5月24日 (土) 後楽園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 14勝12敗 0.538 笠松実
0 0 0 0 0 0 0 1 X 1 巨人 20勝6敗 0.769 澤村栄治
勝利投手 澤村栄治 2勝1敗
敗戦投手 笠松実 2勝5敗
二塁打 (急)黒田
勝利打点 白石敏男 4
ファインプレー賞 (巨)白石敏男 3、水原茂 6、7、8
水原茂、一試合3美技
春季シリーズ最終節は接戦の連続となります。14試合中最大得点差となった3点差が1試合、2点差が4試合、そして1点差が9試合を占めます。この試合もそんな展開となりました。
7回まで3安打無得点の巨人は8回、先頭の呉波がツースリーから四球を選んで出塁、澤村栄治が三前に送りバントを決めて一死二塁、トップに返り白石敏男が左前に先制タイムリーを放って1-0とする。
澤村栄治は5安打5四球3三振で今季2度目の完封、2勝目をあげる。
澤村にもピンチはあったが巨人守備陣が支えた。すなわち、3回一死二塁の場面で西村正夫の難しい遊飛をショート白石がナイスキャッチ。4回は一死後黒田健吾に右中間二塁打を許し、井野川利春に四球、新富卯三郎の三ゴロをサード水原茂がエラーして一死満塁、森田定雄の右飛で三走黒田がタッチアップからホームを狙うがライト中島治康が強肩を利して黒田を刺す。後半は水原がファインプレーを連発、5回に笠松実の三邪飛を好捕、7回に伊東甚吉の三ゴロ、8回にも笠松の三ゴロを華麗に捌いて一試合3美技の新記録を樹立した。
*澤村栄治は5安打完封で2勝目をあげる。
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