2010年7月18日日曜日

12年春 イーグルスvs阪急 7回戦

6月26日 (土) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 0 0 0 2 イーグルス 8勝36敗    0.182 藤野文三郎
1 0 1 2 0 0 1 0 X 5 阪急    23勝20敗2分  0.535 笠松実


勝利投手 笠松実    6勝6敗
敗戦投手 藤野文三郎 1勝4敗


二塁打 (阪)山下好


北井正雄、連日の快打


 イーグルスは五番にライト杉田屋守が入る。杉田屋は4月29日以来の外野スタメン、当ブログでは再三にわたって杉田屋を外野に戻すべきと提言してきたが流石に前日の3失策に懲りたか。
 イーグルスは初回、トップの野村実中前打、中根之の一塁線ドラッグバントが内野安打となり無死一二塁、バッキー・ハリスはセオリー通り三塁前に送りバントを決めて一死二三塁。基本に忠実な攻撃に好感がもてる。この回は後続がなく無得点に終わるがこの姿勢が大事。

 阪急は1回裏、トップの黒田健吾がピッチャー強襲ヒット、西村正夫の一塁前バントが内野安打となりこちらも無死一二塁、宮武三郎は当然強攻策に出て中飛に倒れるが山下好一のタイムリーで1点を先制。
 イーグルスは2回、一死後杉田屋に代わってサードに入る辻信夫が中前打で出塁、二死後野村四球、中根中前打で二死満塁、ここでハリスが中前に2点タイムリーを放って2-1と逆転。しかし阪急は3回、山下好一右前打、北井正雄が送って上田藤夫の左前タイムリーで2-2の同点。

 阪急は4回、一死後西村中前打、二死後山下好一が右中間に二塁打を放ち西村が生還、更に北井が右前タイムリーで続き4-2とする。阪急は7回、一死後笠松実四球、2回の黒田の四球の際に代走に起用されそのままサードに入る倉本信護が四球を選び二死後宮武が中堅左にタイムリーを放って5-2とする。
 笠松実は8安打を許すも2四球4三振の完投で6勝目。藤野文三郎は8安打9四球、阪急は大量に走者を出しながら15残塁を記録する。


 北井正雄は6月12日の奇跡の快投以降打撃に専念している。15日の大東京戦以降9試合で36打数15安打5打点5盗塁、打率4割1分7厘。今節は17打数8安打、打率4割7分1厘と快打を飛ばしている。

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