１２年春 タイガースvs名古屋 ６回戦

6月24日 （木） 洲崎


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0　タイガース　３４勝９敗１分　0.791　御園生崇男
0 0 1 0 0 0 0 0 X 1　名古屋　　  １６勝２８敗　　 0.364　 遠藤忠二郎


勝利投手　遠藤忠二郎　３勝３敗
敗戦投手　御園生崇男　７勝２敗


二塁打　（名）桝


遠藤忠二郎、大金星


　タイガースは初回、2つの四球と2盗塁で二死二三塁のチャンスを作るが山口政信が遊ゴロに倒れて得点できず。この後は名古屋先発遠藤忠二郎の超スローボールを交えた投球に翻弄され7回まで無安打無得点に抑えられる。

　名古屋は3回、二死後石丸藤吉が遊越え安打、桝嘉一が三遊間を破り二死一三塁、ここで小島茂男が中前にタイムリーを放ち1点を先制。タイガース先発の御園生崇男はいつもながらの安定した投球で名古屋も追加点はならず。

　タイガースは8回、広田修三の代打門前真佐人が中前に初ヒットを放ちノーヒットノーランの悪夢から逃れるが得点はならず。9回にも先頭の松木謙治郎が二塁内野安打で出塁するが後続なし。

　遠藤忠二郎はタイガース打線を2安打3四球3三振に抑えて完投で3勝目をあげる。遠藤は5月13日に続いてタイガース戦二度目の完投勝利。タイガースは昨日軟投派の木下博喜に苦戦したが遠藤は超スローボールを交える輪をかけた軟投派であり、週末の澤村との決戦を控えるタイガース打線は最後までタイミングを掴むことができなかった。名古屋はタイガース戦通算3勝3敗のタイに持ち込む大金星。