2013年12月31日火曜日

巨人vs朝日 6回戦


6月24日 (火) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 0 2 0 4 巨人 24勝8敗 0.750 中尾輝三 須田博
5 0 0 0 0 0 0 0 X 5 朝日 11勝21敗 0.344 井筒研一 福士勇

勝利投手 福士勇     7勝11敗
敗戦投手 中尾輝三 7勝3敗

二塁打 (朝)伊勢川、前田

勝利打点 鬼頭政一 3


朝日、“スミ5”を守りきる

 朝日は初回、先頭の坪内道則が四球から二盗に成功、戸川信夫は三振に倒れるが、室脇正信、灰山元章が連続四球で一死満塁、ここで前日の阪神戦で全打点を叩き出した鬼頭政一が左前にタイムリーを放って坪内と室脇を迎え入れて2点を先制、更に伊勢川真澄の右翼線二塁打で灰山と鬼頭が還って4-0、岩田次男は三振に倒れるが前田諭治が右中間に二塁打を放って怒涛の攻撃で5点を先制する。

 巨人は2回、先頭の千葉茂が右前打、吉原正喜の二ゴロでランナーが入れ替わり、平山菊二が四球を選んで一死一二塁、中尾輝三には代打林清一を起用して四球を選び一死満塁、呉波の二ゴロ併殺崩れの間に三走吉原が還って1-5、井筒研一がボークを犯して2-5とする。

 3点差に詰め寄った巨人は2回から須田博をマウンドに送り込む。

 朝日も4回から先発の井筒に代えて福士勇をマウンドに送り込んで応戦する。

 福士に吉原のヒット1本に抑えられてきた巨人は8回、一死後吉原が右前打を放って出塁、平山の遊ゴロでショート前田はゲッツーを狙うがセカンド戸田が落球して一死一二塁、須田が左前にタイムリーを放って3-5、呉も左前にタイムリーで続いて4-5としてなお一死一二塁、ここで二走須田がキャッチャー伊勢川の二塁牽制球に引っ掛かってタッチアウト、白石敏男は遊飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 2回から登板の須田に灰山のヒット1本に抑えられてきた朝日は8回裏、先頭の灰山が左前打で出塁、二死後岩田も右前打を放つが前田が三振に倒れてスリーアウトチェンジ。

 巨人は9回、先頭の水原茂が左前打で出塁、中島治康は右飛に倒れるが川上哲治が左前打を放って一死一二塁、千葉の右前打で二走水原は三塁ベースを蹴ってホームに突進するがライト鬼頭からのバックホームにタッチアウト、吉原が四球で粘って二死満塁と詰め寄るが、最後は平山が三ゴロに倒れて朝日が辛くも逃げ切る。


 鬼頭政一の先制打に始まり、鬼頭政一の本塁好返球で終わった試合であった。









       *朝日が初回に見せた猛攻。










 

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