7月4日 (木) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 金鯱 13勝32敗4分 0.289 古谷倉之助
0 0 0 0 0 0 1 0 X 1 イーグルス 26勝21敗2分 0.553 長谷川重一
勝利投手 長谷川重一 7勝3敗
敗戦投手 古谷倉之助 4勝11敗
二塁打 (イ)中河
勝利打点 清家忠太郎 2
黒澤俊夫復帰!
除隊となってノモンハンでの兵役から戻ってきた黒澤俊夫が金鯱の四番に座った。昭和12年秋季シーズン最終戦の11月30日セネタース戦で五番に入って以来の出場である。金鯱1回の攻撃、二死二塁で打席が回ってきた黒澤は四球で出塁した。復帰第一打席がいきなり敬遠であった可能性もある。第二打席は中前打を放ち貫録を示した。しかし試合勘が鈍っていたためか、古谷倉之助の四球で二塁に進んでピッチャー牽制に刺されている。
金鯱は6回まで4安打無得点。一方のイーグルスは6回まで1安打無得点。金鯱は6回まで3回を除く5イニングで2人のランナーを出しているが無得点であった。この拙攻が敗因である。
イーグルスは7回、先頭の太田健一が左前打で出塁、代走に寺内一隆を起用、長谷川重一の一ゴロの間に寺内は二進、ワイルドピッチで寺内は三進、木下政文が四球を選んで一死一三塁、清家忠太郎の三ゴロで三走寺内がホームに突っ込み、サード漆原進がバックホームするがセーフ、野選が記録されてイーグルスが1点を先制する。この場合清家には打点が記録され、これが決勝点となったため清家に勝利打点が記録される。
長谷川重一は4安打5四球4三振でプロ入り初完封を飾り7勝目をあげる。長谷川は今季これまで1失点の完投勝利を3試合記録しているが、本日が、めでたきプロ入り初完封となった。
イーグルスは2安打ながら清家忠太郎の内野ゴロで1点を取って勝利した。金鯱先発の古谷倉之助は8回を完投してイーグルス打線を2安打に抑えたが11敗目を喫した。
*長谷川重一はプロ入り初完封で7勝目をあげる。
*黒澤俊夫が四番で復帰した金鯱打線。
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