１４年 ライオンvsタイガース ６回戦

7月28日 （金） 中百舌鳥


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 ライオン 　 １８勝２５敗４分 0.419 菊矢吉男
0 0 2 0 0 0 2 0 X 4 タイガース ２９勝１５敗２分 0.659 御園生崇男

勝利投手 御園生崇男 １３勝３敗
敗戦投手 菊矢吉男     １１勝１１敗


二塁打　（ラ）水谷　（タ）富松、伊賀上
本塁打　（タ）景浦　１号

景浦将復活、御園生崇男は今季初完封


　いよいよ南海のフランチャイズ・中百舌鳥球場のこけら落としとなった。本日から三日間で9試合が行われます。8月から西宮シリーズが始まるので九球団が関西に集結しているが名古屋とイーグルスは中百舌鳥シリーズでは試合がありません。

　午後0時8分、川久保喜一主審の右手が上がり、ライオンのトップバッター坪内道則に対して応召が発表されたタイガース先発の御園生崇男が第一球を投じて試合開始。

　タイガースは3回、先頭の皆川定之が四球を選んで出塁、岡田宗芳の遊ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り富松信彦は中飛に倒れて二死一塁、ここで二番ライトに入った景浦将が今季初ホームランをレフトスタンドに叩き込んで2点を先制する。記念すべき中百舌鳥球場の公式戦初ホームランは景浦将が放つこととなった。

　タイガースは7回、一死後皆川が中前打で出塁、岡田が右前打で続き、富松四球で一死満塁、景浦が中前にタイムリーを放って3-0、小指の怪我から復帰した門前真佐人の中犠飛で4-0とリードを広げる。

　御園生崇男はライオン打線を4安打5四球2三振に抑えて今季初完封。翌日の読売新聞は応召を控えた御園生のピッチングを「鮮やかにシュートする内角球と絶好のコントロール・・・三塁を踏ませたものは僅かに二人に過ぎぬ出来栄えで・・・立派な置き土産であった。」と伝えている。

　皆川定之が4打席3打数3安打1四球の活躍、二番・景浦将は4打数2安打1得点3打点1本塁打と復活した。






　　　　　　　　　　＊二番・景浦将が中百舌球場公式戦初ホームランを放った。

　　　　　　　　　　＊応召を控えた御園生崇男が今季初完封で13勝目をあげる。