2010年10月31日日曜日

12年秋 セネタースvs名古屋 6回戦

11月4日 (木) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 0 0 0 0 3 0 5 セネタース   14勝21敗1分  0.400  野口明
0 0 0 1 0 0 1 0 0 2 名古屋        10勝25敗2分  0.286  繁里栄


勝利投手 野口明 10勝12敗
敗戦投手 繁里栄  0勝6敗


二塁打 (セ)中村民 (名)大沢
三塁打 (名)繁里、三浦
本塁打 (セ)尾茂田 2号、野口明 1号


野口明の独り舞台


 セネタースは初回、先頭の苅田久徳が四球で出塁、横沢七郎の右前打で無死一三塁、一死後中村民雄の左翼線二塁打で1点を先制する。更に3回、一死後尾茂田叶が左翼スタンドにホームランを叩き込んで2-0とする。

 名古屋は3回まで毎回走者を出しながら野口明に抑えられていたが4回、大沢清の左中間二塁打と繁里栄の右中間三塁打で1点返して1-2。更に7回、九番三浦敏一が左中間に三塁打、石田政良がスクイズを決めて2-2の同点に追い付く。

 セネタースは8回、この回先頭の横沢が左前打で出塁、本日ホームランを打っている尾茂田が送りバントを決めて一死二塁、四番中村民四球で一死一二塁、ここで五番を打つ野口明が左翼スタンドに決勝のスリーランホームランを叩き込んで5-2。

 本日セネタースでヒットを放ったのは苅田、横沢、尾茂田、中村民、野口明の上位打線のみで六~九番はノーヒット、上位五人で5点をとった。一方、名古屋は五番大沢清と八番繁里栄、九番三浦敏一が2安打と打線が途切れていたことが敗因となった。

 野口明は8、9回を抑えて、9安打3四球2三振の完投で10勝目。打っては決勝スリーランと独り舞台であった。

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