10月15日 (金) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 1 0 2 1 0 0 4 セネタース 10勝15敗1分 0.400 伊藤次郎 金子裕 浅岡三郎
3 0 0 2 0 0 0 0 X 5 ライオン 9勝17敗 0.346 桜井七之助 近藤久 菊矢吉男
勝利投手 桜井七之助 1勝0敗
敗戦投手 伊藤次郎 1勝2敗
セーブ 菊矢吉男 2
二塁打 (セ)尾茂田 (ラ)坪内、藤浪、桜井
本塁打 (セ)苅田 1号
桜井七之助、今季初勝利
ライオンは初回、一死後大友一明が四球から二盗、水谷則一の右前タイムリーで1点を先制、浅原直人四球後坪内道則が右中間を破り二者が還って3-0とする。セネタースは2回途中で先発伊藤次郎をあきらめ金子裕を投入する。
3回まで無安打のセネタースは4回、一死後大貫賢が死球で出塁、家村相太郎は三塁に内野安打、更にサード柳澤騰市が二塁に悪送球する間に大貫がホームに還り1-3とする。
ライオンは4回裏、先頭の藤浪光雄が右中間に二塁打、中野隆雄が送って柳澤の中前打で一死一三塁、金子のワイルドピッチで藤浪が還り4-1、桜井七之助が左翼線にタイムリー二塁打を放って5-1と突き放す。
セネタースは6回、この回先頭の尾茂田叶が左越えに二塁打、ワイルドピッチで三進後、中村民雄の左前タイムリーで2-5、中村民は二盗、その際キャッチャー藤浪の悪送球で三塁に進み、家村の左前タイムリーで3-5とする。今岡謙次郎も左前打で続くとライオンは桜井から近藤久にスイッチ、近藤が後続を抑えてチェンジ。更に7回、先頭の苅田久徳が左翼スタンドにホームランを叩き込んで4-5と1点差に詰め寄る。
セネタース8回の攻撃は三者凡退、9回、先頭の中村信一が左前打で出塁したところでライオンは三番手に菊矢吉男を投入、苅田の投前送りバントは菊矢が二塁に送球するが間に合わず野選、三番野口明が送って一死二三塁、尾茂田四球で一死満塁、しかしここで菊矢が踏ん張り中村民は三振、大貫に代わる代打北浦三男も三振でゲームセット。
菊矢吉男は何とか火消し役を務めて2セーブ目。勝ち運に恵まれなかった桜井七之助が今季初勝利、自らのタイムリー二塁打が結果的に試合を決める一打となった。
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