2013年10月12日土曜日

反転



 今朝お伝えした朝日vs阪急3回戦、阪急1回の攻撃で無死二三塁の場面、上田藤夫の遊ゴロをショート前田諭治が三塁に送球するが悪送球、朝日6回の攻撃で一死二三塁の場面、鬼頭政一の遊ゴロをショート上田も三塁に悪送球しました。ランナーを二塁に置いてショートゴロで二塁ランナーが三塁に走った場合、打球を捕球した遊撃手が三塁に送球するには体を反転させなくてはならず送球に狂いが生じやすい。二塁手であれば「4-6-3」のゲッツーで体を反転させて二塁に送球する練習は積んでいますが、遊撃手が三塁に送球するには的確な判断力が要求されます。



 当ブログに浅村栄斗が初登場したのは2010年4月30日付けブログ「12年春 イーグルスvs大東京 2回戦」のことです。大東京2回の攻撃で無死二三塁の場面でイーグルスのショート辻信夫が遊ゴロで体を反転させて三走の中村三郎を刺したプレーの際に、「浅村栄斗が大阪桐蔭時代甲子園で見せたプレーを思い起こさせます(このプレーはユーチューブで見ることができます。因みに浅村は現若手では私の一押しの選手、中島が怪我から復帰してスタメンからはずされましたが中島をサード、中村をファーストかDHに回してでも使い続けてほしい。)」と書かせていただいた時のこととなります。



 現在でもユーチューブで「高校野球史上 最強の1番打者! 浅村栄斗(大阪桐蔭)」を見ることができます。6分57秒と少し長いですが是非ご確認ください。浅村の内角球の捌き方の素晴らしさが高校時代から見せている天性のものであると当ブログが主張している理由がよく分かると思います。後半は守備特集になりますが、6分27秒の体を反転させて三塁に走る二走を刺す場面は必見です!甲子園がどよめいていますよ。





 

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