2013年10月29日火曜日

16年 大洋vs朝日 4回戦


5月5日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 2 0 0 0 0 3 大洋 12勝7敗 0.632 古谷倉之助 野口二郎
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 朝日   6勝14敗 0.300 井筒研一 福士勇

勝利投手 野口二郎 7勝2敗
敗戦投手 福士勇     4勝7敗

二塁打 (大)苅田、森田

勝利打点 森田実 2

猛打賞 (大)森田実 1

ファインプレー賞 (大)石井豊 2


森田実、決勝二塁打

 大洋は初回、先頭の苅田久徳が左中間に二塁打、中村信一の遊ゴロの間に苅田は三進、井筒研一がワイルドピッチを犯して1点を先制する。

 朝日はその裏、先頭の坪内道則の左飛をレフト織辺由三が落球、村上重夫は右飛に倒れるが坪内が二盗に成功、灰山元章は左飛に倒れて二死二塁、鬼頭政一の二飛をセカンド苅田がエラーする間に坪内が還って1-1の同点に追い付く。

 大洋は2回、一死後石井豊、古谷倉之助が連続四球、朝日ベンチはここで先発の井筒から福士勇にスイッチ、佐藤武夫は三振、織辺が四球を選んで二死満塁、しかし苅田は遊ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 大洋は3回、二死後黒澤俊夫が左翼線にヒット、森田実がショートに内野安打、石井が四球を選んで又も二死満塁、しかし古谷が三ゴロに倒れてこの回も無得点。

 大洋は4回、先頭の佐藤が左前打で出塁、しかし織辺の遊ゴロは「6-4-3」と転送されてダブルプレー、トップに返り苅田が四球で出塁するが中村は三ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。大洋は2回から4回まで8人の走者を出したが無得点に終わる。

 大洋は5回、先頭の濃人渉が中前打で出塁、黒澤が送って一死二塁、森田が左中間に二塁打を放って2-1と勝ち越し、石井は中飛に倒れるが、古谷が中前にタイムリーを放って3-1とリードを広げる。

 大洋は勝ち越したところで5回裏から先発の古谷に代えて野口二郎をマウンドに送る。野口は5イニングを1安打1四球2三振無失点に抑えてハーラー単独トップとなる7勝目をあげる。7回~9回は3イニング連続三者凡退であった。


 昨年終盤から急速に力を付けてきた森田実が決勝二塁打を放って勝利打点と共に“真の殊勲打”を記録、併せて猛打賞も獲得した。









 

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