松尾幸造

勝利投手 天保義夫 11勝10敗 
敗戦投手 松尾幸造   3勝15敗

二塁打 (急)青田、上田、天保
本塁打 (急)坂井豊司 1号

勝利打点(急)坂井豊司 3


天保義夫、2安打完投勝利

 後楽園の第2試合は天保義夫と松尾幸造の先発で午後2時25分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 阪急は初回、一死後坂井豊司の当りは二塁方向へ鋭いライナー、これをセカンド金山がナイスキャッチ。

 中部は1回裏、先頭の岩本の当りは一塁線にボテボテのゴロ、ピッチャー天保は切れると見て見送ったが白球は白線の内側で止まり内野安打、先程坂井のライナーを好捕した金山の三ゴロをサード坂井がエラー、続く古川の当りも三ゴロ、今度は坂井ががっちりと捕って二塁に送球し一走金山は二封、古川が二盗を決め、小鶴は四球を選んで一死満塁、続く杉浦監督の一塁へのライナーは抜けたかと思われたがファースト野口明がナイスキャッチ、笠石徳五郎は三振に倒れて無得点。

 阪急は3回表、先頭の荒木茂が左前打で出塁、天保の三前送りバントをサード三村が二塁に送球して一走荒木は二封、トップに返り山田伝の一ゴロでランナーが入れ替わり二死一塁、ここで第一打席で右方向にいい当たりを打った坂井が又も右打ち、打球はぐんぐん伸びてライトスタンドにツーランホームラン、坂井のプロ入り初本塁打で2点を先制する。

 中部は5回裏、先頭の藤原鉄之助が四球で出塁、続く松尾の一塁線への強烈なライナーをファースト野口明が又もナイスキャッチ、そのまま一塁ベースにタッチしてダブルプレー。

 中部は6回裏、先頭の岩本が四球から二盗に成功、金山も四球を選んで無死一二塁、古川の二ゴロで二者進塁して一死二三塁、小鶴の三ゴロをサード坂井がタイムリーエラー、三走岩本が還って1-2、小鶴には打点が記録された。一死一三塁から小鶴が二盗を決めて一死二三塁と逆転のチャンス、しかしここは天保が踏ん張って杉浦、笠石を連続三振に打ち取る。

 阪急は7回表、二死後天保の当りは三塁ファウルグラウンドへの飛球、これをサード三村がナイスキャッチ。

 阪急は8回表、二死後青田が左中間に二塁打、ここまで3打数無安打で連続試合安打記録もついに途切れたかと思われた野口二郎が左前にタイムリーを放ち3-0として25試合連続ヒット、2試合連続して最終打席で記録をつないだ。

 阪急は9回表、先頭の上田がレフト線に二塁打、坂田清春の送りバントは一飛となって失敗、荒木のレフト線タイムリーで4-1、天保が左中間をライナーで抜く二塁打を放って一死二三塁、トップに返り山田の左前タイムリーで5-1、坂井の遊ゴロの間に三走天保が還って6-1として試合を決める。

 天保義夫は2安打5四球7三振の快投を見せて11勝目をマークする。6回のピンチを連続三振で切り抜けたのが大きく、守備陣もも3つの併殺で天保の好投に応えた。

 実況でお伝えした4つの「ナイスキャッチ」はスコアカードに「好捕」と書かれている。この試合の「記録者署名」蘭は空白であるが、この年の関東の試合は広瀬謙三がスコアを付けていた。

 坂井豊司がプロ入り初本塁打で今季3個目の勝利打点を記録した。これまでの2個は何れも「決勝犠飛」なので、まだタイムリーヒットによる勝利打点が無い。

2022年8月6日土曜日

21年 巨人vsグレートリング 13回戦

10月18日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 0 1 0 0 2 5 巨人 56勝32敗2分 0.636 藤本英雄 
0 0 0 0 0 3 0 0 0 3 グ軍 60勝35敗2分 0.632 別所昭

勝利投手 藤本英雄 17勝5敗 
敗戦投手 別所昭    17勝11敗

二塁打 (グ)堀井
三塁打 (巨)川上

勝利打点 なし

猛打賞 (巨)中島治康 6


首位交代

 西宮の第2試合は巨人vsグ軍の首位攻防戦。藤本英雄と別所昭の先発で午後2時8分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 グ軍はサードの河西俊雄が欠場し、二番にはショートの宮崎仁郎が入り、サードには安井鍵太郎を起用。これが試合にどのように影響するかに注目。

 別所は立ち上がりから気合の入った投球で3回まで巨人打線を無安打に抑え込む。

 一方、藤本も2回に堀井に二塁打を許しただけで無失点ピッチング。

 巨人は4回表、一死後山川喜作が中前打で出塁、千葉の二ゴロをセカンド安井亀和がエラー、川上の一ゴロで二者進塁して二死二三塁、黒沢は3球ファウルで粘って四球、二死満塁となって中島治康監督が右前に2点タイムリーを放ち2-0とリードする。

 グ軍は4回裏、一死後金田正泰を抜いて首位打者に立った田川が中前打で出塁、二死後堀井の左前打で一三塁、岡村はストレートの四球で二死満塁、しかし別所は右飛に倒れて無得点。

 巨人は6回表、一死後川上が右中間に三塁打、黒沢の二ゴロを安井亀和がタイムリーエラー、3-0とリードを広げる。

 グ軍は6回裏、一死後田川が二遊間ヒットから二盗に成功、山本監督は四球、堀井も連続四球で一死満塁、岡村が左前にタイムリーを放ち1-3と2点差、別所が左前に同点の2点タイムリーを放ち3-3と追い付く。

 首位攻防戦らしい激戦となってきた。

 巨人は8回表、二死から黒沢、中島の連打で一二塁とするが、勝負強い多田は三振に倒れて無得点。

 グ軍は8回裏、3四球で二死満塁のチャンスを作るが筒井は遊ゴロに倒れて無得点。

 巨人は9回表、先頭の藤本が左前打で出塁、古家武夫が四球を選んで無死一二塁、トップに返り呉新亨の当りはセカンドへのゴロ、二走藤本が三塁をオーバーランするのを見て安井亀和は三塁に送球、藤本は三本間に挟まれ挟殺プレーとなる。この後の展開は画像が残っている訳でもないので不明であるが、スコアカードには「4-5-2-3-1’-3」と記録されており、これだけ見ると三本間の挟殺プレーにファースト山本とピッチャー別所も加わり、最後は別所の悪送球で藤本が生還したように見える。ところが打者走者の呉新亨は一塁に残ったままである。ということは、キャッチャー筒井からファースト山本への送球は、呉新亨が一塁ベースを回りかけたのを見て一塁ベース付近にいた山本に送球し、別所は一二塁間の挟殺プレーに加わり山本への送球が悪送球となって三走藤本が生還したことになる。時間的に見てもファースト山本がホームベースカバーに入ったとは考えずらく、筒井が藤本を追い詰めるのをあきらめて打者走者の呉新亨を刺すためにファースト山本に送球したと考えるのが自然である。

 ということで、4-3と巨人1点リードとなり、一走古家は三塁に進んで無死一三塁、山川の三ゴロをサード安井鍵太郎は何故か二塁に送球して一走呉新亨が二封される間に三走古家が還って5-3とする。

 ここで安井鍵太郎は何故バックホームではなく二塁に送球したのか。三遊間寄りのゴロで体勢的に本塁送球が無理で二塁に送球したのか、試合経験の乏しさから状況を考えずに併殺を狙いにいってしまったのか。河西俊雄がサードであったら結果は違っていたかもしれない。

 藤本英雄はグ軍最終回の反撃を三者凡退に退け、6安打6四球2三振の完投で17勝目をマークする。戦前の荒れ球時代の藤本であれば「6四球」は普通であったが、安定した投球を見せるようになった戦後では「6四球」は多い。首位攻防戦ということで力が入っていたのではないか。

 河西に代わって二番に入った宮崎仁郎は4打数無安打、河西に代わってサードの守備に就いた安井鍵太郎の守りも疑問のあるところであり、矢張り河西の欠場がグ軍には痛かった。河西は翌日も欠場して20日の巨人戦で復帰するので、軽く負傷したのであろう。

 この結果、巨人はゲーム差ではグ軍に0.5ゲーム差の二位であるが、勝率でグ軍を4厘上回ることとなり、首位交代となった。

野球週報2022 ㉛

7月30日(土) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素。チューブトレーニングで新手法を編み出しました。引越し先は住んでいたマンションから150mほどの賃貸住宅なのでジムまでは徒歩3分で変わりません。秋季シーズンに向けてスタート。

7月31日(日) 休養日。

8月1日(月) 出勤日。

8月2日(火) 出勤日。

8月3日(水) 品川ビッグスターズの練習は猛暑のため中止。

8月4日(木) テレワーク。

8月5日(金) 休養日。 


2022年8月3日水曜日

21年 セネタースvsタイガース 14回戦

10月18日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 1 0 1 0 0 1 0  3  セ軍 41勝53敗 0.436 黒尾重明 北川桂太郎 
2 0 3 0 0 3 0 3 X 11 タ軍 55勝39敗 0.585 若林忠志

勝利投手 若林忠志 2勝3敗 
敗戦投手 黒尾重明 9勝16敗

二塁打 (セ)鈴木 (タ)藤村、本堂
三塁打 (セ)鈴木
本塁打 (タ)若林忠志 1号

勝利打点(タ)藤村富美男 9

猛打賞 (セ)鈴木清一 6、飯島滋弥 8 (タ)土井垣武 10


若林忠志、復活の日

 後楽園の第1試合は黒尾重明と若林忠志の先発で午後零時32分、沢球審の右手が上がりプレイボール。

 タ軍は初回、先頭の呉昌征が二前にドラッグバントを決めて出塁、金田はサードライナー、本堂の遊ゴロでランナーが入れ替わり本堂が二盗に成功、、藤村監督がセンター左をライナーで抜くタイムリー二塁打を放ち1点を先制、土井垣も中前にタイムリーで続きこの回2点を先制する。

 セ軍は3回表、一死後清水喜一郎が四球を選んで出塁、トップに返り一言多十は三振、鈴木清一が左中間にタイムリー二塁打を放ち1-2と1点差に追い上げる。

 タ軍は3回裏、先頭の本堂がレフト線に二塁打、藤村の左前タイムリーで3-1、土井垣の中前打で一三塁、一死後富樫淳の三ゴロをサード根津弘司がゲッツーを狙って二塁に送球するが悪送球、この間に三走藤村が還って4-1、富樫には打点が記録され、土井垣は三塁に進んで一死一三塁、若林がスクイズを決めて5-1とリードを広げる。

 セ軍は5回表、一死後根津が一塁線にヒット、清水は四球、トップに返り一言も四球を選んで一死満塁、鈴木の右犠飛で2-5、二走清水もタッチアップから三塁を狙うが、「9-2-5」と送球されてタッチアウト。

 タ軍は6回裏、先頭の富樫に代わる代打山口政信が四球で出塁、ここで若林がレフトスタンドにツーランホームラン、7-2とする。若林は戦前に3本の本塁打を打っており、これが通算4本目となる。続く長谷川善三の二ゴロをセカンド清水がエラー、セ軍ベンチはここで先発の黒尾を下げて北川桂太郎をマウンドに送り、呉の二ゴロでランナーが入れ替わり、金田の右前打で一死一三塁、本堂のレフトへのヒット性の当りを大下が好捕、しかし犠牲フライとなって8-2とする。

 セ軍は8回表、先頭の鈴木が右中間に三塁打、飯島の一二塁間タイムリーで3-8とする。

 タ軍は8回裏、先頭の長谷川が四球で出塁、トップに返り呉の二ゴロをセカンド大沢喜好がエラー、金田は四球を選んで無死満塁、本堂の左前タイムリーで9-3、藤村の左犠飛で10-3、一死一二塁から土井垣の二ゴロは「5-4-3」と転送されるがセカンド大沢の一塁送球が悪送球となって金田が生還、11-3として試合を決める。

 若林忠志は8安打4四球3三振で2勝目をマークする。スクイズを決め、本塁打も放ち、完全復活に向けて動き出した。

 鈴木清一が打った三塁打は今季9本目。現時点で金田正泰が12本でトップであるが、戦後最初の最多三塁打争いが面白くなってきた。

野球週報2022 ㉚

7月23日(土) お引越し。

7月24日(日) 引越し整理。

7月25日(月) 出勤日。

7月26日(火) 出勤日。

7月27日(水) 品川ビッグスターズの練習は休んで引越し整理。

7月28日(木) 出勤日。

7月29日(金) 17年住んで売却したマンションの引渡し日。