2010年10月5日火曜日

12年秋 阪急vs金鯱 6回戦

10月15日 (金) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
2 1 0 0 1 0 0 0 0  4   阪急 11勝13敗2分  0.458 重松通雄 笠松実
0 0 6 0 5 0 0 1 X 12  金鯱 13勝13敗        0.500 松元三彦 中山正嘉


勝利投手 中山正嘉 2勝4敗
敗戦投手 笠松実   3勝6敗


二塁打 (阪)宮武、山下好、山田、林 (金)小林茂
三塁打 (金)黒澤2
本塁打 (阪)黒田 1号


黒澤俊夫、二打席連続三塁打


 阪急は初回、一死後ジミー堀尾文人が左前打で出塁、山下実、山下好一連続四球で一死満塁、ここで宮武三郎が左翼線に二塁打を放って2点を先制する。続く2回、先頭の大原敏夫が四球で出塁、しかし重松通雄の右飛に大原が飛び出しダブルプレー。チャンスは潰えたかに見えたがトップに返り黒田健吾が左翼スタンドにホームランを叩き込んで3-0とする。金鯱は先発松元三彦から中山正嘉に交代。

 金鯱は3回、相原輝夫四球、中山中前打、島秀之助一塁内野安打で無死満塁、江口行男が中前に2点タイムリーを放ち2-3、矢野の投ゴロをピッチャー重松が三塁に悪送球して再び無死満塁、小林利蔵の右犠飛で3-3の同点、黒澤俊夫がセンター左奥に三塁打を放って5-3と逆転、更に小林茂太が右中間二塁打で続き6-3とする。

 阪急は5回、宮武の内野安打で一点を返すが金鯱はその裏、先頭の小林利が中前打から二盗に成功、黒澤が二打席連続の三塁打を左中間に放って7-4、阪急は重松から笠松実にスイッチ、小林茂四球で一死一三塁、ここでダブルスチールを決めて8-4。相原が中前にタイムリーして9-4、中山四球、暴投で一死二三塁、江口四球で満塁とし、矢野槇雄が中前に2点タイムリーを放って11-4とする。金鯱は8回にも小林茂の中犠飛で12-4とする。

 二打席連続三塁打の黒澤俊夫が3打点、二番江口行男、三番矢野槇雄、六番小林茂太が2打点ずつと中軸が打ちまくって金鯱が快勝し、星を五分に戻す。

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