2010年10月30日土曜日

12年秋 イーグルスvs阪急 5回戦

11月2日 (火) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 0 0 4 0 0 6 イーグルス  20勝16敗1分  0.556  中河美芳
0 0 1 2 0 0 2 0 0 5 阪急            14勝20敗2分  0.416  中田武夫


勝利投手 中河美芳 8勝4敗
敗戦投手 中田武夫 2勝5敗


二塁打 (イ)ハリス (阪)宇野、山下実


バッキー・ハリス、5打数4安打


 阪急は3回、先頭の宇野錦次が左翼線に二塁打、大原敏夫が送って二死後、黒田健吾の中前タイムリーで1点を先制する。

 イーグルスは4回、先頭のバッキー・ハリス左前打、サム高橋吉雄死球、一死後杉田屋守右前打で満塁、中河美芳の一ゴロをファースト宮武三郎がバックホームするが野選となり1-1の同点、辻信夫が投前にスクイズを決めて2-1と逆転に成功。

 阪急は4回裏、山下好一が右翼線にヒット、山下実の中越え二塁打で2-2の同点に追い付く。宮武の中飛で山下実は三進、キヨ野上清光の一ゴロの間に生還して3-2と逆転。

 イーグルスは7回、この回先頭の辻信夫が四球で出塁、漆原進が送って、寺内一隆左前打、中根之死球で一死満塁、ここでハリスが三塁線を破り二者が還り、一走中根も三塁を蹴って本塁に突入、7-6-2と転送されてタイミングはアウトであったがキャッチャー大原は中根の気迫に圧倒されたか落球、5-3と逆転する。更に高橋の遊ゴロでハリスが三進、小島利男がピッチャー強襲ヒットを放ち6-3とする。

 阪急も粘りを見せ7回裏、タイムリーエラーの大原が右前打を放ち出塁、中田武夫の二ゴロでランナーが入れ替わり、黒田左前打、ジミー堀尾文人は左飛に倒れるが山下好一四球で二死満塁、山下実が右前に2点タイムリーを放ち5-6としてなお一三塁、しかし宮武は三ゴに倒れてチェンジ。

 中河美芳は8回~9回にかけて中田、黒田、堀尾から気魄の三者連続三振を奪う力投を見せ、8安打2四球4三振の完投で8勝目。バッキー・ハリスは5打数4安打2打点、投打の柱が揃い踏みしてイーグルスはこれで7連勝。



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