2010年10月3日日曜日

12年秋 金鯱vs阪急 5回戦

10月14日 (木) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 0 0 0 0 1 0 4 金鯱  12勝13敗        0.480  鈴木鶴雄
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 阪急  11勝12敗2分  0.478  丸尾千年次


勝利投手 鈴木鶴雄   6勝3敗
敗戦投手 丸尾千年次 2勝1敗


二塁打 (金)小林茂、島 (阪)堀尾


小林茂太、満塁走者一掃の決勝二塁打


 金鯱は初回、先頭の島秀之助が四球で出塁、一死後矢野槇雄、小林利蔵も連続四球を選び一死満塁、黒澤俊夫の投ゴロはピッチャー丸尾千年次がバックホームして島を本封し二死満塁、ここで勝負強い小林茂太が左中間を破り塁上の走者を一掃、3点を先制する。

 阪急は1回裏、本日トップに起用された黒田健吾が四球で出塁、山下実の二ゴロで黒田が二進、宮武三郎が右前にタイムリーを放ち1-3とする。阪急はその後も毎回走者を出すが決定打が出ず。更に2回は5-4-3、5回は6-4-3、6回は4-6-3と三度も金鯱併殺網に掛かり反撃のチャンスを潰す。

 一方金鯱はチャンスらしいチャンスが無いまま迎えた8回、先頭の島が中越えに二塁打、江口行男が送って矢野四球で一死一三塁、ここで四番小林利のスクイズが決まり(記録は内野安打)4-1と突き放す。

 鈴木鶴雄は11安打を許しながら要所を締め、3四球1三振の完投で6勝目をあげる。エース古谷倉之助を欠き苦戦が予想された金鯱であるが鈴木鶴雄が穴を埋めている。阪急も石田光彦を欠くが好調丸尾千年次の先発とあって優勢が伝えられていたが、初回に3四球と乱れた隙を突かれ小林茂太の一打に屈することとなった。  

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