10月10日 (日) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 2 0 0 0 0 0 1 2 8 タイガース 20勝4敗 0.833 西村幸生
1 0 0 1 0 0 0 0 0 2 セネタース 10勝13敗1分 0.435 野口明 伊藤次郎
勝利投手 西村幸生 8勝2敗
敗戦投手 野口明 7勝8敗
三打打 (タ)伊賀上 (セ)伊藤
本塁打 (タ)景浦 2号
景浦将、特大弾
タイガースは初回、先頭の松木謙治郎が右前打で出塁、伊賀上良平の遊ゴロでランナーが入れ替わり、山口政信右前打で一死一三塁、山口二盗、景浦将四球で満塁、藤井勇の遊ゴロエラーで1点を先制。カイザー田中義雄の二ゴロは野選を誘い2-0、本堂保次の三ゴロで3-0と三本の内野ゴロで3点を先制する。
セネタースは1回裏、中村信一が四球で出塁、尾茂田叶中前ヒット、野口明の右前タイムリーで1点を返す。
タイガースは2回、二死後伊賀上が右中間に三塁打、山口の内野安打で4-1、景浦中前打、藤井の右前タイムリーで5-1と突き放す。
セネタースは4回、先頭の家村相太郎四球、伊藤次郎の送りバントは内野安打となり横沢七郎の投前送りバントを西村幸生が間に合わない三塁に投げて野選となり無死満塁、北浦三男押出し死球で2-5、タイガースにとっては嫌なムードとなるがここで西村が踏ん張り、中村信三振、苅田久徳二飛、尾茂田遊飛でチェンジ。
タイガースは8回、この回先頭の景浦がセンター右奥にライナーで特大のホームラン。甲子園はセンターから右中間、左中間が膨らむ設計となっており、推定飛距離140メートル。当時のバットとボールでここにこの打球を叩き込める右打者は景浦のみであり、戦後も中西太くらいではないか。落合、清原の打球とは質が違うのではないかと考えますがいかがでしょうか。
タイガースは9回、西村幸生が左前打で出塁、二死後山口三塁内野安打、景浦が左前にタイムリー、藤井四球後、8回から田中に代わって久々にマスクを被る門前真佐人が右前にタイムリーを放って8-2とする。
西村幸生は6安打6四球1死球6三振の完投でスタルヒンと並び8勝目。エースの貫録十分である。
*写真は景浦が第四打席で特大段を放った場面
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