月間MVP
投手部門
金鯱 中山正嘉 1
中山正嘉は今月7試合に登板、49回を投げて防御率0.92、WHIP1.02、奪三振率5.33、5勝1敗1セーブという成績であった。快進撃を続ける金鯱を象徴する活躍ぶりである。中山は松山商業時代、昭和10年夏の甲子園の優勝投手。
スタルヒンは今月8試合に登板、53回を投げて防御率1.86、WHIP1.07、奪三振率5.26、5勝2敗1セーブ1完封。6月15日に阪急を完封、18日にタイガースに完投勝ちしているが、満を持して臨んだ24日のタイガース戦では御園生崇男に返り討ちにあった。
野口二郎は今月10試合に登板、64回3分の2を投げて防御率2.64、WHIP1.10、奪三振率5.63、5勝3敗1完封。6月20日までは5勝0敗、防御率1.69、WHIP0.96、奪三振率6.86であったが、そこから三連敗したのが痛かった。
高橋敏は今月3試合に登板、26回を投げて防御率0.69、WHIP0.85、奪三振率1.04、2勝1敗2完封。相変わらず内容は抜群ではあるが、今月は登板数が少な過ぎ、ジャイアンツ戦に負けて南海戦での連続完封勝利では3カ月連続タイトルまでは無理であった。
打撃部門
ジャイアンツ 川上哲治 2
今月12試合に出場して47打数23安打11得点17打点、二塁打3本、三塁打6本。打率4割8分9厘、出塁率5割2分、長打率8割9厘、OPS1.329。歴史に残る猛打を見せた。6月21日の南海戦では6打数5安打4得点4打点、二塁打1本、三塁打3本の猛打ぶりであった。
亀田忠が24打数10安打で打率4割1分7厘、瀬井清が36打数13安打で3割6分1厘、漆原進が35打数12安打で3割4分3厘、鬼頭数雄が41打数14安打で3割4分1厘の活躍であった。当ブログでは春先から「亀田忠四番説」を唱えてきたが、数字が裏付けている。
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