7月2日 (金) 西宮
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 1 0 0 6 0 1 2 2 14 タイガース 36勝12敗1分 0.750 若林忠志-藤村富美男
1 0 0 0 2 0 0 0 0 3 大東京 18勝27敗3分 0.400 桜井七之助-村田重治
勝利投手 藤村富美男 4勝1敗
敗戦投手 桜井七之助 0勝5敗
二塁打 (タ)景浦、奈良2、藤村 (大)鬼頭2
三塁打 (タ)奈良、門前、藤井
本塁打 (タ)岡田 1号
タイガース、うっ憤を晴らす圧勝
どうやら石本秀一監督のカミナリが落ちたようだ。前日6失策でゲームを落としたタイガースは初回から攻撃の手を緩めず16安打14得点、守っても無失策。
タイガースは初回、松木謙治郎四球、藤井勇右前打、山口政信が送り景浦将四球で一死満塁、五番に下げられた奈良友夫が中前に2点先制タイムリーを放ち2-0。大東京はその裏、トップの鬼頭数雄が右翼線二塁打、大友一明右前打、水谷則一の三前内野安打で無死満塁、浅原直人の左犠飛で1点を返し1-2。しかしここは若林忠志が踏ん張り後続を抑える。
タイガースは2回、一死後石本監督は一回を投球しただけの若林に代えて藤村富美男を代打に送る。石本監督の気魄にタイガースナインは震え上がったのではないか。藤村中前打と盗塁、更にキャッチャー悪送球で三塁に進み岡田宗芳の中犠飛で3-1。2回から藤村がマウンドに上る。
タイガースは5回、山口四球、景浦左翼線二塁打、奈良左中間二塁打、門前真佐人左越え三塁打、藤村四球、岡田が右翼スタンドにスリーランホームランを放ちこの回一挙6点。大東京はその裏鬼頭、大友、水谷の三連打で2点を返すがタイガースは終盤に5点を追加して14-3で圧勝。
このカードはタイガースが6勝1敗1引分であったが近藤久が健闘して本日の8回戦以外は好ゲームに持ち込んでいる。
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