2010年10月16日土曜日

12年秋 ライオンvsイーグルス 6回戦

10月24日 (日) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 2 0 0 0 3 ライオン       10勝21敗       0.323  近藤久 菊矢吉男
2 0 0 0 1 0 3 0 X 6 イーグルス  16勝16敗1分  0.500  畑福俊英 中河美芳


勝利投手 畑福俊英 8勝10敗
敗戦投手 近藤久   2勝7敗
セーブ    中河美芳 1


二塁打 (ラ)大友、桜井 (イ)小島
本塁打 (ラ)水谷 1号


中河美芳、八面六臂の活躍


 イーグルスは初回、先頭の寺内一隆が左翼線にヒット、本日は二番ファーストに入る中河美芳の投ゴロでランナーが入れ替わり、バッキー・ハリスの右前打で一死一三塁、サム高橋吉雄は浅い中飛に倒れて二死一三塁、ハリスが二盗を決め小島利男四球で二死満塁、杉田屋守が右前に2点タイムリーを放ち2-0と先制する。

 ライオンは2回、坪内道則が中前打で出塁、藤浪光雄の遊ゴロで坪内は二進、柳澤騰市が右前にタイムリーして1-2とする。

 イーグルスは5回、先頭の小島が左中間に二塁打、杉田屋の遊ゴロで小島は三進、畑福俊英四球で一死一三塁、辻信夫に代わる代打野村実の三ゴロをサード柳澤が失する間に小島が還り3-1とする。

 ライオンは6回、先頭の大友一明が左中間に二塁打、続く水谷則一が右翼スタンドに同点ツーランホームランを叩き込み3-3とする。

 イーグルスは7回、一死後畑福が三打席連続で四球を選び出塁、野村左前打で無死一二塁、ライオンはここで先発近藤久から菊矢吉男にスイッチ、しかし漆原進四球で無死満塁、寺内が右前に殊勲の2点タイムリーを放って5-3、ワイルドピッチで一死二三塁とすると、中河がスクイズを決めて6-3。

 イーグルスは8回から畑福に代えてファーストの中河がマウンドへ上り、2イニングを抑えて快勝。中河美芳は先発しない時は二番ファーストに入り本日はスクイズを決めてセーブをあげるという八面六臂の活躍。かつて大石大二郎が売り出し中の時、大石のルーキー時代に監督最終年だった西本幸雄がテレビ解説(多分プロ野球ニュース)で「大石は何をやらしても巧い」と言っていましたが、イーグルス森茂雄監督は「中河は何をやらしても巧い」」と言っていることでしょう。

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