１６年 巨人vs名古屋 ２回戦

4月25日 （金） 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 3 0 0 1 6 巨人   10勝2敗 0.833 須田博
0 1 0 0 0 0 1 0 1 3 名古屋 5勝8敗 0.385 西沢道夫 森井茂 松尾幸造

勝利投手 須田博     6勝1敗
敗戦投手 西沢道夫 1勝4敗

二塁打　（巨）中島　（名）岩本
三塁打　（巨）中島、平山
本塁打　（巨）須田　1号　（名）吉田　1号、芳賀　1号、服部　1号

勝利打点　川上哲治　2

猛打賞　（巨）川上　2

ファインプレー賞　（巨）川上哲治　2、白石敏男　1　（名）本田親喜　2


名古屋、空砲3発

　名古屋は2回、一死後吉田猪佐喜が右翼スタンドに先制ホームラン。

　巨人は3回、先頭の白石敏男が四球で出塁、水原茂の打球は右前に飛ぶがライト吉田が一塁に送球してライトゴロ、中島治康が右中間に三塁打を放って白石が還り1-1の同点、川上哲治の一ゴロの間に中島が還って2-1と逆転する。千葉茂がセンター右にヒット、吉原正喜、平山菊二が四球を選んで二死満塁、名古屋ベンチはここで先発の西沢道夫から森井茂にスイッチ、呉波のレフトライナーをレフト本田親喜がスーパーキャッチして本田にはファインプレー賞が贈られた。

　巨人は6回、須田博がレフトスタンドにホームランを放って3-1、トップに返り白石は三振に倒れるが、水原が右前打、中島が右中間に二塁打を放って水原が還り4-1、名古屋ベンチは森井から三番手の松尾幸造にスイッチ、川上の右前打で二走中島は三塁ベースを蹴ってホームに向かい、強肩ライト吉田からのバックホームにタイミングはアウトであったがキャッチャー服部が落球してホームイン、5-1とする。

　名古屋は7回、一死後芳賀直一がレフトポール際にホームランを放って2-5とする。

　巨人は9回、先頭の吉原が左前打で出塁すると暴投と捕逸で二進、三進、二死三塁から須田が中前にタイムリーを放って6-2とする。

　名古屋は9回、二死後服部が左翼スタンドにホームランを叩き込んで3-6とするがここまで。


　須田博は名古屋打線に3本の本塁打を打たれたが9安打1四球2三振の完投で6勝目をあげる。須田もホームランを放った。スタルヒン時代に3本打っているが須田博としては第1号となる。









　　　　　　　　　　　　　＊須田博は名古屋打線に3発を浴びたが完投で6勝目をあげる。

　　　　　＊名古屋打線は3本のホームランを放ったが空砲に終わった。