昭和13年11月18日、今季でアメリカに帰ることとなったバッキー・ハリスの送別試合がイーグルスvsジャイアンツ間で行われた。
14:00からの試合に先立って13:00から各種アトラクションが催された。遠投競技は千葉茂が341尺(約112メートル)で優勝、二位はイーグルスの山田潔、三位木下政文、四位前川八郎であった。ノック競技(恐らくノックバットでボールを打って飛距離を競うものであろう)は亀田忠が367尺(約122メートル)で優勝、二位はスタルヒン、三位は伊藤健太郎、四位は古川正男であった。走塁競技(恐らくベース一周であろう)は平山菊二が15秒1で優勝、二位白石敏男、三位太田健一であった。的抜競技(戦時中の試合では「鬼畜米英」と書かれた的に向かってキャッチャーが投げて命中させるという競技が試合前に行われていた)伏見五郎が優勝、二位タイがバッキー・ハリス、中山武、吉原正喜であった。
この試合では何とバッキー・ハリスが先発ピッチャーを務めており、しかも5回まで3安打無失点に抑えて6回から本職のキャッチャーに戻った。
イーグルスは初回、バッキー・ハリスのタイムリー二塁打等で2点を先制。2回にも1点を加えて3-0で快勝。勝利投手はバッキー・ハリスであった。
この試合でマルチヒットを記録したのは寺内一隆が4打数2安打、バッキー・ハリスが4打数2安打、伊藤健太郎が4打数2安打、楠安夫が3打数2安打であった。ハリスはこの後東西対抗に出場してからアメリカに帰ることとなる。
なお、この試合は公式記録スコアブックには記載されていませんので、翌日の読売新聞に基づいて構成させていただききました。
14:00からの試合に先立って13:00から各種アトラクションが催された。遠投競技は千葉茂が341尺(約112メートル)で優勝、二位はイーグルスの山田潔、三位木下政文、四位前川八郎であった。ノック競技(恐らくノックバットでボールを打って飛距離を競うものであろう)は亀田忠が367尺(約122メートル)で優勝、二位はスタルヒン、三位は伊藤健太郎、四位は古川正男であった。走塁競技(恐らくベース一周であろう)は平山菊二が15秒1で優勝、二位白石敏男、三位太田健一であった。的抜競技(戦時中の試合では「鬼畜米英」と書かれた的に向かってキャッチャーが投げて命中させるという競技が試合前に行われていた)伏見五郎が優勝、二位タイがバッキー・ハリス、中山武、吉原正喜であった。
この試合では何とバッキー・ハリスが先発ピッチャーを務めており、しかも5回まで3安打無失点に抑えて6回から本職のキャッチャーに戻った。
イーグルスは初回、バッキー・ハリスのタイムリー二塁打等で2点を先制。2回にも1点を加えて3-0で快勝。勝利投手はバッキー・ハリスであった。
この試合でマルチヒットを記録したのは寺内一隆が4打数2安打、バッキー・ハリスが4打数2安打、伊藤健太郎が4打数2安打、楠安夫が3打数2安打であった。ハリスはこの後東西対抗に出場してからアメリカに帰ることとなる。
なお、この試合は公式記録スコアブックには記載されていませんので、翌日の読売新聞に基づいて構成させていただききました。