5月1日 (木) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 7勝9敗 0.438 神田武夫 川崎徳次
0 0 0 3 0 0 0 0 X 3 阪急 10勝7敗 0.588 森弘太郎
勝利投手 森弘太郎 6勝0敗
敗戦投手 神田武夫 4勝4敗
二塁打 (急)日比野、中島
勝利打点 中島喬
森弘太郎、3安打完封
阪急は4回、先頭の森田定雄が左前打で出塁、日比野武が打撃妨害を受けて無死一二塁、森弘太郎の送りバントは投飛に終わるが、中島喬が左中間に二塁打を放って1点を先制、トップに返り田中幸男が左前に2点タイムリーを放って3-0とする。
阪急の得点は4回の3点だけであったが、阪急打線は森を除く全員安打で10安打を記録、全員残塁で11残塁を記録する拙攻でもあった。
森弘太郎は南海打線を3安打に抑えて4四球3三振で今季3度目の完封、6勝目をマークしてハーラートップに並んだ。森がヒットを打たれたのは鬼頭数雄、木村勉、安井鍵太郎の3人であったが、翌日の読売新聞には「森の好投に遭って僅かに2安打に封じ込まれ」と書かれている。読売新聞に掲載されているテーブルスコアを見ると安井鍵太郎にはヒットが記録されていない。公式スコアカードでは安井のヒットは二遊間を抜けたものであるが、読売新聞でスコアを付けていた記者はこの当りをヒットとは記録しなかったようだ。
森は守っても、4回無死一塁で岩本義行の投ゴロを「1-4-3」のゲッツー、8回一死一塁で安井鍵太郎の投ゴロを「1-6-3」のゲッツーで切り抜けフィールディングの良さを見せつけた。
なお、この試合の勝利打点は中島喬に記録されますが、“真の殊勲打”は中島の先制二塁打と田中幸男の2点タイムリーとなります。
*森弘太郎は南海打線を3安打に封じ込めて6勝目をあげる。
*阪急打線は森弘太郎を除く全員安打で3得点。併せて11残塁も記録している。
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