１６年 朝日vs名古屋 ４回戦

5月20日 （火） 中百舌鳥

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 0 2 0 0 0 0 0  3   朝日      8勝18敗 0.308 野村高義 山本秀雄 井筒研一
1 5 1 1 3 0 1 0 X 12 名古屋 12勝14敗 0.462 西沢道夫 森井茂 河村章

勝利投手 森井茂     3勝2敗
敗戦投手 野村高義 0勝2敗
セーブ      河村章　  3

二塁打　（朝）坪内　（名）大沢、桝
三塁打　（名）吉田、桝

勝利打点　桝嘉一　2

猛打賞　（名）吉田猪佐喜　1


桝嘉一が5得点

　朝日は初回、先頭の坪内道則が四球で出塁すると二盗に成功、五味芳夫の中飛をセンター桝嘉一が落球して無死一三塁、灰山元章の遊ゴロ併殺の間に三走坪内が還って1点を先制する。

　名古屋は1回裏、桝嘉一の遊ゴロをショート前田諭治が一塁に悪送球、岩本章が四球を選び、大沢清が送って一死二三塁、吉田猪佐喜が四球を選んで一死満塁、服部受弘は捕邪飛に倒れるが芳賀直一が押出し四球を選んで1-1の同点とする。

　朝日は2回、先頭の戸川信夫が四球で出塁、室脇正信が送って前田は死球、野村高義も四球を選んで一死満塁、名古屋ベンチは先発の西沢道夫を下げて森井茂を投入、広田修三は三振、トップに返り坪内も遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

　名古屋は2回裏、先頭の森井が左前打、木村進一が中前打で続き無死一二塁、トップに返り桝が左翼線に二塁打を放ち二者を迎えいれて3-1と勝ち越し、岩本が三塁に内野安打、朝日ベンチはここで先発の野村高義から山本秀雄にスイッチ、大沢が四球を選んで無死満塁、吉田が中前に2点タイムリーを放って5-1、服部の三ゴロで一死二三塁、芳賀の三ゴロの間に三走大沢が還って6-1とする。

　名古屋は3回、二死二塁に四球の桝を置いて大沢が右前にタイムリーを放ち7-1とする。

　朝日は4回、戸川の中前打、室脇の右前打で無死一二塁、前田の三ゴロで室脇が二封されて前田が二盗に成功、山本の三ゴロの間に三走戸川が還って2-7、広田が四球を選び、トップに返り坪内が左翼線に二塁打を放って3-7とする。

　名古屋は4回、吉田が中越えに三塁打を放ち、芳賀の左翼線タイムリーで8-3とする。

　名古屋は5回、先頭の木村がセンター左にヒット、トップに返り桝は四球、岩本も四球を選んで無死満塁、大沢が中越えに二塁打を放って10-3、吉田が四球を選んで無死満塁、朝日は山本秀雄から三番手井筒研一にスイッチ、服部の左邪犠飛で11-3とする。

　名古屋は7回、先頭の桝が右中間に三塁打、岩本が四球を選んで無死一三塁、大沢の二ゴロ併殺の間に三走桝が還って12対3として快勝する。


　3回3分の2を投げた森井茂が勝利投手、6回から三番手としてマウンドに立った河村章が4イニングを2安打1四球1三振無失点に抑えて当ブログルールによりセーブが記録された。


　桝嘉一が5打席3打数2安打2四球5得点を記録した。トップバッターの任務は第一打席で出塁することとホームに還ってくることにあります。選球眼が良く、IsoD（出塁率-打率）が高い桝嘉一こそうってつけのリードオフマンと言えます。初回のエラーで発奮したのでしょう。







　　　　　　　　＊5得点を記録した桝嘉一の全打席。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　＊こちらが成績欄。

 

 

 

 

 

　　　　　　　　　　　　　　　＊「雑記」欄にも「桝5打席5得点を記録す」と書かれています。