2023年3月25日土曜日

22年 大阪vs太陽 1回戦

4月18日 (金) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 大阪 0勝1敗 若林忠志 
0 0 0 1 1 0 1 2 X 5 太陽 1勝0敗 池田善蔵

勝利投手 池田善蔵 1勝0敗 
敗戦投手 若林忠志 0勝1敗

二塁打 (大)藤村 (太)藤井

勝利打点(太)辻井弘 1

猛打賞 (太)松井信勝 1


池田善蔵、初登板初勝利

 今年から甲子園がプロ野球で使えることとなった。

 ということで、開幕週初日、甲子園の第1試合は今季監督に就任した若林忠志と新加入の池田善蔵の先発で午後1時5分、金政球審の右手が上がりプレイボール。

 大阪は初回、一死後塚本博睦が中前打、三番に起用された山口政信が四球を選んで一死一二塁、監督から主将に変わった藤村富美男の二ゴロは「4-6-3」と渡るゲッツー。

 太陽は1回裏、一死後佐竹一雄の三ゴロをサード藤村が一塁に悪送球、藤井勇の二ゴロは「4-6-3」と渡るゲッツー。

 大阪は3回表、二死後塚本が2打席連続中前打、塚本が二盗を決め、山口の中前タイムリーで1点を先制する。

 太陽は4回裏、先頭の藤井がライト線に二塁打、四番に入った中谷順次は左邪飛に倒れ、森下重好の一ゴロの間に藤井は三進、伊勢川真澄の中前タイムリーで1-1の同点に追い付く。

 太陽は5回裏、先頭の池田が右前打で出塁、松井信勝も右前打で続いて無死一二塁、大阪ベンチはここでライトの山口をファーストに回しファースト玉置玉一に代わり富樫淳をライトに入れて一息入れるが、トップに返り辻井弘が右前にタイムリーを放ち2-1と勝ち越す。

 太陽は7回裏、先頭の松井が中前打、トップに返り辻井が三塁に内野安打、佐竹の遊ゴロでショート長谷川善三は三塁に送球して二走松井は三封、藤井の遊ゴロで一走佐竹は二封されて二死一三塁、中谷が左前にタイムリーを放ち3-1とリードを広げる。

 太陽は8回裏、先頭の伊勢川真澄の当りは遊ゴロ、これをショート長谷川がエラー、平野徳松は二遊間にヒット、池田が3球ファウルで粘って四球を選び無死満塁、松井の3安打目が右前タイムリーとなって4-1、トップに返り辻井の中犠飛で5-1と突き放す。

 池田善蔵は最終回、死球とヒットで2走者を出すが最後は長谷川に代わる代打御園生崇男を遊ゴロに打ち取り、6安打4四球1死球2三振でプロ入り初登板を完投で飾りプロ入り初勝利をあげる。

 この試合では筒井修が三塁塁審として審判デビューしている。筒井は戦争で負傷して選手生命を絶たれたが、審判員として3,451試合に出場し野球殿堂入りすることとなる。

 この試合では治村宗三も公式記録員としてデビューしている。スコアカードの「記録者署名」欄に「治村宗三」の署名が認められるのはこの試合が初めてであるが、戦前から非公式に公式記録員を務めていた可能性は否定できない。昭和17年から関西の試合で公式記録員を務めていた山内以九士は郷里の松江に戻っていたが上京してこの年の後半から関東の試合で公式記録員を務めることとなる。



野球週報2023 ⑪

3月12日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、スライダー。混んでいたので3打席で終了。

3月13日(月) 出勤日。

3月14日(火) 出勤日。

3月15日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

3月16日(木) 出勤日。

3月17日(金) 出勤日。

3月18日(土) 春季リーグ第三戦の予定は雨天中止。といういことで、ジムでViPR、体幹、筋トレ、有酸素のフルコース。


2023年3月22日水曜日

22年 東急vs金星 1回戦

4月18日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 0 1 0 0 0 0  0  1 東急 0勝1敗 白木義一郎 
0 0 0 0 0 0 0 0 2X 2 金星 1勝0敗 江田孝

勝利投手 江田孝        1勝0敗 
敗戦投手 白木義一郎 0勝1敗

二塁打 (東)鈴木 (金)坪内、内藤

勝利打点 なし


内藤幸三の実質的サヨナラ打で開幕

 昭和22年プロ野球が開幕。

 第1節初日の後楽園第1試合は白木義一郎と江田孝の先発で午後1時2分、国友球審の右手が上がりプレイボール。

 昨年終盤急速に力を付けた江田は立ち上がりから好調で3回まで三者凡退に抑える。

 昨年最多勝の白木も3回まで味方エラーで一人の走者を出したのみ。

 東急は4回表、昨年の三塁打王鈴木清一がレフトに二塁打で出塁、一言多十が中前にタイムリーを放ち1点を先制する。

 金星も4回裏、一死後坪内道則監督が右中間に二塁打を放つが、西沢道夫は中飛、清原初男は右飛に倒れて無得点。

 東急は5回、6回と走者を出すが何れも併殺でチャンスを潰す。

 金星は5回裏、先頭の小前博文が右前打から二盗を決め、辻功の送りバントで一死三塁と同点のチャンス、しかし江田は三振、坂本勲はファーストライナーに倒れて無得点。

 金星の6回裏は一番から始まる好打順、先頭の酒沢政夫が中前打、大友一明が左前打で続いて無死一二塁、坪内の三ゴロで二者進塁して一死二三塁と一打逆転のチャンス到来、西沢の遊ゴロで三走酒沢がホームに突っ込むがショート鈴木からの好返球にタッチアウト、西沢が二盗を決め、清原が四球で歩いて二死満塁、しかし小前は一塁ファウルフライに倒れて無得点。

 東急は7回表、一死後大下弘が二遊間にゴロのヒット、長持栄吉の二ゴロで大下は二進、熊耳武彦が三遊間を破ると大下は三塁ベースを蹴ってホームに突進、しかしレフト小前からの返球をカットしたピッチャー江田の本塁送球にタッチアウト。

 昭和22年になっても外野からの本塁送球に対してピッチャーが中継に入っている。

 1点ビハインドのまま迎えた金星最終回の攻撃、先頭の西沢が中前打で出塁、清原も左前打を放って無死一二塁、小前は一邪飛、辻勇夫に代わる代打中村信一も三振に倒れて二死一二塁、ここで江田の代打に内藤幸三が登場、内藤の打球は左中間を抜け、二走西沢は生還してまず同点、一走清原も二塁、三塁を回ってホームに向かい、レフト大下からの返球を中継したサード大沢喜好からの本塁送球にタイミングはアウトであったがキャッチャー熊耳が落球、金星スターズが開幕戦をものにする。

 江田孝は4安打2四球2三振の完投で今季初勝利を飾る。

 決勝点は熊耳のエラーによるもので勝利打点は付かないが、実質的ヒーローが内藤幸三であったことは言うまでもない。内藤の記録は打点1の二塁打である。

 注目の大下のバッティングであるが、昨年終盤にかけて打撃スタイルを変えた方向を踏襲しており、ヒットは二遊間にゴロのヒット、凡退もレフトフライが2本である。大下は今年は首位打者を狙っているのではないか。

 この開幕戦では新戦力の登場は無く、スポンサーが変わっただけで昨年のセ軍vsゴ軍戦とほぼ同じメンバーでの戦いであった。

21年 10・11月 月間MVP

月間MVP

投手部門
 セ軍 白木義一郎 1
 115回3分の1を投げて8勝5敗、防御率2.18、WHIP1.02、奪三振率2.97。30勝で最多勝を決める。

打撃部門
 タ軍 土井垣武 1
 73打数31安打、12得点15打点、本塁打2本。打率4割2分5厘。


野球週報2023 ⑩

3月5日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、スライダー、130㌔、スライダー。

3月6日(月) 出勤日。

3月7日(火) 出勤日。

3月8日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

3月9日(木) 出勤日。

3月10日(金) 出勤日。

3月11日(土) 春季リーグ第二戦、対東京スターズ戦。一番ライトで出場して3打数1安打1打点。 


21年 第28節 週間MVP

週間MVP
投手部門 
 ゴ軍 内藤幸三 3
 31日の巨人戦で1安打完封。キャリアで最高のピッチング。

打撃部門
 タ軍 金田正泰 1
 18打数9安打4得点5打点で逆転首位打者。

殊勲賞
 タ軍 土井垣武 2
 19打数7安打4得点8打点。2日のパ軍戦で逆転満塁走者一掃三塁打。

 巨人 千葉茂 1
 17打数5安打5得点7打点。2日のセ軍戦で逆転満塁ホームラン。

 中部 笠石徳五郎 1
 17打数5安打5得点7打点。2日のセ軍戦で逆転満塁ホームラン。

 セ軍 大下弘 3
 18打数7安打4得点4打点。20号本塁打を放つ。

敢闘賞
 セ軍 白木義一郎 1
 今節3勝で最多勝。

 パ軍 辻井弘 2
 19打数8安打2得点6打点。

技能賞
 ゴ軍 酒沢政夫 2
 1日の中部戦3回の守備で失策、野選、刺殺、補殺を記録。

 セ軍 鈴木清一 1
 19打数6安打3得点4打点、三塁打3本で最多三塁打。

野球週報2023 ⑨

2月26日(日) 休養日。

2月27日(月) 出勤日。

2月28日(火) 出勤日。

3月1日(水) 天王洲アイルで品川ビッグスターズの練習。

3月2日(木) 出勤日。

3月3日(金) 出勤日。

3月4日(土) 春季リーグ初戦、対中央シーガル戦。一番ライトで出場して4打数1安打2盗塁。

 

2023年3月20日月曜日

ゴーイングコンサーン 注記

 近年ブログサービスの終了事例が相次いでいます。

 Yahoo!ブログやLINE BLOGが終了し、GoogleのBloggerもいつまで継続するかは分かりません。

 当ブログが2010年にスタートする際、「Blogger」を選択した理由は企業としての「Google」の安定性を評価していたからでした。現状において「Blogger」の終了は公表されていませんので当ブログの選択が間違っていたとは思いませんが今後の継続性については疑義がありますので、ゴーイングコンサーンの観点から注記します。

 当ブログのアクセス数は過去ログが99%以上を占めており、ブログというより「データベース」として活用していただいているという特徴があります。更新が1週間途絶えてもアクセス数に変化はなく、むしろ連日更新しているとアクセス数が減少するという傾向があります。

 「Blogger」のサービスが終了した場合は、他のブログサービスへの移行措置が考えられますが、「Blogger」と同等のデータベースとしての活用ができる保証はありませんのでご注意ください。

 

21年 グレートリングvs中部日本 15回戦

11月5日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 3 0 0 0 0 1 0 4 グ軍 65勝38敗2分 0.631 別所昭 丸山二三雄 
3 0 0 0 0 2 0 2 X 7 中部 42勝60敗3分 0.412 清水秀雄

勝利投手 清水秀雄 2勝1敗(10勝3敗)
敗戦投手 別所昭  19勝13敗

二塁打 (グ)山本 (中)小鶴、杉浦
三塁打 (グ)堀井
本塁打 (中)笠石徳五郎 1号

勝利打点(中)笠石徳五郎 1

猛打賞 (中)杉浦清 4


最終戦は笠石徳五郎が決勝本塁打

 昭和21年度最終戦は、第1試合で巨人が負けてグ軍の優勝が決まってしまったため、気の抜けたサイダーのような消化試合となる懸念があったが、面白いゲームとなった。

 最終節最終日の第2試合は別所昭と清水秀雄の先発で午後2時22分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 古巣に対することになった清水は勝てばパ軍と並び単独最下位から抜け出せるとあって気合十分のピッチング。

 一方、胴上げ投手を狙っていた別所は気合不足だったかもしれない。

 中部は初回、先頭の岩本章が四球を選んで出塁、金山次郎は中前打、古川清蔵の三ゴロはサード河西俊雄がベースを踏んで岩本は三封、1試合休んで四番復帰の小鶴誠が左中間に2点タイムリー二塁打を放ち2-0、杉浦清監督が中前タイムリーで続き3点を先制する。

 グ軍は3回表、先頭の筒井敬三がストレートの四球で出塁、宮崎仁郎の一ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り安井亀和もストレートの四球で一死一二塁、河西が三前にバントヒットを決めて一死満塁、田川豊の右犠飛で1-3、二走安井もタッチアップから三塁に進み、河西も二盗を決めて二死二三塁、山本一人監督がレフト線に同点の2点タイムリー二塁打を放ち3-3と追い付く。

 戦後初年度優勝の原動力となった機動力を活かしたグ軍らしい攻撃であった。

 別所は4回、5回を三者凡退に抑えて立ち直ったかに見えたが、6回に捕まった。

 中部は6回裏、先頭の古川が中前打で出塁、小鶴の三ゴロは「5-4-3」と渡るゲッツー、杉浦が左前打を放って二死一塁、ここで笠石徳五郎がライトスタンドにツーランホームランを放ち5-3と勝ち越す。

 グ軍は8回表、二死後堀井数男が右中間に三塁打、別所に代わる代打丸山二三男が右前にタイムリーを放ち4-5と追い上げる。

 グ軍のマウンドにはそのまま丸山が上がる。

 中部は8回裏、先頭の金山がストレートの四球で出塁、一死後金山が二盗を決め、二死後杉浦がレフト線にタイムリー二塁打を放ち6-4、笠石も中前にタイムリーで続き7-4と突き放す。

 清水秀雄は7安打4四球2三振の完投でグ軍から移籍後2勝目、グ軍在籍時の8勝と合わせて10勝目をマークする。

 清水は夏場はプロ野球の場に顔を見せなかった。故郷に戻って松江中学を指導して甲子園に出場、プロ野球などやっているヒマはなかったのである。

 中部はパ軍と同率で並び単独最下位から抜け出した。最終戦の殊勲者は決勝ホームランと追撃のタイムリーを放った伏兵笠石徳五郎であった。

 グ軍は機動力野球で戦後初年度ペナントレースを制した。河西俊雄と田川豊のシーズン途中加入により安井-河西-田川と並ぶ上位打線を形成して塁上をかき回し、95打点で2位大下を20点以上引き離し打点王に輝いた山本一人監督が還すパターンで得点を重ねた。河西が39個で盗塁王、安井が32個、田川が26個で、山本まで32個の盗塁を記録した。この4人が盗塁数上位5位までにランクイン(他チームでは山田伝が36個で2位、坪内道則が26個で5位タイ)したのである。

 グ軍の機動力野球は本を読んだり数字を眺めただけでもある程度の概要を把握することはできるが、どのような経緯で形成され、どのような経過を辿っていって優勝に結び付いたのかは当ブログが解き明かすまで誰も理解していなかった。

野球週報2023 ⑧

2月19日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、カーブ、130㌔、スライダー。左のスライダーの打席では7本連続真っ芯と絶好調。

2月20日(月) 出勤日。

2月21日(火) 出勤日。

2月22日(水) 南埠頭で品川ビッグスターズの練習。

2月23日(木) 出勤日。

2月24日(金) 休養日。

2月25日(土) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、120㌔、130㌔、スライダー、130㌔。


2023年3月19日日曜日

21年 巨人vsセネタース 15回戦

11月5日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 巨人 64勝39敗2分 0.621 中尾輝三 川崎徳次 
1 1 0 0 2 0 0 0 X 4 セ軍 47勝58敗 0.448 白木義一郎

勝利投手 白木義一郎 30勝22敗 
敗戦投手 中尾輝三     11勝10敗

三塁打 (セ)鈴木
本塁打 (セ)大下弘 20号

勝利打点(セ)熊耳武彦 3


白木30勝、大下20号 グ軍の優勝決定

 昭和21年最終日、巨人が勝ってグ軍が負けると同率となって優勝決定戦にもつれ込むとあって、平日にもかかわらず後楽園球場には11,583人の観衆が詰めかけた。

 その第1試合は中尾輝三と白木義一郎の先発で午後零時38分、島球審の右手が上がりプレイボール。

 巨人はグ軍との優勝決定戦に備えて藤本英雄を温存したか。

 白木義一郎は30勝目を狙う。

 セ軍は初回、先頭の鈴木清一はセンターライナー、一言多十はファーストライナーと、打球は芯で捉えている。続く飯島滋弥は四球で出塁、大下弘は流し打って三塁内野安打、白木も四球を選んで二死満塁、熊耳武彦の右前タイムリーで1点を先制、二走大下も三塁ベースを蹴ってホームを狙うがライト林清一からの好返球にタッチアウト。

 セ軍は2回裏、二死後清水喜一郎がストレートの四球で出塁、トップに返り鈴木の打席でパスボールがあり二死二塁、鈴木が右中間にタイムリー三塁打を放ち2-0とする。続く一言が四球で歩くと巨人ベンチはピッチャー交代の様子、当然藤本の登板かと思われたところ、マウンドには8月に南方戦線から帰還して10月23日に選手登録されたばかりの川崎徳次が上がり、飯島も四球を選んで二死満塁、大下は第2打席も流し打ちを狙うが三邪飛に倒れて三者残塁。

 セ軍は5回裏、先頭の飯島が3打席連続四球で出塁、大下はここも流し打つと打球は大きく弧を描いてレフトスタンドに吸い込まれ第20号ツーラン、4-0と大きくリードする。

 巨人は8回表、一死後呉新亨が左前打から二盗に成功、二死後千葉茂が左前にタイムリーを放ち1点を返すが反撃もここまで。

 セ軍が逃げ切りグ軍の優勝が決定した。

 白木義一郎は4安打3四球3三振の完投で30勝目をマークする。

 大下弘がレフトスタンドに第20号ホームランを叩き込んだ。大下の左方向への本塁打はこれが初めてである。大下は第4打席でもレフトフライを打っており、この日の打球は全て意識的に逆方向に打っている。当ブログは、今後大下はアベレージヒッターへの道を歩んで行くと予言する。

 白木の30勝、大下の20号の陰に隠れているが、鈴木清一が今季14本目の三塁打を放ち、13本で並んでいた金田正泰を抜いて戦後初年度の三塁打王に輝いた。首位打者の金田は152安打、鈴木は約半分の84安打で14本の三塁打を記録しており価値が高い。当ブログが大下の革命的バッティングを間近で見ていたことが要因であると推測しているのは既報のとおり。

野球週報2023 ⑦

2月12日(日) 秋葉原のバッティングセンターで110㌔、130㌔、スライダー、130㌔、スライダー、カーブ、130㌔。

2月13日(月) 出勤日。

2月14日(火) 出勤日。

2月15日(水) 寒かったので練習は休んで休養日

2月16日(木) 出勤日。

2月17日(金) 出勤日。

2月18日(土) 千代田レジェンズとの練習試合。途中出場で第1打席はセンター左をライナーで抜く会心のタイムリー二塁打。

 

2023年3月18日土曜日

21年 中部日本vsタイガース 15回戦

11月4日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 計
2 1 3 3 0 2 0 0 11 中部 41勝60敗3分 0.406 松尾幸造 森井茂 
0 2 3 0 0 2 0 2  9  タ軍 59勝46敗 0.562 野崎泰一 御園生崇男

勝利投手 森井茂   10勝13敗 
敗戦投手 野崎泰一 7勝13敗

二塁打 (中)古川、杉浦2、三村、森井、大沢 (タ)武智
三塁打 (中)笠石
本塁打 (中)山本尚敏 1号 (タ)土井垣武 4号、長谷川善三 2号

勝利打点(中)杉浦清 6


中部、8回コールドで逃げ切る

 最終節5日目の第2試合は小雨が降り続く中、松尾幸造と野崎泰一の先発で午後2時40分、池田球審の右手が上がりプレイボール。

 中部は最終2戦に連勝すれば42勝60敗3分でパ軍に追い付き単独最下位から抜け出すことができる。但し、主砲小鶴誠は欠場した。

 その中部は初回、一死後金山次郎が四球で出塁、古川清蔵の左越え二塁打で一死二三塁、小鶴に代わって四番に入った杉浦清監督が右中間に先制の2点タイムリー二塁打を放ち2-0とリードする。

 中部は2回表、一死後三村勲が左中間に二塁打、トップに返り岩本章は四球、金山の左前タイムリーで3-0とする。

 タ軍は2回裏、先頭の藤村富美男監督が中前打で出塁、土井垣武がレフトスタンドにツーランを叩き込んで2-3と追い上げる。

 中部は3回表、小鶴に代わってファーストで出場の大沢清が中前打で出塁、笠石徳五郎が四球を選んで無死一二塁、藤原鉄之助の右前タイムリーで4-2、一走笠石は三塁に進み、藤原が二盗を決めて無死二三塁、松尾は三振に倒れるが、三村の二ゴロの間に三走笠石が還って5-2、トップに返り岩本の三塁線タイムリーで6-2とリードを広げる。タ軍はは野崎に代わって御園生崇男がマウンドに上がる。

 雨模様なので先にリードしたいところで、両軍積極的な攻撃を仕掛ける。

 タ軍は3回裏、一死後呉昌征が四球で出塁、首位打者を狙う金田正泰が三前にセーフティバントを決めて一死一二塁、本堂保次はストレートの四球で一死満塁、藤村の中犠飛で3-6、土井垣は四球で二死満塁、山口政信が左前に2点タイムリーを放ち5-6と追い上げる。

 中部は4回表、先頭の杉浦がレフト線に二塁打、大沢の右飛で杉浦はタッチアップから三進、笠石が右越えにタイムリー三塁打を放ち7-5、二死後松尾に代わる代打山本尚敏がレフトスタンドに代打ツーランホームランを放ち9-5と再び突き放す。

 中部は先発の松尾に代打が起用されたので4回から森井茂がマウンドに上がる。

 タ軍4回裏の攻撃、金田の第3打席で代打に武智修が起用される。金田は四球とヒットの1打数1安打で打率を3割4分7厘に上げて田川豊に5厘差を付けたので、藤村監督は金田を引っ込めて逃げ切りを図ったようだ。

 中部は6回表、一死後大沢が得意の右打ちでゴロを転がすとセカンド武智がエラー、二死後藤原が右前打、森井がレフト線にタイムリー二塁打を放ち10-5、ワイルドピッチで三走藤原が還って11-5とリードを広げる。

 タ軍は6回裏、一死後御園生がストレートの四球で出塁、長谷川善三がライトポール際にツーランホームランを叩き込んで7-11とする。

 雨脚が強くなって3時50分から試合は10分間中断、4時に再開された。

 タ軍は8回裏、先頭の渡辺誠太郎に「代わる代打高山泰夫が四球で出塁、御園生も四球で無死一二塁、一死後呉昌征の右前タイムリーで8-11、一死一三塁から武智の三ゴロ併殺崩れの間に三走御園生が還って9-11と追い上げる。続く本堂は三振に倒れて8回裏の攻撃を終える。

 ところが再び雨脚が強くなり、4時25分に池田球審がゲームセットをコールして8回コールドゲームとなった。

野球週報2023 ⑥

2月5日(日) 秋葉原のバッティングセンターで120㌔、130㌔、カーブ、120㌔、スライダー。

2月6日(月) 出勤日。

2月7日(火) 出勤日。

2月8日(水) 天王洲アイルのグラウンドで品川ビッグスターズの練習。

2月9日(木) 出勤日。

2月10日(金) 出勤日。

2月11日(土) ジムでバイク7㎞、ラン1㎞、ウォーク1㎞、チューブトレーニング。