2010年7月12日月曜日

12年春 イーグルスvsセネタース 5回戦

6月23日 (水) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 4 1 0 0 0 5 イーグルス  8勝33敗 0.195 藤野文三郎-畑福俊英
3 0 2 0 0 0 0 3 X 8 セネタース 24勝18敗  0.571 野口明


勝利投手 野口明  16勝4敗
敗戦投手 畑福俊英 5勝17敗


三塁打 (イ)寺内 (セ)綿貫、北浦


北浦三男、殊勲の満塁走者一掃三塁打


 セネタースは初回、中村信一が内野安打で出塁するも盗塁失敗、しかし二死後苅田久徳が三前内野安打とサードの一塁悪送球で二塁に進むと、尾茂田叶が左翼線にタイムリーを放ちバックホームの間に二進、綿貫惣司三失、野口明中前タイムリーで続きこの回3点を先制。更に3回、苅田左前打、尾茂田右翼線二塁打、綿貫左中間三塁打の三連打で2点を追加し5-0とする。

 ところがイーグルスは5回、田村稔四球、中根之二塁内野安打、バッキー・ハリス四球で二死満塁とするとサム高橋吉雄中前タイムリー、小島利男押出し四球、杉田屋守左前2点タイムリーで4点返して4-5と1点差に迫る。更に6回、二死から寺内一隆の中越え三塁打と中根のタイムリーで遂に5-5の同点に追い付く。

 しかしセネタースは8回、武田勇中前打、横沢七郎左前打、中村信四球の二死満塁から北浦三男が殊勲の走者一掃三塁打を放ち8-5とする。

 中盤崩れかけた野口明は終盤持ち直し、8安打4四球8三振の完投で16勝目をあげてエースの意地を見せる。

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