今年も有馬記念の季節がやってきました。その年を代表するレースではありますが波乱の歴史でもあります。
昭和62年の第32回有馬記念はその代表事例でしょうか。一番人気の皐月賞・菊花賞馬サクラスターオーは故障発生、三番人気のダービー馬メリーナイスは発送直後に騎手を振り落して共に競走中止、勝ったメジロデュレンは十番人気、2着のユーワジェームスは七番人気、3着のハシケンエルドは何と十四番人気でした。
枠連「4-4」の結果に場内は白けきったムードに満ち溢れていました。フジテレビのスタッフもみんな苦笑いでしたが、画面が変わってアシスタントの女子アナが「年末を飾る見事なレースでしたねぇ~」とお決まりのセリフを発してどっちらけ、しかも放送に流れてはならないキャスターの「どこが~(笑)」の声が全国の競馬ファンに聞こえてしまったのです。生中継による放送事故とは言え、このキャスターはすぐにクビになりました。
翌日のスポーツ紙には「あれまぁ~記念」の見出しが躍っていました。今年の結果はどうなるでしょうか。大本命のオルフェーヴルは“お騒がせ”の前科には枚挙に暇がありません。筆者の予想は「オルフェーヴルは2着」です。あとは何が来てもおかしくはないメンバー構成なので、三連単⑥二着固定、一着及び三着総流しの210点×100円を前売りで購入済みです。いざ、勝負!
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