2014年8月6日水曜日

16年 朝日vs大洋 13回戦


11月15日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 朝日 25勝58敗1分 0.301 福士勇 山本秀雄
0 0 2 0 0 4 0 0 X 6 大洋 45勝37敗3分 0.549 古谷倉之助 浅岡三郎

勝利投手 浅岡三郎 11勝6敗
敗戦投手 福士勇     17勝28敗

勝利打点 なし

ファインプレー賞 (朝)広田修三 3


大洋、6安打で6得点

 大洋は初回、2四球とヒット1本で二死満塁のチャンスをつかむが山川喜作の三ゴロをファーストの広田修三が好捕して無得点。

 朝日は3回、一死後坪内道則が四球で出塁すると二盗に成功、前田諭治の遊ゴロをショート濃人渉がエラー、鬼頭政一が四球を選んで一死満塁、岩田次男の中犠飛で1点を先制する。

 大洋は3回裏、先頭の中村信一が中前打で出塁、森田実も中前打で続き、濃人の三前バントが内野安打となって無死満塁、四番ピッチャー古谷倉之助が押出し四球を選んで1-1の同点、石井豊の遊ゴロが「6-4-3」と転送されてダブルプレーとなる間に三走森田が還って2-1と逆転に成功する。結局、この得点が決勝点となったが石井には打点は記録されないので勝利打点は「なし」となる。

 押出し四球を選んだ古谷に代走村松長太郎を起用した大洋は4回から二番手として浅岡三郎がマウンドに上がる。朝日も4回から先発の福士勇を下げて山本秀雄を二番手としてマウンドに送り込む。

 大洋は6回、先頭の石井が四球で出塁、山川の一塁線バントが内野安打、野口二郎がストレートの四球を選んで無死満塁、佐藤武夫が押出し四球を選んで3-1、織辺由三の三ゴロで三走山川は本封、トップに返り中村の二ゴロをセカンド戸川信夫が二塁に悪送球、白球が転々とする間に3人の走者がホームに還って6-1として試合を決める。高価なエラーとなった。

 リリーフの浅岡三郎は6イニングを2安打2四球無三振無失点に抑えて11勝目をマークする。


 大洋は6安打で6得点、苅田久徳監督を欠いても効率の良い攻撃は変わらない。




 

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