2013年10月18日金曜日

16年 阪急vs大洋 2回戦


4月27日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 2 0 0 1 0 0  3 阪急 9勝6敗 0.600 森弘太郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 大洋 9勝6敗 0.600 野口二郎

勝利投手 森弘太郎 5勝0敗
敗戦投手 野口二郎 4勝2敗

二塁打 (急)上田、新富

勝利打点 森田定雄 2


犠打と重盗

 阪急は森弘太郎が先発、大洋は野口二郎で応戦、両エースによる対決となった。

 2回まで無安打の阪急は3回、二死後黒田健吾が左前打、フランク山田伝の三ゴロをサード高橋輝彦がエラー、しかし田中幸男は遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 2回まで無安打の大洋は3回、一死後中村信一が右前打、苅田久徳の遊ゴロをショート上田藤夫がエラー、しかし石井豊は左邪飛、濃人渉は三ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。序盤戦は互角の戦いとなった。

 阪急は4回、先頭の上田が左翼線に二塁打、新富卯三郎の投前送りバントが野選を誘い無死一二塁、森田定雄が二前にスクイズを決めて1点を先制、日比野武は遊飛に倒れるが二走新富が三盗に成功、森が四球を選んで二死一三塁、ここでダブルスチールを決めて2-0とする。「井野川戦法」によるスモールベースボールで野口を攻略した。

 阪急は7回、先頭の黒田の遊ゴロをショート濃人が一塁に悪送球する間に打者走者の黒田は二塁に進む。山田は二飛、田中は三振に倒れるが、上田が中前にタイムリーを放ち貴重な追加点をあげる。

 森弘太郎は4回から8回まで無安打1四球、9回二死後黒澤俊夫に右前打を許すが、最後は野口を投ゴロに打ち取り、2安打2四球4三振で今季2度目の完封、開幕から無傷の5連勝を飾る。


 大洋は三日間3試合連続完封負け、開幕からの勢いは止まっている。


 この試合の勝利打点は決勝スクイズを決めた森田定雄に記録されたが、「真の殊勲打」は3回に二塁打から先制のホームを踏み、7回には貴重な追撃タイムリーを放った上田藤夫になります。






              *森弘太郎は2安打完封で開幕から無傷の5連勝を飾る。












     *四番・上田藤夫が“真の殊勲打”を放った阪急打線。













 

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