7月11日 (日) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 1 1 4 1 0 7 阪急 27勝24敗2分 0.529 中田武夫-丸尾千年次-石田光彦
0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 名古屋 20勝35敗 0.364 森井茂-田中実
勝利投手 石田光彦 7勝5敗
敗戦投手 田中実 9勝7敗
二塁打 (阪)堀尾 (名)前田、小島
三塁打 (阪)西村 (名)小島
上田藤夫、八面六臂
昨日の阪急はセカンドにジミー堀尾文人を起用(7回戦の模様は修正させていただいております。)、本日は川村徳久が先発、恐らく宇野錦次に怪我があったのではないか。阪急は球団創設時から外野手は豊富であるが内野陣が手薄であり、一塁は山下実と宮武三郎がかぶっていたりとチーム編成上の問題を抱えている。
連勝を狙う名古屋は2回、前田喜代士が左中間へ二塁打、芳賀直一が左翼線にタイムリーを放ち1点を先制、森井茂が中前打で続き一死一二塁とするが鈴木秀雄の左飛に二走芳賀が飛び出してゲッツーとなり追加点のチャンスをつぶす。更に3回、先頭の石丸藤吉が中前打で出塁後盗塁、小島茂男が中越えに三塁打を放ち2-0とする。
阪急は5回に反撃開始、上田藤夫と倉本信護が中前打を放ってチャンスを作り中田武夫の右前タイムリーで1-2とする。続く6回、山下好一、ジミー堀尾文人の連打でチャンスを作り森井をKO、代わった田中実から上田が四球を選んで一死満塁、川村徳久がスクイズを決めて2-2の同点に追い付く。
7回の阪急の攻撃は打順良く先頭の西村正夫から、西村右前打、山下実四球、堀尾四球で二死満塁、このチャンスに六番上田藤夫が右前に2点タイムリーを放って4-2とリードを奪う。川村も右前タイムリーで続き倉本の三失で加点して6-2とする。8回にも西村の三塁打を黒田健吾の遊ゴロで還して7-2、脇役陣の活躍で着々と追加点を奪う。
阪急は投手陣も先発中田武夫から丸尾千年次、石田光彦とつないで名古屋の反撃を許さず7対2で快勝。上田藤夫がチャンスメイク、つなぎ役、決勝タイムリーと八面六臂の活躍。
このカードは阪急が6勝2敗、ちょうど地力の差が出た。
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