7月6日 (土) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 13勝33敗2分 0.283 政野岩夫
1 0 0 0 0 1 0 0 X 2 阪急 25勝19敗3分 0.568 森弘太郎
勝利投手 森弘太郎 13勝6敗
敗戦投手 政野岩夫 3勝8敗
勝利打点 上田藤夫 3
森弘太郎、2試合連続完封
阪急は初回、一死後黒田健吾が一二塁間を破って出塁、フランク山田伝も一二塁間を破り一死一三塁、上田藤夫が一二塁間に先制タイムリーを放って1-0とする。
阪急は2回、先頭の新富卯三郎が一二塁間を破るヒット、日比野武の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。
阪急は6回、先頭の森弘太郎が左前打で出塁、トップに返り中島喬が送りバントを決めて一死二塁、黒田の三ゴロをサード藤戸逸郎が一塁に悪送球する間に森が還って2-0とする。阪急のヒットは以上の4本であった。阪急打線は下手投げの政野岩夫を流し打ちで攻略した。
南海は初回、先頭の国久松一がセンター左にヒット、藤戸が送って一死二塁と先制のチャンスをつかんだが岩出清は遊ゴロ、吉川義次は三振に倒れる。その後は森弘太郎に6回まで1安打に抑えられる。
南海は7回、一死後吉川が四球で出塁、二死後吉川が二盗に成功、山尾年加寿が四球を選び、伊藤経盛の右前打で二死満塁とするが、前田貞行に代わる代打深尾文彦が一ゴロに倒れてこの試合唯一のビッグチャンスを潰す。
森弘太郎は4安打2四球1三振で今季7度目の完封、13勝目をあげる。森は3日のタイガース戦に続いて2試合連続完封勝利を飾った。
*森弘太郎は南海打線を4安打に抑えて2試合連続となる今季7度目の完封勝利をあげる。
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