2013年12月7日土曜日

16年 南海vs黒鷲 4回戦


5月24日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 南海 11勝15敗 0.423 神田武夫
0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 黒鷲   8勝18敗 0.308 長谷川重一 石原繁三
 


勝利投手 神田武夫    7勝5敗

敗戦投手 長谷川重一 2勝7敗

二塁打 (南)安井
本塁打 (黒)木下 2号

勝利打点 安井鍵太郎 1

ファインプレー賞 (黒)中河美芳 6、山田潔 4


安井鍵太郎、雪辱の逆転打

 黒鷲は5回、一死後木下政文がレフトスタンドにホームランを叩き込んで1点を先制する。

 南海は5回まで1安打無得点。6回、黒鷲先発の長谷川重一が突然崩れ一死後前田貞行、神田武夫、猪子利男に代わる代打柳鶴震が3連続四球、黒鷲ベンチは長谷川に代えて石原繁三をリリーフに送るが、安井鍵太郎が右中間に二塁打を放って2-1と逆転に成功する。

 神田武夫は6回以降黒鷲打線を無安打に抑え、5安打3四球4三振の完投で7勝目をあげる。


 長谷川重一は5回3分の1を投げて1安打3四球無三振2失点、6月に帰国する長谷川にとって日本での最後のピッチングとなった。


 決勝打を放った安井鍵太郎は昨日の阪神戦では9回に致命的なエラーを犯したが雪辱を果たした。安井は東邦商業の出身、昭和9年選抜優勝時は七番ライトで出場、翌10年選抜では三番レフトに上がってベスト4に輝いている。





      *神田武夫は5安打完投で7勝目をあげる。長谷川重一は日本で最後のピッチングとなった。





     *安井鍵太郎が雪辱の逆転打を放った場面。










 

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