2013年12月28日土曜日

16年 阪神vs巨人 5回戦


6月22日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 阪神 16勝14敗 0.533 須田博
0 3 0 0 0 0 0 1 X 4 巨人 24勝6敗 0.800 三輪八郎

勝利投手 須田博   13勝2敗
敗戦投手 三輪八郎 2勝3敗

二塁打 (巨)吉原、川上

勝利打点 吉原正喜 1


阪神、元気なし

 巨人は3回、先頭の川上哲治が中前打、千葉茂が三遊間を破って無死一三塁、吉原正喜の左翼線二塁打で1点を先制、パスボールで2-0、平山菊二の左前タイムリーで3-0と畳み掛ける。

 阪神は6回、先頭の三輪八郎の二ゴロをセカンド千葉がエラー、皆川定之は右飛に倒れるが、トップに返り宮崎剛の右前打で一死一三塁、森国五郎の遊ゴロの間に三輪が還って1-3とする。

 巨人は8回、一死後川上が右翼線に二塁打、代走に筒井修を起用、千葉の遊ゴロをショート皆川が失して一死一三塁、吉原の左犠飛で4-1とダメ押す。

 須田博は3安打1四球4三振の完投で13勝目をあげる。巨人は勝率を8割に乗せた。


 巨人は元気のない阪神に快勝したように見えるかもしれないが、ファーストの川上哲治が送球を2個逸して2エラー、セカンド千葉茂、サード水原茂も1個ずつエラーを記録した。巨人はこの後、明日は南海、明後日は朝日と対戦する。両チームは甲子園の第一試合では両軍無失策で延長14回の激闘を見せており侮れない相手となる。春季シリーズと夏季シリーズの間に巨人、大洋、阪急、阪神の上位4チームは北海道遠征があり休む間もなく夏季シリーズに突入しているが、下位チームは地元でじっくりと調整してきている。南海は開幕二連勝、朝日も21日の巨人戦で善戦しており、波乱も予想される。





          *須田博は元気のない阪神打線を3安打に抑えて完投で13勝目をあげる。










 

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