2013年10月1日火曜日

16年 第2節 週間MVP



 今節は5連勝の大洋が5勝1敗で首位に立ち、南海が3勝2敗、阪急が3勝2敗、巨人が3勝2敗で二位に転落、阪神が3勝3敗、名古屋が2勝3敗、黒鷲が2勝4敗、朝日が1勝5敗であった。


週間MVP

投手部門

 黒鷲 亀田忠 1

 13日の朝日戦では無四球完投、翌14日の阪神戦で自身2度目の無安打無得点を記録する。昭和16年4月16日付け読売新聞に掲載されたコラム「白線」には「その日ネット裏の新聞記者席で『どうも黒鷲は駄目だ、亀田も昨日はよく投げたがこれからは分らん』と無遠慮に話し合っていたのを聴いたのが亀田投手、何糞!とばかり自ら連投を買って出た結果が殊勲の好投となった」と書かれている。


 大洋 野口二郎 1

 今節3勝をあげて首位に浮上した大洋を引っ張る。



打撃部門

 大洋 石井豊 1

 今節27打数7安打4得点4打点2四球、本塁打1本の活躍を見せて大洋の首位浮上の原動力となる。


 大洋 高橋輝彦 1

 今節23打数5安打3得点3打点2四球1盗塁、二塁打1本、三塁打1本。守っては「ファインプレー賞」を3度獲得と好守に活躍する。


 阪急 森田定雄 1

 今節18打数3安打ながら7打点の荒稼ぎ。「最も無名の最強打者」の名を不動のものとする。
 




殊勲賞

 南海 川崎徳次 1

 20日、21日に好リリーフで2連勝。21日の巨人戦では延長13回、サヨナラ犠飛を放つ。


 
 朝日 福士勇 1
 

 巨人に今季初黒星を与える。


 阪急 笠松実 1

 19日の黒鷲戦で2安打完封。帰還後初完封を記録した。





敢闘賞

 朝日 坪内道則 1

 今節24打数7安打2得点3打点5四球2盗塁、二塁打2本の活躍。


 大洋 佐藤武夫 1

 今節19打数5安打1得点4打点1四球、二塁打1本、本塁打1本の活躍。
 


 
 巨人 平山菊二 1

 今節18打数5安打2得点4打点4四球1盗塁、三塁打3本の活躍


 

技能賞

 黒鷲 中河美芳 1 

 
 今節21打数7安打4打点1四球、二塁打2本の活躍。


 大洋 黒澤俊夫 1

 今節16打数5安打7四球の活躍。













 

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