2010年10月22日金曜日

12年秋 ライオンvs名古屋 3回戦

10月27日 (水) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 2 0 0 4 ライオン  11勝21敗        0.344  菊矢吉男
0 0 0 1 1 0 1 0 0 3 名古屋    10勝21敗2分  0.323  松尾幸造


勝利投手 菊矢吉男 7勝8敗
敗戦投手 松尾幸造 3勝4敗


二塁打 (ラ)鬼頭、大友
三塁打 (ラ)柳澤 (名)石丸


菊矢吉男、完投で7勝目


 名古屋はショートの芳賀直一が怪我で欠場、石丸藤吉がショートに回り、桝嘉一をセカンドに配すという緊急事態。ライオンの鬼頭数雄は左利きながら起用にセカンドをこなすが、果たして桝は如何に。

 ライオンは2回、先頭の浅原直人が遊失に生き、藤浪光雄の一ゴロで二進、中野隆雄の三ゴロで三進、柳澤騰市の右前への当りをライト遠藤忠二郎が後ろに逸らして三塁打となり1点を先制、ライトからの中継に入った急造セカンド桝嘉一がホームに無用の悪送球して2-0とする。

 名古屋は4回、遠藤、小島茂男が連続四球、大沢清の一ゴロが3-1Aと渡る間に一死二三塁、高木茂の内野安打で1-2とする。更に5回、一死後桝が右前打、遠藤も右前打で一死一三塁、小島の遊ゴロの間に桝が還って2-2の同点に追い付く。 

 ライオンは7回、先頭の鬼頭数雄が中前打で出塁、大友一明の右中間二塁打で鬼頭が快足を飛ばしてホームに還り3-2、この際ライトからの中継に入った桝がホームにこの日二つ目の悪送球を犯し大友は三塁に進み(記録は二塁打とエラー)、浅原の右前タイムリーで4-2とする。名古屋もその裏、石丸の三塁打を小島の右前タイムリーで還して3-4と追いすがるがここまで。

 菊矢吉男は9安打7四球4三振の完投で接戦を制して7勝目をあげる。急造二塁手桝嘉一は二つの悪送球、接戦のこの試合では致命傷となった。

 松尾幸造は秋季リーグ戦でデビューして3勝4敗であるが、完封勝利が二度、負けても本日のように必ず試合は作っている。

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