12月3日 (火) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 黒鷲 46勝53敗4分 0.465 長谷川重一
0 0 0 0 0 1 1 1 X 3 阪急 60勝38敗5分 0.612 浅野勝三郎
勝利投手 浅野勝三郎 12勝7敗
敗戦投手 長谷川重一 12勝11敗
二塁打 (黒)高橋
勝利打点 森田定雄 3
浅野勝三郎、今季5度目の完封
黒鷲先発の長谷川重一5回まで阪急打線を無安打無得点に抑える。
3回まで無安打の黒鷲は4回、先頭の寺内一隆が左前打で出塁、しかし玉腰忠義の三ゴロは「5-4-3」と渡ってダブルプレー。
黒鷲は5回、先頭のサム高橋吉雄が左中間に二塁打、しかし長谷川は右飛、中河美芳は左飛、木下政文は右飛に倒れて高橋は二塁に釘付け。
阪急は6回、一死後西村正夫が三塁に内野安打、ようやくチーム初ヒットとなった。フランク山田伝は右飛に倒れるが西村が二盗を決めて二死二塁、ここで森田定雄が左前にタイムリーを放って1点を先制する。
阪急は7回、先頭の山下好一が右前打で出塁、黒田健吾の二ゴロでランナーが入れ替わり、浅野勝三郎の右前打で黒田は三塁に進み一死一三塁、池田久之の右犠飛で2-0とする。
阪急は8回、西村、山田が連続左前打で無死一二塁、8回から森田に代わってファーストに入っている新富卯三郎が送って一死二三塁、上田藤夫は浅い右飛に倒れて二死二三塁、捕逸で西村が還り3-0とする。
浅野勝三郎は6回以降黒鷲打線を無安打に抑え、2安打2四球2三振で今季5度目の完封、12勝目をあげる。浅野の今季1勝目は4月14日のタイガース戦で無安打無得点、1四球のみの準完全試合であった。今季最終勝利も2安打完封で締めくくる。打撃でも秋季シリーズ序盤は首位打者に立つ活躍で“二刀流”ぶりを発揮した。
*浅野勝三郎は黒鷲打線を2安打に抑えて今季5度目の完封、12勝目をあげる。
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