2013年10月27日日曜日

16年 名古屋vs大洋 3回戦


5月3日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 1 0 0 0 1  2 名古屋 9勝9敗 0.500 河村章
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 大洋   11勝7敗 0.611 三富恒雄 野口二郎 浅岡三郎

勝利投手 河村章     5勝1敗
敗戦投手 三富恒雄 1勝4敗

勝利打点 なし


河村章、粘りの完封

 4回まで無安打の名古屋は5回、一死後吉田猪佐喜が四球を選んで出塁、服部受弘の遊ゴロは併殺コースに飛んだがショート濃人渉が二塁に悪送球して一死二三塁、大洋ベンチは堪らんとばかりに先発の三富恒雄から野口二郎にスイッチ、芳賀直一はカウントツーツーからスクイズを敢行するが外されて芳賀は三振、三走吉田は三本間に挟まれるがサード高橋輝彦からの本塁送球が逸れる間に吉田が生還して1点を先制する。翌日の読売新聞によると「佐藤の三塁への走者追い返しが足らずために三塁手の本塁悪投を誘発」したとのこと。挟殺プレーの際にキャッチャー佐藤武夫が十分に三走吉田を三塁ベースに追い詰めなかったことがサード高橋による悪送球の原因であったと論じている。このようなレベルの高い論評は当然、鈴木惣太郎によるものです。

 1点リードされた大洋は6回から野口二郎を打者一人でライトに回し、浅岡三郎をマウンドに送る。
 5回まで無安打ながら1点を先制した名古屋は6回、先頭の石丸進一がチーム初ヒットとなる左前打を放って出塁、しかしキャッチャー佐藤からの牽制球にタッチアウト、河村章が四球で出塁、トップに返り木村進一の右前打で一死一二塁、しかし桝嘉一は遊飛、本田親喜は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。


 7回先頭の大沢清の中前打、8回一死後河村章の左翼線ヒットを生かせなかった名古屋は9回、一死後大沢がストレートの四球で出塁、吉田の左翼線ヒットで一死一三塁、吉田が二盗を決めて、服部が四球を選んで一死満塁、芳賀の左犠飛で貴重な追加点をあげる。

 河村章は4回を除いて毎回走者を出しながら8安打4四球1三振で今季2回目の完封、5勝目をあげる。


 甲子園球場で予定されていた阪急vs黒鷲戦、阪神vs南海戦は雨のため順延となった。







                  *河村章は8安打完封で5勝目をあげる。







 

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