7月3日 (水) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 1 0 0 1 0 3 阪急 24勝18敗3分 0.571 森弘太郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 タイガース 25勝20敗2分 0.556 三輪八郎 木下勇
勝利投手 森弘太郎 12勝6敗
敗戦投手 三輪八郎 7勝1敗
勝利打点 山下好一 2
山下好一2打点
前日プロ入り初登板のイーグルス・玉腰忠義に完封された阪急は一番に黒田健吾を入れて四番に井野川利春を入れる。井野川がスタメンで四番に起用されるのは今季8度目のことであるが、これまで殆どの試合で三番、四番、五番を務めてきた黒田がスタメンで一番に起用されるのは今季初めてのことである。阪急ベンチとしてはそれ程前日玉腰忠義に完封されたのがショックだったのであろう。歴史的に見るとこの程度の打順変更はいくらでもあるかもしれないが、リアルタイムの当事者にとっては徹夜で絞り出した結論であったのかもしれない。当ブログは、歴史的に見たら些細な事としか映らない事象に対しても、その背景を分析していきます。
阪急は初回、先頭の黒田は左飛に倒れるが、フランク山田伝、上田藤夫が連続四球、井野川が中前打を放って一死満塁、山下好一の左犠飛で1点を先制する。続く新富卯三郎が四球を選ぶとタイガースベンチは先発の三輪八郎をあきらめて二番手として木下勇をマウンドに送り込む。
阪急は5回、先頭の山田は三振に倒れるが、上田がセンター左にヒットを放ち二盗に成功、井野川は三振に倒れて二死二塁、山下好一が右前にタイムリーを放って2-0とする。
阪急は8回、先頭の上田の三ゴロをサード伊賀上良平がエラー、井野川の三ゴロでランナーが入れ替わり、続く山下好一の記録は「1-6-3」でアウト、ピッチャー木下が弾いた打球をショート皆川定之がカバーして一塁に刺したのでしょう。二死二塁から新富が中前にタイムリーを放って3-0とする。
森弘太郎は4安打1四球無三振で今季6度目の完封、12勝目をあげる。
*森弘太郎は今季6度目の完封で12勝目をあげる。
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