１２年秋 ジャイアンツvs金鯱 ２回戦

9月2日 （木） 洲崎


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 2 0 0 0 0 0 2 6  ジャイアンツ  １勝２敗  0.333  澤村栄治
1 0 0 0 0 0 1 0 0 2  金鯱              １勝２敗  0.333  松元三彦-中山正嘉


勝利投手　澤村栄治　１勝１敗
敗戦投手　松元三彦　１勝１敗


三塁打　（ジ）永澤


澤村栄治、今季初勝利


　ジャイアンツは初回、トップの白石敏男中前打、筒井修四球で無死一二塁、一死後中島治康の一ゴロでそれぞれ進塁して二死二三塁、永澤富士雄の投前ゴロをピッチャー松元三彦が一塁に低投して1点先制、平山菊二四球で二死満塁とし、山本栄一郎が押出し四球を選んで2-0とする。金鯱は1回裏、一死後江口行男が三失に生き二盗に成功、二死後小林利蔵ガ中前にタイムリーを放って1-2。
　ジャイアンツは3回、一死後永澤右前打、平山四球、山本右前打で無死満塁、このチャンスに澤村栄治は左飛に倒れるが、続く倉信雄が右前に2点タイムリーして4-1とリードを広げる。


　金鯱は7回、二死から九番瀬井清が四球で出塁、島秀之助の内野安打で二死一三塁、ここで島が二盗を敢行するとキャッチャー倉の送球がセンターに抜けて瀬井が還り2-4、しかし三塁に走った島は刺されてチェンジ。


　ジャイアンツは9回、ヒットの白石と水原茂を一二塁において永澤が右翼線に三塁打を放ち6-2としてダメ押し。澤村は6安打2四球6三振の完投で今季初勝利を飾る。