2010年10月8日金曜日

12年秋 イーグルスvsジャイアンツ 4回戦

10月17日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 2 1 0 0 4 1 0  8   イーグルス    12勝14敗1分 0.462  畑福俊英 松元三彦
1 3 1 0 1 3 0 2 X 11  ジャイアンツ  18勝9敗         0.667  スタルヒン 青柴憲一 澤村栄治


勝利投手 スタルヒン 10勝2敗
敗戦投手 畑福俊英      7勝9敗
セーブ    澤村栄治  1


二塁打 (イ)ハリス (ジ)前川、内堀、水原


澤村栄治、初セーブ


 ジャイアンツは初回、左前打で出塁した前川八郎が敵失と内野安打で三塁に進み、中島治康の中犠飛で1点を先制。続く2回、白石敏男左前打、一死後内堀保、スタルヒン連続四球、トップに返り前川が左中間を抜いて二塁打、二者が還って3-0、水原茂の三ゴロで4-0とする。

 イーグルスは3回、先頭の九番漆原進が左前打で出塁、中河美芳、サム高橋吉雄が四球を選んで二死満塁、小島利男が左前に2点タイムリーを放ち2-4とする。ジャイアンツはその裏、白石四球、永澤富士雄右前打の一死一三塁で内堀が左犠飛を打ち上げて5-2。イーグルスは4回、辻信夫の右前打と中河の左翼線タイムリーで3-5。ジャイアンツは5回、四球の永澤を一塁に置いて内堀が右翼線にタイムリー二塁打を放って6-3とする。

 ジャイアンツは6回、前川中前打、筒井修の遊ゴロでランナーが入れ替わり、水原茂左前打、中島のタイムリーで7-3、イーグルスピッチャーは畑福俊英から松本操に交代、伊藤健太郎の左飛で水原が三進して二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて8-3、永澤の左前タイムリーで9-3とする。

 粘るイーグルスは7回、寺内一隆右前打、中河左前打、高橋左前タイムリーで4-9、小島右前タイムリーで5-9、杉田屋守の三ゴロで6-9、野村実右前タイムリーで7-9としてスタルヒンをマウンドから引きずり降ろし、更に8回、代わった青柴憲一から寺内四球、中河が送ってバッキー・ハリスが左翼線にタイムリー二塁打を放ち8-9と1点差に追い上げる。

 ジャイアンツは8回裏、水原が左中間に二塁打、中島の右前タイムリーで10-8、平山菊二左前打から白石が右前にタイムリーを放って11-8とする。

 ジャイアンツは9回から澤村栄治を投入、澤村は太田健一と漆原に四球を与えるが、寺内の二直に二走太田が飛び出しセカンド筒井がそのまま二塁ベースに入ってダブルプレー、試合終了のサイレンが高らかに鳴り響く。

 本日はダブルヘッダーであり、当然澤村は第二試合の先発予定、明らかにウォーミングアップ不足であったが幸運にも3点差を守りきって投球完了し、極めて珍しくセーブを記録する。スタルヒンは7回を投げて11安打7失点、今季は澤村に代わってエースの座に就くかにも見えたがまだまだムラなところがある。

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