2022年11月26日土曜日

21年 パシフィックvs中部日本 14回戦

10月25日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 パ軍 40勝55敗3分 0.421 真田重蔵 
0 1 0 0 1 1 0 0 X 3 中部 39勝56敗3分 0.411 久野勝美

勝利投手 久野勝美   6勝6敗 
敗戦投手 真田重蔵 23勝23敗

二塁打 (中)藤原
本塁打 (中)小鶴誠 10号

勝利打点(中)小鶴誠 10

猛打賞 (パ)真田重蔵 4


久野エースの働き、小鶴主砲の働き

 西宮の第2試合は真田重蔵と久野勝美の先発で午後2時25分、国友球審の右手が上がりプレイボール。関西の審判員は二出川が常時出場できず、実質杉村、金政の2人なので国友は9月から4度目の関西出張が続いている。

 パ軍は2回表、先頭の辻井弘が右前打で出塁、伊勢川真澄も三遊間を破り無死一二塁、松井信勝の右前タイムリーで1点を先制して無死一三塁、平野徳松の中犠飛で2-0とする。続く真田の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 中部は2回裏、先頭の小鶴誠の当りは遊ゴロ、これをショート白石敏男がエラー、杉浦清監督はストレートの四球で無死一二塁、笠石徳五郎の二ゴロで杉浦が二封されて一死一三塁、藤原鉄之助の中前タイムリーで1-2と1点差、久野の中飛で二走笠石がタッチアップから三塁を狙うが、センター森下重好からの好返球にタッチアウト。

 中部は5回裏、先頭の藤原が左中間に二塁打、一死後三村勲の中前打で一三塁、トップに返り石田政良に代わる代打大沢清の二ゴロ併殺崩れの間に三走藤原が還って2-2の同点に追い付く。

 中部は6回裏、一死後小鶴が中越えに第10号ホームランを叩き込んで3-2と勝ち越す。

 久野勝美は3回以降パ軍打線を無得点に抑え込み、12安打を許すも無四球1三振の完投で6勝目をマークする。

 好調中部はこれで4連勝、この間久野が3勝1セーブとエースの働きを見せている。

 小鶴誠が10号決勝本塁打を放ち、大下、飯島に続いて3人目の二桁本塁打。10本の内5本が決勝本塁打と主砲の働きを見せている。

野球週報2022 ㊻

11月12日(土) 秋季リーグ第五戦、相手は1部から降格の強豪井草。前半から良く打って序盤大量リードするも地力の違いから逆転される。一番ライトで出場して第2打席でセンターにタイムリーヒット、最終回の打席では真っ芯で捉えるもレフトライナーに終わる。バッティングの調子は上向き。

11月13(日) 休養日。

11月14日(月) 出勤日。

11月15日(火) 出勤日。

11月16日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

11月17日(木) 休養日。

11月18日(金) 出勤日。

 

2022年11月23日水曜日

21年 タイガースvsセネタース 15回戦

10月25日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 計
0 0 0 0 0 0 0 1 0  0   1  2 タ軍 56勝42敗 0.571 御園生崇男 
0 0 1 0 0 0 0 0 0  0   0  1 セ軍 42勝55敗 0.433 白木義一郎

勝利投手 御園生崇男  11勝8敗 
敗戦投手 白木義一郎 26勝20敗

二塁打 (タ)藤村 (セ)長持
三塁打 (タ)金田
本塁打 (セ)鈴木清一 5号 (タ)藤村富美男 5号

勝利打点(タ)藤村富美男 10

猛打賞 (タ)藤村富美男 9


延長11回、藤村が決勝ホームラン

 後楽園の第2試合は御園生崇男と白木義一郎の先発で午後2時19分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、一死後鈴木清一が四球で出塁、飯島滋弥は中前打、大下弘は四球で一死満塁、しかし白木は三邪飛、熊耳武彦は遊飛に倒れて無得点。

 タ軍は2回表、先頭の藤村富美男監督が右中間に二塁打、しかし土井垣武は捕邪飛、宮崎剛の二ゴロで藤村は三進、富樫淳は中飛に倒れて無得点。

 セ軍は3回裏、先頭の鈴木清一がレフトスタンドに第5号を叩き込んで1点を先制する。

 タ軍は8回表、一死後呉昌征がストレートの四球で歩くと二盗に成功、二死後本堂保次が中前に同点タイムリーを放ち1-1と追い付く。

 セ軍は9回裏、二死後長持栄吉が右中間に二塁打、根津弘司に代わる代打宮下義雄のライトへのライナーは伸び過ぎて富樫がキャッチ、試合は延長戦に突入する。

 タ軍は10回表、二死後金田正泰が左中間に三塁打、しかしここは白木が踏ん張り本堂は三振に倒れて無得点。

 タ軍は11回表、先頭の藤村がレフトポール際に決勝ホームラン、2-1と勝ち越す。

 セ軍11回裏、二死後熊耳が放った強烈な三塁へのゴロを藤村がファインプレーで捌いて試合終了。

 御園生崇男は5安打4四球3三振、150球の熱投で11回を完投して11勝目をマークする。

野球週報2022 ㊺

11月5日(土) 秋季リーグ四戦、相手は元1部の品川トータス。この日も一番ライトで出場。相手投手の低目変化球が打てず完封負け。第2打席で放った左中間をライナーで抜ける二塁打は今年一番の当りでした。ようやく納得のバッティングができる状態に戻ってきた。

11月6(日) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素のフルコース。

11月7日(月) 出勤日。

11月8日(火) 出勤日。

11月9日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

11月10日(木) 休養日。

11月11日(金) 出勤日。

 

21年 ゴールドスターvsグレートリング 15回戦

10月25日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 1 0 0 0 0 2 ゴ軍 40勝58敗2分 0.408 江田孝 
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 グ軍 62勝36敗2分 0.633 別所昭

勝利投手 江田孝   8勝15敗 
敗戦投手 別所昭 18勝12敗

二塁打 (ゴ)辻 (グ)山本、岡村

勝利打点(ゴ)坪内道則 5

猛打賞 (ゴ)酒沢政夫 4


江田孝、今月3度目の完封!

 後楽園の第1試合は江田孝と別所昭の先発で午後零時32分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 ゴ軍は初回、先頭の酒沢政夫がレフト線に二塁打、大友一明は二ゴロに倒れ、酒沢は動かず一死二塁、坪内道則監督の右中間タイムリーで酒沢が二塁から還って1点を先制する。

 ゴ軍は5回表、一死後坂本勲が4球ファウルで粘って四球を選び出塁、トップに返り酒沢の右前打で坂本が三塁に進んで一死一三塁、大友が中前にタイムリーを放ち2-0とする。

 ゴ軍先発の江田は快調な立ち上がりで初回は三者凡退、2回は二死後岡村俊昭に中前打を許すが牽制で刺し、3回も三者凡退。

 グ軍は4回裏、一死後安井亀和が右前打で出塁、続く田川豊の打席で安井がスタートを切るがキャッチャー辻功からの送球にタッチアウト、直後に田川が一二塁間にヒット、山本一人監督の右中間二塁打で二死二三塁、堀井数男はストレートの四球で二死満塁、しかし岡村は一ゴロに倒れて無得点。

 江田は5回、6回を三者凡退に抑える。

 グ軍は7回裏、二死後岡村が右中間に二塁打を放つが、別所は中飛に倒れて無得点。

 8回も三者凡退に抑えた江田は最終回に入りエンジン全開。

 グ軍は最終回、先頭の安井は二ゴロに倒れ、田川はツーボールツーストライクから三振、山本監督もスリーボールツーストライクから三振。

 江田孝は5安打1四球2三振の完封で8勝目をマークする。最終回の投球は圧巻であった。江田はこれで今月3度目の完封勝利。10月・11月の月間MVPに向けて大きく前進したのではないか。

 グ軍はこの時まだ西宮で試合中の巨人に対して勝率で下回り、2位に転落した。その巨人も終盤を迎えて阪急にリードを許しているので、首位争いは予断を許さない展開となってきた。

野球週報2022 ㊹

11月5日(土) 秋季リーグ三戦、相手は昨年敗れた杉並AS。この日も一番ライトで出場。0対3で迎えた最終回、下位打線がチャンスを作り1点返して一死満塁で打席が回ってきました。初球、2球目と内角を突かれてノーボールツーストライク、3球目は外に大きく外してワンボールツーストライク。4球目の外角ストレートに上手く合わせると打球は低いライナーで右中間を抜け、3人の走者が還って逆転サヨナラ勝ち。サヨナラヒットを打ったのは高3の春、法政二高との練習試合以来、46年ぶりのことです。

11月6(日) 休養日。

11月7日(月) 出勤日。

11月8日(火) 出勤日。

11月9日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

11月10日(木) 休養日。

11月11日(金) 出勤日。

 

21年 巨人vs阪急 14回戦

10月25日 (金) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 2 0 0 0 0 0 3 巨人 59勝35敗2分 0.628 近藤貞雄
0 0 0 0 4 0 0 0 X 4 阪急 50勝51敗2分 0.495 今西錬太郎 野口二郎

勝利投手 今西錬太郎 7勝7敗 
敗戦投手 近藤貞雄  21勝13敗
セーブ     野口二郎    1

二塁打 (巨)林、多田、呉 (急)山田、坂井

勝利打点(急)坂田清春 4

猛打賞 (巨)呉新亨 7、近藤貞雄 3 (急)田中幸男 1


8分間の首位交代劇

 第27節3日目は通常どおり東西で4試合。西宮の第1試合は近藤貞雄と今西錬太郎の先発で午後零時30分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 前日惨敗の阪急は大きく打線を組み換えてきた。トップに青田昇を入れて山田伝を九番に下げ、三番野口二郎、四番野口明、五番日比野武のクリーンアップに変え、ミスの目立つ荒木茂を下げて上田藤夫をセカンドに回し、ショートにベテラン田中幸男を入れた。

 巨人は3回表、先頭の呉新亨が右中間に二塁打、山川喜作が送りバントを決めて一死三塁、現在「犠飛王」の千葉茂が今季12個目の犠牲フライをライトに打ち上げて1点を先制する。当時は公式記録では「犠飛」は記録されていない。

 巨人は4回表、一死後多田文久三がレフト線に二塁打、林清一の左前打で一三塁、近藤の右前タイムリーで2-0、山田潔は右飛に倒れるが、トップに返り呉新亨が中前にタイムリーを放ち3-0とリードを広げる。

 阪急は4回裏、一死後野口二郎、野口明の連打で一二塁のチャンスを作るが、日比野は遊ゴロ、上田も遊ゴロに倒れて無得点。打線組み換えの効果は見られず苦戦が続く。

 4回までに6安打を許した今西は、5回はこの試合初めて三者凡退で終えて味方の反撃を待つ。

 阪急は5回裏、一死後田中が三遊間に内野安打、ショート山田潔の悪送球が加わり田中は二進、山田伝のレフト線タイムリー二塁打で1-3と反撃開始、トップに返り青田がサードに内野安打、坂井豊司がレフト線に同点の2点タイムリー二塁打を放ち3-3、野口二郎は四球、野口明の遊ゴロで二郎が二封されて二死一三塁、阪急ベンチはここで日比野に代えて代打に坂田清春を起用、坂田が中前にタイムリーを放ち4-3と試合をひっくり返す。

 巨人は8回表、先頭の多田が左前打で出塁、林が送りバントを決めて一死二塁と同点のチャンス、阪急ベンチは今西に代えて野口二郎をライトからマウンドに呼び寄せライトに大平茂が入り、近藤の三ゴロをサード坂井が一塁に悪送球、二走多田は動けず一死一二塁、山田の投ゴロが「1-4-3」と渡ってダブルプレー。

 巨人は最終回、先頭の呉新亨が左前打で出塁、山川の代打藤本英雄の初球に呉が二盗を狙うが、日比野の代打でタイムリーを放ちそのままマスクを被った坂田が呉を刺して一死無走者、藤本は四球を選んで一死一塁、千葉の二ゴロで藤本は二封、川上は左飛に倒れてゲームセット。

 野口二郎が戦後初セーブを記録、打っても2安打を放って30試合連続安打を達成した。

 阪急は打線組み換えが功を奏し前日大敗の雪辱を果たす。打線組み換えの目玉であった田中幸男が3安打を放つ活躍、5回の逆転の口火を切るヒットも田中が放ったものである。田中幸男は昭和12年センバツ1回戦で6安打は放ち、現在でもセンバツの1試合最多安打記録保持者である。センバツでの1試合6安打はその後3人が記録しているがいずれも金属バット導入後であり、木製バットでの1試合6安打は田中幸男だけである。

 代打で決勝打を放った坂田清春は9回には先頭で出塁した呉新亨の盗塁を刺す活躍も見せた。

 この試合の2分後に後楽園でゴ軍vsグ軍戦が開始され、この試合終了の8分前にグ軍が敗れて巨人が勝率1厘差で首位に立ったが、8分間だけの首位交代劇に終わった。

野球週報2022 ㊸

10月22日(土) 秋季リーグ第二戦、相手は1部から降格の強豪ベーネ・ピノチオ、夏の練習試合ではボロ負けしています。試合は接戦となり5回まで3対3の同点。6回表の品川は無得点、6回裏二死無走者、相手三番のライト右への痛烈なライナーをスライディングキャッチ。ピノチオはネット裏の固定カメラで試合の模様を撮影してユーチューブにアップしており、画像を確認すると捕球後一回転していますので43年振りのダイビングキャッチと認定します。次の四番は強打の片岡さん(79年ヤクルトドラフト1位の元プロ)なのでこのプレーは大きかった。これで勢いに乗り7回表に1点取って4対3とリード、最終回(還暦野球は7回制)無死満塁のピンチを切り抜けて快勝しました。

10月23(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、カーブ、130㌔、スライダー。ちょっといい感じに戻ってきました。

10月24日(月) 出勤日。

10月25日(火) 出勤日。

10月26日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

10月27日(木) 出勤日。

10月28日(金) 出勤日。

 

2022年11月20日日曜日

21年 阪急vs巨人 13回戦

10月24日 (木) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 1 0  1  阪急 49勝51敗2分 0.490 天保義夫 大平茂 鳥居兵治 
2 3 3 5 0 0 0 0 X 13 巨人 59勝34敗2分 0.634 藤本英雄 諏訪裕良

勝利投手 藤本英雄 19勝5敗 
敗戦投手 天保義夫 11勝12敗

二塁打 (急)坂井 (巨)川上、黒沢、林

勝利打点(巨)黒沢俊夫 10


巨人大差勝ち、首位グ軍に5厘差

 この日も西宮の1試合だけ、ただし観客数は2,196人に増えた。巨人戦だからであることは明白。

 天保義夫と藤本英雄の先発で午後2時丁度、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は初回、二死後千葉茂が中前打で出塁、川上哲治の右越え二塁打で二死二三塁、黒沢俊夫が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち2-0とする。

 巨人は2回裏、一死後藤本が中前打で出塁、山田潔は四球を選んで一二塁、トップに返り呉新亨は右飛、山川喜作が中前にタイムリーを放ち3-0、二死一三塁から山川が二盗を決め、千葉が中前に2点タイムリーを放ち5-0とする。

 巨人は3回裏、先頭の黒沢が四球で出塁、多田文久三の二ゴロをセカンド荒木茂がエラー、林清一はストレートの四球で無死満塁、阪急ベンチはここで先発の天保から二番手の大平茂にスイッチ、藤本が左前にタイムリーを放ち6-0、山田潔の二ゴロを荒木が本塁送球するがセーフ、野選が記録されて7-0、阪急ベンチはここでセカンドを荒木から田中幸男に交代、トップに返り呉新亨はショートライナー、ショート上田は飛び出した二走藤本を刺そうと二塁に送球するが悪送球となり三走林が還って8-0、一走山田は白球を拾ったセカンド田中から二塁ベースカバーのショート上田に送球されてタッチアウト。

 巨人は4回裏、先頭の千葉が四球で出塁、川上は右前打、黒沢は三塁内野安打で又も無死満塁、多田の中前タイムリーで9-0、林の左中間への2点タイムリー二塁打で11-0、藤本は二飛に倒れるが、山田の二ゴロの間に三走多田が還って12-0、トップに返り呉新亨の左前タイムリーでこの回5点、13-0とリードを広げる。

 大量リードしたこともあって巨人先発の藤本は4回を2安打無失点で降板、5回からマウンドを諏訪裕良に譲る。

 諏訪に代わって阪急打線はようやく活発となり5回、6回と2安打を放つが無得点。

 阪急は8回表、二死後上田の当りは二ゴロ、これをセカンド千葉がエラー、坂田清春の中前打で二死一三塁、大平が右前にタイムリーを放ち1点返すが焼け石に水。

 久々登板の諏訪裕良は5イニングを8安打2四球無三振、1失点、自責点ゼロに抑えて勝利投手となるところだが、公式記録では先発して4回で降板した藤本英雄が勝利投手となっている。戦後になっても「勝利投手」の定義は曖昧なままであった。

 四番ライトで出場した野口二郎は第1打席で右前打を放ち、その後は三直と三飛に倒れ、6回から三番手の鳥居兵治がマウンドに上がると大平がライトに回って野口二郎はベンチに引っ込んだ。「勝利投手」の定義同様、当時は「連続試合安打」記録が認識されていなかったので、第1打席でヒットを放っていなくても野口二郎は引っ込んでいた可能性が高い。そうすると連続試合安打記録は「28」でストップしていたところであるが、第1打席のヒットにより「29」に伸びたのである。

 野口二郎は31試合連続ヒットの間、第1打席は31打数10安打3割2分3厘、第2打席は30打数7安打2割3分3厘、第3打席は29打数13安打4割4分8厘、第4打席は30打数12安打4割丁度、第5打席は11打数6安打5割4分5厘と、試合の序盤でタイミングを合わせながら後半からヒットを量産していくタイプである。実際、この日の第1打席のヒットは第1打席としては6試合ぶりのヒットであり、途中交代により連続試合安打記録が途切れていた可能性は十分にあった。

 野口二郎はここまでの29試合で、第4打席での初ヒットが3度、第5打席での初ヒットが1度と、しぶとく連続安打記録を積み重ねてきた。阪急は試合消化が早く、今季残すところ3試合となっている。果たしてどこまで記録を伸ばすか見ものである。

野球週報2022 ㊷

10月15日(土) 秋季リーグ初戦、相手は前期3部全勝優勝で2部に昇格してきたフューチャーズ、元は1部の強豪。低目の変化球攻めに全く打てず3打数無安打、チームも前半リードするも逆転負け。

10月16(日) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素のフルコース。

10月17日(月) 休養日。

10月18日(火) 出勤日。

10月19日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

10月20日(木) 出勤日。

10月21日(金) 出勤日。 


2022年11月19日土曜日

21年 阪急vsゴールドスター 15回戦

10月23日 (水) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 3 0 0 0 0 0  0   0  0  3 阪急 49勝50敗2分 0.495 今西錬太郎 
0 0 0 0 0 3 0 0 0  0   0  0  3 ゴ軍 39勝58敗2分 0.402 内藤幸三

二塁打 (急)野口明、今西

勝利打点 なし


戦後初の水曜試合

 第27節初日は西宮の1試合だけで観客数は819人。

 今季これまで水曜日に試合が行われたことはなく、この試合が戦後初めて水曜日に行われた試合である。ゴ軍は10月10日から西宮に滞在しているが、阪急は20日に後楽園でタ軍との今季最終戦があり、月曜は試合が無く帰阪してきた。

 ということで、今西錬太郎と内藤幸三の先発で午後1時58分、杉村球審の右手が上がりプレイボール。

 3回まで三者凡退を続けてきた阪急は4回表、先頭の山田伝が四球から二盗に成功、続く坂井豊司の一二塁間のヒットで山田は動かず一二塁、青田昇は左飛に倒れるが、野口二郎の右前打で一死満塁、野口明がライトに2点タイムリーを放ち2-0、野口二郎は三塁に進んで一死一三塁、日比野武の三ゴロをサード清原初男が一塁に悪送球する間に三走野口二郎がホームに還り3-0とする。

 3点を追うゴ軍は6回裏、先頭の大友一明が中前打で出塁、坪内道則監督のライト線ヒットで無死一三塁、西沢道夫の二ゴロをセカンド荒木茂がエラーする間に三走大友が還って1-3、西沢には打点が記録されてなお無死一三塁、清原の投ゴロの間に三走坪内が還って2-3、内藤の三遊間ヒットで一死一三塁、早川平一の中犠飛で3-3の同点に追い付く。

 6回まで阪急は5安打、ゴ軍は6安打で共に3点ずつ。この後、今西と内藤の投げ合いが延々と続く。

 阪急は7回表、先頭の今西が粘って四球を選び、荒木茂が送って一死二塁とするが後続なし。

 阪急は8回表、先頭の青田が左前打、一死後二盗を決めるが後続なし。

 ゴ軍は8回裏、二死後清原が左前打から二盗を決めるが、続く内藤は一ゴロに倒れる。

 ゴ軍は9回裏、先頭の早川が四球を選んで出塁、続く辻功の投ゴロで早川は二封、スコアカードの記載では送りバント失敗と書かれていないが、ここは送りバント失敗の可能性が高いか、小前博文に代わる代打山本秀男の打席で辻が二盗に成功して一死二塁とサヨナラのチャンス、しかし山本は三振、トップに返り酒沢政夫も右飛に倒れて試合は延長戦に進む。

 阪急は11回表、二死後今西が右中間に二塁打を放つが、荒木は二ゴロに倒れて無得点。

 ゴ軍は11回裏、二死後早川がライト線にヒット、早川は二塁を狙うがライト野口二郎からの好返球にタッチアウト。野口の強肩が優ったが、早川がここで勝負を賭けてのは当然の策である。

 12回表裏は両軍ともに三者凡退、延長12回引き分く。

 戦後初の水曜試合は観客こそ819人であったが好試合であった。

野球週報2022 ㊶

10月8日(土) 休養日

10月9(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、カーブ、130㌔、スライダー、110㌔。バッティングの調子が戻らないままリーグ戦に突入しそうです。

10月10日(月) 休養日。

10月11日(火) 出勤日。

10月12日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

10月13日(木) 出勤日。

10月14日(金) 出勤日。

 

2022年11月13日日曜日

21年 第26節 週間MVP

週間MVP

投手部門
 巨人 藤本英雄 3 
 3勝0敗。10月20日のグ軍との首位攻防戦に登板しなかったのが惜しまれる。

打撃部門
 中部日本 杉浦清 1 
 21打数6安打6得点6打点。10月20日のセ軍戦で決勝満塁本塁打。

殊勲賞
 阪急 坂井豊司 1
 20打数6安打1得点6打点。18日の中部戦で決勝本塁打。

 パ軍 藤井勇 3
 17打数8安打3得点3打点。

 ゴ軍 早川平一 1
 17日のグ軍戦で11回表決勝打。

 セ軍 鈴木清一 2
 16打数8安打4得点5打点。

敢闘賞
 巨人 多田文久三 1
 24打数10安打1得点3打点。

 ゴ軍 西沢道夫 2
 25打数9安打4得点2打点、猛打賞2回。

 タ軍 土井垣武 2
 22打数10安打4得点4打点。

 グ軍 堀井数男 3
 16打数6安打2得点3打点。

 ゴ軍 清原初男 1
 24打数9安打1得点3打点。

技能賞
 巨人 山田潔 5
 21日のゴ軍戦で決勝本盗。

 ゴ軍 酒沢政夫 1
 17日のグ軍戦で冷静な守備。

 阪急 上田藤夫 1
 20日のグ軍戦で2個の死球を受ける。

野球週報2022 ㊵

10月1日(土) 成田で開催された関東大会に出場。千葉の強豪チームとの対戦は生まれて初めてのナイター試合。相手投手の低めを突く投球に苦しめられて4打数1安打。初戦敗退でした。

10月2日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、カーブ、130㌔、スライダー、110㌔。調子が落ちているので最後は緩めの110㌔で締めることにしました。

10月3日(月) 出勤日。

10月4日(火) 出勤日。

10月5日(水) 品川ビッグスターズの練習は雨天中止。

10月6日(木) 出勤日。

10月7日(金) 出勤日。