今季最終節は名古屋が4勝0敗、巨人が2勝0敗1分、大和が2勝1敗、西鉄が3勝2敗、阪急が1勝1敗、阪神が0勝4敗1分、朝日が0勝2敗、南海が0勝2敗であった。
週間MVP
投手部門
名古屋 石丸進一 4
2勝0敗1セーブ、1安打完封。最後のピッチング。
西鉄 野口二郎 3
3勝0敗。秋季優勝の立役者。
打撃部門
名古屋 加藤正二 2
12打数5安打3得点2打点、二塁打4本。名古屋4連勝の立役者。
名古屋 古川清蔵 2
徴兵検査から復帰して2試合で9打数4安打2得点1打点2盗塁、勝利打点1個、猛打賞1回。
巨人 中島治康 2
9打数3安打3打点、勝利打点2個。不振を極めてきたが最後に存在感を示す。
殊勲賞
西鉄 山田秀夫 2
11月4日の阪神戦で先制ツーランと決勝打を放ち全3打点をマーク。
西鉄 濃人渉 1
11月6日の大和戦で秋季優勝を決定付ける2点タイムリー二塁打。
敢闘賞
阪神 田中義雄 1
12打数5安打1本塁打
巨人 白石敏男 1
11打数5安打2得点
名古屋 野口正明 1
2勝0敗1完封
阪神 三輪八郎 1
11月7日の巨人戦で12回無失点。
技能賞
南海 中野正雄 2
11月2日の巨人戦で14球粘って押出し四球を選ぶ。
西鉄 鵜飼勉 2
11打数1安打ながら5四球4得点。西鉄秋季優勝は、山田秀夫と鵜飼勉が下位から上位の中村信一と濃人渉につないだ点が大きい。