阪神vsライオン13回戦の1回表ライオンの攻撃、二死後三番野村高義がピッチャー強襲ヒットで出塁、ここで藤村隆男が投じた内角球が鬼頭数雄の膝を直撃、鬼頭は動けず村上重夫が代走に起用されました。
11月3日時点では川上哲治に1分5厘の差を付けていましたが、終盤戦に入って川上が調子をあげてきており現在7厘差、鬼頭数雄は残りの2試合を欠場することとなります。翌日の読売新聞は「鬼頭兄が壁頭脚部に死球を喫して退き」と報じており、大和球士著「真説 日本野球史」には「12月3日のライオン対阪神13回戦で、左打者鬼頭が、阪神の藤村投手のカーブを膝頭にぶつけられて退場し、以後欠場した。」と伝えています。
12月7日には巨人vsライオンの今季最終戦が組まれています。鬼頭vs川上の首位打者争いも最終局面に入ってきました。
*鬼頭数雄が死球(D)を受けて代走に村上重夫が起用された場面。
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