4月3日 (木) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 0勝1敗 0.000 浅野勝三郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1X 1 阪神 1勝0敗 1.000 若林忠志
勝利投手 若林忠志 1勝0敗
敗戦投手 浅野勝三郎 0勝1敗
二塁打 (急)黒田 (神)若林、松尾
勝利打点 カイザー田中義雄 1
猛打賞 (神)宮崎剛 1
野球はツーアウトから
阪神は西宮球場で行われた開会式で選手宣誓を行った若林忠志が先発、阪急は昨シーズン投打にわたって活躍した浅野勝三郎が先発する。
若林は9回まで阪急打線を3安打無失点、浅野は9回まで阪神打線を7安打無失点に抑える。
延長戦に入ってからは寧ろ若林の方がピンチの連続であった。すなわち、10回は二死一三塁から一走日比野武の盗塁を強肩土井垣武が刺し、11回は一死二塁から遊飛ゲッツー、13、15、16、17回は何れも先頭打者にヒットで出塁を許すが何とか無失点で切り抜けた。
浅野は延長に入って快調で、11回こそ先頭の宮崎剛に中前打を許すが投ゴロで入れ替わった一走皆川定之の盗塁をキャッチャー日比野が刺す。12回~16回までは内野安打2本を許したのみで、17回一死後土井垣に中前打を許すが若林を一飛、松尾五郎を三ゴロに打ち取る。
若林が18回表の阪急の攻撃を三者凡退に退けて試合は18回裏に突入。
阪神は18回裏、二死後宮崎剛が中前打で出塁、皆川が四球を選んで二死一二塁、カイザー田中義雄が右前にタイムリーを放ってサヨナラ勝ち。野球はツーアウトからの格言どおりであった。
浅野勝三郎は17回3分の2を投げて13安打3四球5三振であった。
若林忠志は18回を投げて9安打2四球5三振、今季初勝利を完封で飾った。
宮崎剛が猛打賞を獲得するが8打数3安打でも猛打賞と認定できるか否かは不明。猛打賞は公式記録ではないので定義は不明です。延長18回の場合は猛打賞には6安打が必要であると言われれば否定する根拠はない。但し、「野球はツーアウトから」の格言は9回であっても延長18回であっても通用します。
*若林忠志は延長18回を9安打2四球5三振に抑えて今季初勝利を完封で飾る。
*延長18回を戦い抜いた阪急打線。
*宮崎剛が8打数3安打で猛打賞を獲得した阪神打線。
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