2010年7月12日月曜日

12年春 金鯱vs阪急 5回戦

6月23日 (水) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 2 0 0 0 0 0 1 4 金鯱 15勝25敗1分 0.375 鈴木鶴雄-中山正嘉
1 0 3 0 2 0 0 3 X 9 阪急 21勝19敗2分 0.525 重松通雄-笠松実


勝利投手 笠松実   5勝6敗
敗戦投手 中山正嘉 3勝7敗


二塁打 (金)小林利 (阪)山下好


阪急、ミスに乗じて加点


 金鯱は初回、四球の黒澤俊夫一塁、ヒットの島秀之助三塁の二死一三塁からダブルスチールを決めて1点を先制。俊足黒澤が四番に座るとこれができる。

 阪急は1回裏、トップの西村正夫が中前打で出塁、上田藤夫四球、山下好一の遊ゴロをショート濃人渉がはじき西村は三塁を蹴ってホームに向かう、バックアップのレフト黒澤の本塁送球が悪送球となり1-1の同点。
 金鯱は3回、濃人、島が連続四球、小林利蔵が送って小林茂太の右前打で二者還り3-1。阪急は3回裏、西村二失、上田、山下好一連続四球の一死満塁から四番北井正雄が右犠飛を打ち上げて1点差に迫り、黒田健吾の2点中前タイムリーで4-3と逆転に成功。

 一進一退の攻防はここまで、阪急は5回、西村二失、上田四球から山下好一が右翼線に二塁打を放ち6-3。更に8回、林信一郎右翼線安打、西村左前打、山下好一四球で一死満塁、北井が投手強襲ヒットを放ち7-3、黒田の二ゴロはセカンドに転送されるが併殺を焦ったショート濃人の一塁悪送球で2点追加して9-3とする。金鯱は最終回、手痛いエラーを二つ犯した濃人が左前打で出塁、小林利の右越え二塁打で1点返すもここまで。

 阪急は重松通雄から笠松実にリレーして快勝。金鯱の6失策に対して阪急は1失策、守りの差が得点差につながったゲームであった。

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