2023年2月25日土曜日

21年 パシフィックvsセネタース 15回戦

11月4日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 1 0 3 0 0 0 0  4  パ軍 42勝60敗3分 0.412 井筒研一 湯浅芳彰 
0 0 3 5 0 0 1 1 X 10 セ軍 46勝58敗 0.442 白木義一郎

勝利投手 白木義一郎 29勝22敗 
敗戦投手 井筒研一    13勝18敗

二塁打 (パ)松井 (セ)一言
三塁打 (セ)一言、熊耳
本塁打 (パ)森下重好 6号 (セ)飯島滋弥 12号

勝利打点(セ)大下弘 10

猛打賞 (セ)飯島滋弥 9


飯島12号 月に向かって打つ

 最終節5日目の第1試合は雨模様の中、井筒研一と白木義一郎の先発で午後零時40分、桝球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍は3回表、先頭の白石敏男の当りは遊ゴロ、これをショート鈴木清一が一塁に悪送球して白石は二塁に進み、木暮力三の三前バントが内野安打となって無死一三塁、藤井勇の中前打で1点を先制する。

 セ軍は3回裏、先頭の清水喜一郎が三塁に内野安打、トップに返り鈴木の一ゴロをファースト辻井弘が二塁に悪送球して無死一二塁、一言多十のライト線タイムリー二塁打で1-1の同点、飯島滋弥は四球を選んで無死満塁、大下弘が左前に2点タイムリーを放ち3-1と逆転する。白木のファウルフライはピッチャー井筒がキャッチ、熊耳武彦は四球を選んで一死満塁、長持栄吉の投ゴロで三走飯島は本封、根津弘司は三ゴロに倒れて三者残塁。

 セ軍は4回表、先頭の清水は二飛に倒れるが、トップに返り鈴木が四球で出塁、一言が右中間にタイムリー三塁打を放ち4-1、飯島の中前タイムリーで5-1、大下も中前打、白木は左飛に倒れるが、熊耳がレフトに2点タイムリー三塁打を放ち7-1、長持も中前タイムリーで続きこの回5点、8-1と大きくリードする。

 セ軍は2イニング連続で打者一巡の猛攻を見せた。

 パ軍は5回表、一死後白石がライト線にヒット、二死後藤井が中前打、ここで主砲森下重好がレフトスタンドにスリーランを叩き込んで4-8と反撃する。

 5回裏からパ軍のマウンドには二番手として湯浅芳彰が上がった。この試合は1時08分から1時22分まで、雨が強くなったため14分間中断している。当時の試合時間から推測すると、この中断をきっかけに井筒から湯浅に後退したと考えられる。

 セ軍は7回裏、先頭の長持はキャッチャーへの守備妨害でアウト、根津は中前打、清水は四球を選んで一死一二塁、トップに返り鈴木がレフト線にタイムリーを放ち9-4と突き放す。

 セ軍は8回裏、先頭の飯島がレフトスタンドに第12号ホームランを叩き込んで10-4として試合を決める。

 最多勝が確定している白木義一郎は10安打を許したが無四球1三振の完投で29勝目をマークする。

 飯島滋弥が今季12本目の本塁打を放った。大下の19本の陰に隠れているが、昭和13年にバッキー・ハリス(春6本、秋5本)と中島治康(春1本、秋10本)が記録した年間11本塁打を上回る新記録である。目の前で大下の革命的バッティングを見続けてきた飯島は、自らも月に向かって打つ打撃術を身に付け、後に大杉に伝授することとなる。

 飯島は大下の前の三番を打っているので、凡退又は本塁打を打ったらベンチから、塁に出たら一塁ベース、二塁ベース、三塁ベースから(飯島はここまで二塁打23本、三塁打5本、11盗塁)と、360度の角度から大下のバッティング技術を分析できるという特権を有する立場にあった。主にトップを打ってきた鈴木清一にも同じことが言える。球史では無名に近い鈴木清一が首位打者の金田正泰を抑えて三塁打王に輝いたという事実が、大下が周りに与えた影響力の大きさを物語っているのである。

2023年2月23日木曜日

21年 巨人vsグレートリング 15回戦

11月3日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 4 0 1 1 1 6 0 0 13 巨人 64勝38敗2分 0.627 藤本英雄
0 0 0 0 0 3 0 2 1  6  グ軍 65勝37敗2分 0.637 丸山二三男 長谷川治 松川博爾

勝利投手 藤本英雄     21勝6敗 
敗戦投手 丸山二三男 25勝15敗

二塁打 (巨)藤本、川上2、山川、多田 (グ)宮崎、安井
三塁打 (巨)千葉 (グ)河西
本塁打 (巨)多田文久三 3号 (グ)山本一人 4号

勝利打点(巨)藤本英雄 2

猛打賞 (巨)呉新亨 9、千葉茂 7


決戦は日曜日

 さぁ、決戦の日がやってきた。

 史上最多となる34,708人の大観衆が見つめる中、巨人は藤本英雄、グ軍は丸山二三男の先発で午後3時2分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 後がない巨人は2回表、先頭の多田文久三が四球を選んで出塁、中島治康の穴を埋め活躍著しい林清一が中前打で続いて無死一二塁、藤本がレフト線に先制のタイムリー二塁打を放ち1-0、山田潔はストレートの四球で無死満塁、トップに返り呉新亨が中前に2点タイムリーを放ち3-0、一走山田は三塁に進んで無死一三塁、山川喜作は三振に倒れて一死一三塁、ここで呉新亨がディレード気味にスタートを切ると丸山はファースト山本一人監督に送球、山本がショート宮崎仁郎に送球すると三走山田がホームに突っ込み、宮崎からの本塁送球にタッチアウト、二死三塁となって千葉茂が中越えにタイムリー三塁打を放ち、この回4点を先制して試合の主導権を握る。

 巨人は3回表、先頭の黒沢俊夫が四球で出塁、グ軍ベンチはここで先発の丸山から長谷川治にスイッチ、長谷川が後続を抑える。

 巨人は4回表、二死後千葉が四球で出塁、川上哲治の弾丸ライナーがライトを襲うタイムリー二塁打となって5-0とする。

 巨人は5回表、二死から山田の当りは遊ゴロ、これをショート宮崎が一塁に悪送球、トップに返り呉新亨は三遊間ヒット、山川のタイムリー二塁打で6-0とする。

 巨人は6回表、二死後多田文久三が右中間に二塁打、林のレフト線タイムリーで7-0とする。

 巨人は3イニング連続で二死無走者から得点して着々と点差を広げる。

 グ軍は6回裏、先頭の宮崎がレフト線に二塁打、トップに返り安井亀和の右前打で無死一三塁、安井は二盗に失敗、河西は四球を選んで一死一三塁、田川豊の遊ゴロ併殺崩れの間に三走宮崎が還って1-7、山本がレフトスタンドにツーランを叩き込んで3-7と反撃する。

 巨人は7回表、一死後呉新亨がレフト線にヒット、山川はストレートの四球、千葉のライト線タイムリーで8-3、川上が右中間に2点タイムリー二塁打を放ち10-3、黒沢俊夫が二遊間にヒット、多田がレフトスタンドに止めのスリーランを叩き込んで13-3として試合を決める。

 グ軍もただでは諦めず、8回は河西のタイムリー三塁打と山本の内野ゴロで2点、最終回は安井のタイムリー二塁打で1点返すが、決戦は巨人に軍配が上がった。

 藤本英雄は7安打5四球2三振の完投で21勝目をマークする。

 グ軍は2試合のうち1勝すればいいので、エース別所は最終戦に温存した。

 11月5日の最終日は第1試合が巨人vsセネタース戦、第2試合がグ軍vs中部戦で、巨人が勝ってグ軍が負けると同率となり優勝決定戦にもつれ込む。

 田川豊は4打数無安打で打率を3割4分2厘に落とし、金田正泰に抜かれて打率二位となった。

 首位打者争いも明日の中部vsタ軍戦と最終日のグ軍vs中部戦での両者の結果次第となる。

野球週報2023 ⑤

1月29日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、カーブ、130㌔、スライダー。今週から変化球打ちを開始。

1月30日(月) 出勤日。

1月31日(火) 出勤日。

2月1日(水) 天王洲アイルのグラウンドで品川ビッグスターズの練習。

2月2日(木) 出勤日。

2月3日(金) 出勤日。

2月4日(土) ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素のフルコース。

 

2023年2月22日水曜日

21年 パシフィックvsタイガース 15回戦

11月3日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 1 0 0 3 0 0 0 6 パ軍 42勝59敗3分 0.416 スタルヒン 真田重蔵 井筒研一 
0 0 0 1 0 4 2 1 X 8 タ軍 59勝45敗 0.567 野崎泰一 若林忠志

勝利投手 若林忠志   4勝4敗 
敗戦投手 真田重蔵 25勝26敗

二塁打 (パ)喜瀬、松井2、小暮2 (タ)土井垣
三塁打 (パ)白石
本塁打 (タ)本堂保次 7号

勝利打点(タ)藤村富美男 11

猛打賞 (パ)木暮力三 9、松井信勝 6 (タ)金田正泰 19


タ軍、熱戦を制す

 戦後復活初年度ペナントレースも残り3日。日曜日の本日は後楽園球場に史上空前となる34,708人の観衆が押し寄せた。お目当ては第2試合の巨人vsグ軍の決戦であるが、第1試合も大観衆の熱気に押されて好ゲームとなった。

 最終節4日目第1試合はスタルヒンと野崎泰一の先発で午後零時52分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 最終節の第1試合は午後零時30分頃が開始時間となっているが、大観衆の整理のため試合開始が少し遅れたようだ。

 パ軍は初回、先頭の白石敏男が中越えに三塁打、木暮力三のヒット性の当りをセカンド本堂保次がファインプレーで防いで一塁アウトとするが、この間に三走白石が還って1点を先制、藤井勇が中前打、森下重好のレフト線ヒットで一死一二塁、タ軍ベンチは早くも動いて先発の野崎から若林忠志にスイッチ、しかし辻井弘が中前にタイムリーを放ち2-0、伊勢川真澄は四球で一死満塁、しかし松井信勝の投ゴロは「1-2-3」と渡ってダブルプレー。

 パ軍は3回表、先頭の小暮が右前打、藤井のライト線ヒットで一三塁、一死後辻井の左犠飛で3-0とリードを広げる。

 タ軍は4回裏、先頭の本堂がレフトスタンドに第7号ホームランを叩き込んで反撃開始。

 パ軍は5回から二番手として真田重蔵がマウンドに上がる。

 パ軍は6回表、先頭の松井が右中間に二塁打、喜瀬正顕の中前打で無死一三塁、真田の中前タイムリーで4-1、トップに返り白石が死球を受けて無死満塁、小暮の左中間二塁打で二者生還、一走白石も三塁ベースを蹴ってホームを狙うが、レフト金田からの返球を中継したショート長谷川善三からの本塁送球にタッチアウト。

 パ軍は6対1と大きくリードする。

 タ軍は6回裏、一死後この日二番に起用された御園生崇男がストレートの四球で出塁、本堂はレフト線ヒット、藤村富美男監督は四球で一死満塁、土井垣がライト線に2点タイムリー二塁打を放ち3-6、渡辺誠太郎が2点タイムリーを左前に放ち5-6と1点差に追い上げる。

 タ軍は7回裏、先頭の呉昌征が中前打で出塁、トップに返り金田は右前打、御園生の右前タイムリーで6-6の同点、一走金田は三塁に進み、御園生は二盗に失敗するが、本堂が四球を選んで一死一三塁、ここで藤村がレフトに犠牲フライを打ち上げて7-6と大逆転。

 パ軍は8回から井筒研一が三番手のマウンドに上がる。

 タ軍は8回裏、先頭の渡辺が左前打で出塁、若林の右前打で無死一三塁、長谷川の遊ゴロで三走渡辺がホームに突っ込むが、ショート白石からの本塁送球にタッチアウト、呉昌征の二ゴロで長谷川が二封されて二死一三塁、トップに返り金田が三前にタイムリーセーフティバントを決めて8-6とする。

 パ軍は最終回、先頭の松井が左前打で出塁、喜瀬の右飛に松井が飛び出しておりライト御園生からファースト高山泰夫に送球されてダブルプレー、井筒研一が三塁線にヒットを放って最後まで粘るが、トップに返り白石の右へのライナーが御園生のグラブに収まりゲームセット。

 3万4千人の大観衆も満足の白熱した好ゲームであった。

 最後の打席でセーフティバントを決めた金田正泰は5打数3安打で打率を3割4分6厘に上げ、トップの田川豊に1厘差と迫った。

2023年2月19日日曜日

宣言

①自分のモットー
 野球を楽しむ

②今後の目標または抱負
 3年連続4割

③その他アピールしたい事
 塁に出て、走って、ホームに還る

 走者がいたらホームに還す 


品川ビッグスターズのホームページにも掲載されていますのでご確認ください。


21年 セネタースvs巨人 14回戦

11月2日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 2 0 0 0 0 0 1 4 セ軍 45勝58敗 0.437 白木義一郎
2 0 0 0 4 0 0 0 X 6 巨人 63勝38敗2分 0.624 中尾輝三 近藤貞雄

勝利投手 近藤貞雄     23勝14敗 
敗戦投手 白木義一郎 28勝22敗

二塁打 (セ)大下 (巨)近藤
三塁打 (セ)熊耳、鈴木 (巨)山田
本塁打 (巨)千葉茂 5号、川上哲治 10号

勝利打点(巨)千葉茂 8


千葉の逆転グランドスラムは今季全球団通算200号

 最終節4日目第2試合。昨日巨人が敗れたためグ軍のマジックは「1」となった。もう後がない巨人は明日のグ軍との決戦に藤本英雄を温存して中尾輝三が先発、セ軍は単独最多勝が確定している白木義一郎が先発、午後2日38分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 セ軍は初回、先頭の鈴木清一が四球を選んで出塁、一言多十の「投ゴロは「1-4-3」と渡るが二塁セーフで一塁アウト、エンドランが功を奏して一死二塁、飯島滋弥は右飛に倒れて二死二塁、大下弘がライト線にタイムリー二塁打を放ち1点を先制する。

 巨人は1回裏、先頭の呉新亨は右飛、山川喜作の捕邪飛をキャッチャー熊耳武彦が好捕、千葉茂の二ゴロをセカンド清水喜一郎がエラー、千葉が二盗を決めると、川上哲治がライトスタンドに第10号ホームランを叩き込んで2-1と逆転に成功する。

 セ軍は2回表、先頭の熊耳が右中間に三塁打、長持栄吉は四球を選んで無死一三塁、ここで長持がスタート、キャッチャー多田文久三が二塁に送球するがセーフ、これを見て三走熊耳がスタートを切るがセカンド千葉からサード山川に送球されて熊耳は三本間に挟まれ「2-4-5-2-6」でタッチアウト、重盗ではないので長持には盗塁が記録された。一死二塁から根津弘司、清水は連続三振。

 セ軍は3回表、先頭の鈴木がストレートの四球で歩くと巨人ベンチは早くも中尾から近藤貞雄にスイッチ、負けられない巨人は早めに手を打ち、一言多十の右前打で鈴木が三塁に走るとライト林清一が三塁にダイレクト送球して鈴木はタッチアウト、一死一塁から飯島の遊ゴロでゲッツーと思われた瞬間、ショート山田潔からの二塁送球が悪送球となって鈴木は三塁からホームに走り、カバーリングしたファースト川上からの本塁送球も大きく悪送球となって鈴木は生還、打者走者の飯島までもホームに還って3-2と逆転する。

 巨人守備陣の乱れからグ軍の戦後復活初年度優勝が見えてきた。

 巨人は4回裏、一死後川上が左前打で出塁、黒沢俊夫のレフトへの当りは大下が好捕、1シーズンを経験して大下の守備も上達した。続く多田文久三のライト線ヒットで二死一三塁、しかし林は中飛に倒れて無得点。

 セ軍は5回表、先頭の大沢喜好は三振、トップに返り鈴木は内野安打、一言は三振、鈴木が二盗を決め、飯島は四球で二死一二塁、打席には復調の兆しが見える大下、しかしここは近藤が踏ん張り大下を三振に抑える。

 巨人は5回裏、先頭の近藤がライト線に二塁打、山田は四球を選び、トップに返り呉新亨のバントが内野安打となって無死満塁、山川は三振に倒れて一死満塁、ここで千葉がライトスタンドに逆転のグランドスラムを叩き込んで6-3とリードする。

 セ軍は9回表、先頭の長持が四球を選んで出塁、二死後鈴木が右中間にタイムリー三塁打を放ち4-6と2点差、一言のヒット性のショートへのゴロを山田がファインプレーで締めてゲームセット。

 鈴木清一の三塁打は今季13本目で、トップの金田正泰と並んだのである。

 巨人は川上と千葉の2本の本塁打、近藤の好投で何とか踏ん張り、明日のグ軍との決戦を迎えることとなった。

 千葉の逆転満塁ホームランは今季全チーム合計200本目の本塁打であった。

2023年2月13日月曜日

本日のネットニュース

HOKA(ホカ)のMDに聞いた快進撃の理由!

 本日のネットニュースで「HOKA(ホカ)のMDに聞いた快進撃の理由!」が伝えられています。私がジムで使っているシューズはHOKAなので、こちらでも共有させたいただきます。

 内容を要約すると、

・現在の厚底ブームの源流を辿ると、2009年にフランスで生まれた「HOKA(ホカ)」に行きつく。

・私たちは単に、厚底を流行らせたかったわけではないということです。下りの衝撃吸収にミッドソールを厚くすることが有利なので、その機能を表現するために、結果的に厚底に行きついたのです

・厚底に快適な走りを求めたことで、トレイルランニングブームを追い風に、ヨーロッパから北米、そして日本へ、オフロードからオンロードへ駆け出していったのだ。

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 一度試してみてはいかがでしょうか。

*当ブログは一切の広告宣伝活動を行っておりません。HOKAの回し者ではありませんので誤解のないように。自分でこれがいいと思ってジムで使っているだけのことです。


2023年2月11日土曜日

21年 タイガースvsパシフィック 14回戦

11月2日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 7 3 0 11 タ軍 58勝45敗 0.563 野崎泰一 藤村富美男 
2 0 1 0 1 0 0 0 0  4  パ軍 42勝58敗3分 0.420 真田重蔵

勝利投手 藤村富美男 13勝2敗 
敗戦投手 真田重蔵    25勝25敗

二塁打 (パ)辻井
三塁打 (タ)土井垣、呉
本塁打 (タ)土井垣武 3号、本堂保次 6号 (パ)辻井弘 3号

勝利打点(タ)土井垣武 11

猛打賞 (タ)呉昌征 9 (パ)辻井弘 3


パ軍、手痛い外野エラー2つ

 最終節4日目の第1試合は野崎泰一と真田重蔵の先発で午後零時35分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 パ軍は初回、先頭の白石敏男が四球を選んで出塁、二死後森下重好も四球で一二塁、辻井弘が右前に先制タイムリー、続く伊勢川真澄も右前にタイムリーを放ち2点を先制する。

 タ軍は2回表、先頭の土井垣武がライトスタンドに第3号ホームランを叩き込んで1-2と追い上げる。

 パ軍は3回裏、一死後藤井勇が四球で出塁、森下の三塁内野安打で藤井が二塁をオーバーランするとサード藤村富美男監督からショート長谷川善三に送球されて藤井はタッチアウト、この間に打者走者の森下は二塁に達し、辻井がライトにタイムリー二塁打を放ち3-1と突き放す。

 タ軍は5回の攻撃で野崎に代打山口政信を起用、5回裏からサードの藤村がリリーフのマウンドに上がる。

 パ軍は5回裏、二死後当たっている辻井がライトスタンドに第3号ホームランを叩き込んで4-1とリードを広げる。今節2本目の本塁打を放った辻井は、三塁打が出れば日本プロ野球史上初のサイクルヒット達成となる。

 3点差を追うタ軍は7回表、一死後渡辺誠太郎の当りはライトへの飛球、これを藤井が落球、長谷川の三ゴロでランナーが入れ替わり、乾国雄の中前打をセンター森下が後逸する間に一走長谷川が一気にホームに還り、打者走者の乾までホームに還って3-4と1点差、トップに返り呉昌征が一塁に内野安打、金田正泰の左中間ヒットで呉が三塁に進んで二死一三塁、本堂保次は四球を選んで二死満塁、藤村も押出し四球で4-4の同点、なおも続く二死満塁で土井垣が右中間に走者一掃の三塁打を放ち7-4と勝ち越し、御園生崇男も中前にタイムリーを放ちこの回7点、8-4と大逆転に成功する。

 勢いに乗るタ軍は8回表、一死後呉昌征が右超えに三塁打、金田の代打に起用された武智修が中前にタイムリーを放ち9-4、本堂がレフトスタンドにダメ押しのツーランを叩き込んで11-4とする。

 藤村富美男は7回以降を無安打に抑え、13勝目をマークする。

 パ軍は勝ちムードであったが、7回に飛び出した2つの外野エラーで星を落とした。

 逆転の首位打者を狙う金田正泰は4打数2安打で打率を2厘上げ、田川豊に4厘差と迫った。

 第2打席と第4打席でヒットを放った金田に第5打席で代打武智が起用された。首位打者の座を奪還するには1本でも多くヒットが欲しいところであるが、藤村は金田に首位打者を取らせたくなかったのか、疑問が残る采配である。怪我があったのであれば問題ないが。

野球週報2023 ④

1月22日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、130㌔、130㌔、130㌔。来週から変化球打ちを開始します。

1月23日(月) 出勤日。

1月24日(火) 出勤日。

1月25日(水) 寒波のため天王洲アイルのグラウンドでの練習は休み。ということでジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素のフルコース。

1月26日(木) 出勤日。

1月27日(金) 出勤日。

1月28日(土) 保木間公園野球場で品川ビッグスターズの練習。

 

2023年2月5日日曜日

21年 巨人vsタイガース 15回戦

11月1日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 2 0 3 巨人 62勝38敗2分 0.620 藤本英雄 
0 0 1 1 2 0 2 0 X 6 タ軍 57勝45敗 0.559 若林忠志

勝利投手 若林忠志   3勝4敗 
敗戦投手 藤本英雄 20勝6敗

二塁打 (巨)山川、川上 (タ)呉昌征、金田2

勝利打点(タ)渡辺誠太郎 3

猛打賞 (巨)呉新亨 8 (タ)金田正泰 18


金田正泰、18度目の猛打賞

 最終節3日目第2試合。グ軍との優勝争いが苦しくなってきた巨人はエース藤本英雄で必勝態勢。タ軍は電撃復帰の若林忠志で応戦し、午後2時43分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人は初回、先頭の呉新亨が中前打で出塁、しかし山川喜作が走者を進めようと右に打った一ゴロをファースト渡辺誠太郎が二塁に送球して呉新亨は二封、千葉茂の遊ゴロで山川も二封、川上哲治の一ゴロをファースト渡辺が若林を制して自らベースを踏んでスリーアウトチェンジ。

 巨人は3回表、一死後呉新亨が左前打で出塁すると二盗に成功、山川の二ゴロをセカンド本堂保次がエラーする間に呉新亨が一気にホームに還り1点を先制、千葉の三ゴロは「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 タ軍は3回裏、二死後呉昌征が左中間に二塁打、続く金田正泰が中前に同点タイムリーを放ち1-1とする。

 タ軍は4回裏、先頭の藤村富美男監督がストレートの四球で出塁、一死後御園生崇男が右前打、ライト林清一が打球の処理にもたつく間に藤村は三塁に進み一死一三塁、渡辺誠太郎が三塁前にスクイズバントを決めて2-1と勝ち越す。御園生も三塁を狙うが、サード山川からの送球を捕球したファースト川上から三塁ベースカバーのショート山田潔に送球されてタッチアウト、「5-3-6C」の併殺が記録されたが、スリーアウト目よりも藤村の生還の方が早かったため得点も認められている。

 タ軍は5回裏、一死後長谷川善三が四球から二盗に成功、金田がライト線にタイムリー二塁打を放ち3-1、本堂もライトにタイムリーを放ち4-1と突き放す。

 タ軍は7回裏、先頭の若林が右前打を放つと二盗に成功、長谷川の三塁内野安打で若林は動けず無死一二塁、トップに返り呉昌征の投前送りバントは二走若林が三封されて失敗、一死一二塁から金田が右中間を抜く2点タイムリー二塁打を放ち6-1とダメ押す。

 巨人は8回表、一死後山川がライト線に二塁打、千葉は四球を選び、川上がレフト線にタイムリー二塁打を放ち2-6、黒沢俊夫の中犠飛で3-6と追い上げるが時すでに遅し。

 タ軍の7回のダメ押し点が効いた。

 若林忠志は7安打3四球2三振の完投で3勝目をマークする。

 金田正泰が4打数3安打4打点の活躍を見せた。

 金田は夏場から首位打者の座をキープしてきたが、第15節終了時点の3割8分9厘をピークに打率は下降曲線をたどり、第26節終了時点ではグ軍の田川豊に1厘差と迫られ、第27節で心境著しい田川が週間MVPの活躍を見せて首位打者の座につき金田は7厘差の二位に落ち、昨日の4タコで1分差に広がり首位打者は絶望の感があったがこの日の猛打賞で6厘差まで盛り返した。

 固め打ちを得意とする金田は今季18度目の猛打賞。二位の山本一人14度に4つの差を付けてこちらは首位を独走している。

 グ軍は残り2試合、タ軍は残り3試合。田川と金田の首位打者争いからも目が離せなくなってきた。